【デスアナアフター】Sleep tight
・品性のかけらもない台詞回しや行動をするキャラクターが登場します。
・ルーム主の許可を得た人のみ書き込み可能です。
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
「約束はしなくていいわ。
過去のこと考えるだけで頭真っ白になんのに
これから先の約束なんかしたって
無責任なだけだし……。
あんたがこの世界に来たくなった時に来て。
私は私で何とかやるから。
もしまたここへ来ることがあって、
そん時私がもっとマシな人間になれてたら……
そうね……
次はあんたの話聞かせてよ、
牧場でも孤児院のことでも何でも」
過去のこと考えるだけで頭真っ白になんのに
これから先の約束なんかしたって
無責任なだけだし……。
あんたがこの世界に来たくなった時に来て。
私は私で何とかやるから。
もしまたここへ来ることがあって、
そん時私がもっとマシな人間になれてたら……
そうね……
次はあんたの話聞かせてよ、
牧場でも孤児院のことでも何でも」
1/15 23:53:30
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
<涙で曇った息遣いだけが聞こえてきて、
一つ一つの言葉への反応が中々見られない。
くしゃりと持ったハンカチを
何度も目にあてている>
「……
結局……
自分で考えるしかないのよね……」
<ようやく一言絞り出し、
最後に強く拭ってからハンカチを退かした>
続
一つ一つの言葉への反応が中々見られない。
くしゃりと持ったハンカチを
何度も目にあてている>
「……
結局……
自分で考えるしかないのよね……」
<ようやく一言絞り出し、
最後に強く拭ってからハンカチを退かした>
続
1/15 23:29:38
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生活補助AI“バトライザー”(942)
サドラ(1317)
ラクト(ENo.1320)
「好きにしろよ。
ウソを抱えて生きている奴もいる。
さっきも言ったように、俺の過去も作られた設定で、似たようなもんだ」
紫の光とともにシルクのハンカチが生成されて、投げられる。
頭の上に落ちてくるだろう。
「俺みたいに他人に期待しないように生きるか、
これからもなにかすがる縁を探すか、
その二択からも外れるように生きるか、
考える時間だけはたくさんあるだろう?」
タバコの匂いが薄まる。
話しているうちに、帰ると言った一本の火は消えたようだ。
しかし咥えたまま。
「次あった時の宿題にするかい?」
ウソを抱えて生きている奴もいる。
さっきも言ったように、俺の過去も作られた設定で、似たようなもんだ」
紫の光とともにシルクのハンカチが生成されて、投げられる。
頭の上に落ちてくるだろう。
「俺みたいに他人に期待しないように生きるか、
これからもなにかすがる縁を探すか、
その二択からも外れるように生きるか、
考える時間だけはたくさんあるだろう?」
タバコの匂いが薄まる。
話しているうちに、帰ると言った一本の火は消えたようだ。
しかし咥えたまま。
「次あった時の宿題にするかい?」
1/15 02:38:30
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
「……もう全部終わったことだから
忘れた方がいいって
ここの職員にも言われるし
自分でもそう思うわ。
でも忘れられる気がしない。
鏡見るだけでも
お兄ちゃんやママの面影が浮かぶのよ。
私の人生が丸ごとウソだって頭で分かっても
髪とか、目、爪……
言葉遣いとか、仕草や、性格とか……
私の全部が思い出の上に成り立ってるのに……
一体どうやって忘れたらいいのよ……
辛い時の気晴らしを教えてくれたり
お前はダメな子なんかじゃないって
言ってくれたのも家族だったのに……
……
どうしてこうなっちゃったんだろ……?
私は他にどうすれば良かったのよ……」
<長話の末ついに喉がつかえた。
伏せた顔を伝って
サドラの手元にはたはたと水滴が落ちる。
あなたからすると珍しくもないが、
彼女にとっては久しぶりに見たしずくだ。
エデンの底のくらやみを這い回る内に
いつしか出てこなくなっていたものだった>
忘れた方がいいって
ここの職員にも言われるし
自分でもそう思うわ。
でも忘れられる気がしない。
鏡見るだけでも
お兄ちゃんやママの面影が浮かぶのよ。
私の人生が丸ごとウソだって頭で分かっても
髪とか、目、爪……
言葉遣いとか、仕草や、性格とか……
私の全部が思い出の上に成り立ってるのに……
一体どうやって忘れたらいいのよ……
辛い時の気晴らしを教えてくれたり
お前はダメな子なんかじゃないって
言ってくれたのも家族だったのに……
……
どうしてこうなっちゃったんだろ……?
