【騒乱荊街】其の生命は落葉に埋まる

12月末、深夜になればワールドスワップが行われる日。
しかし、住民にそんな事はわからない。

普段通りの日常を送っている。

【創藍荊街No.27のイベントです。
 招待者以外の書き込みは御遠慮ください】

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> 成鐘(899)
成鐘(ENo.899)
「父様、こんな時くらい……
 助けてくれよ……」


 今の成鐘には片手しかないが、
 ガラスのケースから取り出し、持ってみる。

 思ったよりも軽いその刀に触れると
 その身に巣食う病が薄れる気がした。

 直ぐに地面を蹴って、元来た道を戻る。
 行きと違ってその身体は軽かった。

「寺田、無事で居ろよ!!」
2/12 03:15:45
> 成鐘(899)
成鐘(ENo.899)
「父様……」


 見上げた先に、紅い刀がある。

 かつて、父が振るった刀。
 そして、友が振るった刀。

(使い方、アイに教わっときゃよかった)


(続)
2/12 03:11:40
> 成鐘(899)
 (ENo.899)
「………いいから歩け……!!」

 自分を叱咤して、
 棒のような足を再び縦にする。
 普段なら召使いが運んでくれていた。
 しかし、今はいない。

 鋼鉄製の壁に手を添えると、
 青く光った壁が解けるように消えていく。

 片足を引きずりながら
 血の弾丸の保管室へたどり着いた。

(拳銃、落としちまったんだよな……)

 普段なら異能で簡単に拳銃を取り寄せられる。
 でも、それもない。

(……やっぱり、コイツを使うしかねぇか)

(続)
2/11 23:19:35
> 成鐘(899)
 (ENo.899)
 ドッと前のめりに倒れた。

 足が自分のものとは思えない。

 切り離されたかのように、感覚がなかった。

(畜生……
 こんなこと、している……場合じゃないのに……

 今この瞬間だって、寺田は……

 寺田……うまく逃げて、くれてるかな……)
2/11 22:01:10
 (ENo.899)
 寺田と別れてからすぐ。
 エレベーターで暗い部屋を進む。

 エレベーターがとまると、一歩踏み出す。
2/11 21:46:14
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