私は他にどうすれば良かったのよ……」
<長話の末ついに喉がつかえた。
伏せた顔を伝って
サドラの手元にはたはたと水滴が落ちる。
あなたからすると珍しくもないが、
彼女にとっては久しぶりに見たしずくだ。
エデンの底のくらやみを這い回る内に
いつしか出てこなくなっていたものだった>
1/15 01:10:32
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サドラ(1317)
ラクト(1320)
<サドラは訥々と語った。
時系列が度々飛んだり戻ったりして
聞き辛いところがあったかもしれないが、
ラクトはサドラが辿った道筋について
概ね把握することとなるだろう。
“佐渡晴之進”や“ラツカ”の名前も。
あなたはエデンにそういう名の人物が
実在したことを知っていても良い。
どちらも顔を確認できる機会は
かなり限られていただろうが……。
ただ、拷問の下りだけは
「色々痛い目に遭った」という
簡素な一言に集約されていたが>
続
時系列が度々飛んだり戻ったりして
聞き辛いところがあったかもしれないが、
ラクトはサドラが辿った道筋について
概ね把握することとなるだろう。
“佐渡晴之進”や“ラツカ”の名前も。
あなたはエデンにそういう名の人物が
実在したことを知っていても良い。
どちらも顔を確認できる機会は
かなり限られていただろうが……。
ただ、拷問の下りだけは
「色々痛い目に遭った」という
簡素な一言に集約されていたが>
続
1/15 00:50:25
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サドラ(1317)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.942)
「“その人”と私は肉体的には
確かに血が繋がってたわ。
“その人”は記憶にあるより
だいぶ老け込んでたけど、
あの目を見た時には
間違いなく本物の兄貴だって思った。
でも違ったの。
兄貴じゃなかった。
相手が偽物だった訳じゃなくて、
……わ、
私の方が
“その人”の姉さんの、
偽物だった……
つまり複製体だった……
……って、ことみたいで……
…………
妹だと思ってたの私だけだから
受け入れてもらえる訳なかった」
続
確かに血が繋がってたわ。
“その人”は記憶にあるより
だいぶ老け込んでたけど、
あの目を見た時には
間違いなく本物の兄貴だって思った。
でも違ったの。
兄貴じゃなかった。
相手が偽物だった訳じゃなくて、
……わ、
私の方が
“その人”の姉さんの、
偽物だった……
つまり複製体だった……
……って、ことみたいで……
…………
妹だと思ってたの私だけだから
受け入れてもらえる訳なかった」
続
1/15 00:47:54
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
<香りでタバコの存在を察する。
サドラは目を背けたまま頷いて
何秒かしてから口を開いた>
「兄貴を探しにエデンへ来たって
言ってたでしょ、私。
あんたが居なくなった後も
必死に調べ回ってて……
結局見つかったのよ、兄貴が。
いや……あれを“見つかった”とは
言えないのかもしれないけど」
<一拍、二拍と深呼吸する>
続
サドラは目を背けたまま頷いて
何秒かしてから口を開いた>
「兄貴を探しにエデンへ来たって
言ってたでしょ、私。
あんたが居なくなった後も
必死に調べ回ってて……
結局見つかったのよ、兄貴が。
いや……あれを“見つかった”とは
言えないのかもしれないけど」
<一拍、二拍と深呼吸する>
続
1/15 00:45:31
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
「あんたねぇ……」
<身もふたもないコメントで
呆れ混じりの苦笑を洩らす。
期待しないと述べる当人は
サドラからすれば
“助けを期待すらできない時”に限って
助け舟を寄越してくる人物だ。
おかしな縁だ、とサドラは思った>
続
<身もふたもないコメントで
呆れ混じりの苦笑を洩らす。
期待しないと述べる当人は
サドラからすれば
“助けを期待すらできない時”に限って
助け舟を寄越してくる人物だ。
おかしな縁だ、とサドラは思った>
続
1/15 00:42:21
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生活補助AI“バトライザー”(942)
サドラ(1317)
ラクト(ENo.1320)
背を向けて、新しくタバコに火をつける。
「この一本で帰る。
約束する返答も、
言いたいことも……
好きにしろ。
ずっと傍にいるとか臭いこともできねぇし、
励ますってのは俺には難しいが、
今だけでも、壁ぐらいはできるだろう」
「この一本で帰る。
約束する返答も、
言いたいことも……
好きにしろ。
ずっと傍にいるとか臭いこともできねぇし、
励ますってのは俺には難しいが、
今だけでも、壁ぐらいはできるだろう」
1/14 20:28:46
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生活補助AI“バトライザー”(942)
サドラ(1317)
ラクト(ENo.1320)
「俺がきてやったんだから元気出せとは思ってるし」
自己肯定感。
「でも元気と空元気は違うだろうが。
しかし俺は他人に期待しない。
なにかあってもやり過ごすコツだ」
(続)
自己肯定感。
「でも元気と空元気は違うだろうが。
しかし俺は他人に期待しない。
なにかあってもやり過ごすコツだ」
(続)
1/14 20:25:50
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
「こんなとこあんたにだけは
見せたくなかった……」
<糸に引かれるように顔を背ける。
視線は無地の壁を彷徨って
話の切り口を探そうとしているらしい。
少し待っていれば
物言いたげに身動ぎしている唇が
語り出すだろう。
何かしら、気分の悪い話を>
見せたくなかった……」
<糸に引かれるように顔を背ける。
視線は無地の壁を彷徨って
話の切り口を探そうとしているらしい。
少し待っていれば
物言いたげに身動ぎしている唇が
語り出すだろう。
何かしら、気分の悪い話を>
1/14 19:46:32
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生活補助AI“バトライザー”(942)
ラクト(1320)
サドラ(ENo.1317)
「生きてるんだからもっと戦えって
そう言われてんのかと思った」
<サドラの周りで張り詰めていた
大きな緊張感の糸、
その一つが緩んだ。
同時に戸惑いをはじめとする
様々な感情がグリーンの目の奥で
入り乱れ始める>
「前まであんたに散々元気出せとか
言ってたくせに、私……
いやあんたにだけじゃなくて
色んなヤツに励ましのつもりで
薄っぺらいことばっか言ってきて、
今になって……
こんな……」
続
そう言われてんのかと思った」
<サドラの周りで張り詰めていた
大きな緊張感の糸、
その一つが緩んだ。
同時に戸惑いをはじめとする
様々な感情がグリーンの目の奥で
入り乱れ始める>
「前まであんたに散々元気出せとか
言ってたくせに、私……
いやあんたにだけじゃなくて
色んなヤツに励ましのつもりで
薄っぺらいことばっか言ってきて、
今になって……
こんな……」
続
1/14 19:40:49