ウルタール芸能事務所応接室
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加田住 レン(1335)
不動 綾人(ENo.1336)
「ハハ、女の子は急に「部屋取ってあるよ」なんて言われたら準備がなくて困るからやめとけよ」
なぜかおっさんに向けたアドバイスをしながら手を離す。
遊び慣れしたおっさんの言葉には説得力があった。
「ちょっと待って、挨拶だけさせてくれ」
鍵を取り出すレンを制して提げていた紙袋を見せた。
──今の状態を外部の者にあまり見られたくなく、しかし喫茶店という性質上誰が入ってくるかわからないので早いところ撤退したいということなのかもしれない。
そう思いながらも、客として招かれた以上最低限の礼節は欠かさない。
誰かが入ってきて困ることがあるなら自分の認識阻害術でなんとかしようと考えつつ、カウンターに向かい金髪の青年に声をかけた。
「どうも、不動綾人という者です。挨拶が遅れてすまないね、今日はよろしく。
土産を持ってきたんだけど、ここで預かってもらったらいいかな?
事務所の皆さん用と、猫がいっぱいいるって聞いてたから猫用にもいくつか持ってきたんだけど。よかったら」
レンはこれから自分と応接室に行くのだから事務所用の土産を渡しても持て余すだろうから、レン用の土産のみ応接室まで持って行って後で渡すとしよう。
ちなみに土産の中身は、事務所用の方はサワースティックで有名な王室御用達のクッキーセット。
猫用に持ってきたのはチュールと猫用の鰹節。
「俺猫飼ったことないからよくわからないんだけど、人間の食べるもの食べたら身体に悪いんだってね?
これなら大丈夫だろうって猫飼ってる友人に聞いて持ってきてみたんだけど、口に合わなそうなら持って帰るから大丈夫だよ」
そう付け加えながらとりあえずカウンターに土産を置いた。
もし所長に直に持って行けと言われでもすればこの場は引っ込めるだろう。
なぜかおっさんに向けたアドバイスをしながら手を離す。
遊び慣れしたおっさんの言葉には説得力があった。
「ちょっと待って、挨拶だけさせてくれ」
鍵を取り出すレンを制して提げていた紙袋を見せた。
──今の状態を外部の者にあまり見られたくなく、しかし喫茶店という性質上誰が入ってくるかわからないので早いところ撤退したいということなのかもしれない。
そう思いながらも、客として招かれた以上最低限の礼節は欠かさない。
誰かが入ってきて困ることがあるなら自分の認識阻害術でなんとかしようと考えつつ、カウンターに向かい金髪の青年に声をかけた。
「どうも、不動綾人という者です。挨拶が遅れてすまないね、今日はよろしく。
土産を持ってきたんだけど、ここで預かってもらったらいいかな?
事務所の皆さん用と、猫がいっぱいいるって聞いてたから猫用にもいくつか持ってきたんだけど。よかったら」
レンはこれから自分と応接室に行くのだから事務所用の土産を渡しても持て余すだろうから、レン用の土産のみ応接室まで持って行って後で渡すとしよう。
ちなみに土産の中身は、事務所用の方はサワースティックで有名な王室御用達のクッキーセット。
猫用に持ってきたのはチュールと猫用の鰹節。
「俺猫飼ったことないからよくわからないんだけど、人間の食べるもの食べたら身体に悪いんだってね?
これなら大丈夫だろうって猫飼ってる友人に聞いて持ってきてみたんだけど、口に合わなそうなら持って帰るから大丈夫だよ」
そう付け加えながらとりあえずカウンターに土産を置いた。
もし所長に直に持って行けと言われでもすればこの場は引っ込めるだろう。
5/11 20:32:01
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加田住 レン(1335)
不動 綾人(ENo.1336)
レンの髪色については、「今年は毛先にホワイトベージュ入れるグラデーションカラーが流行ってるし良いんじゃないか?似合うよ」と褒めた。
綾人は流行に敏感で美的センスも高いので信用しても良いだろう──自分の服装に関してはたまにワンポイント足す程度でさほど流行を取り入れてはいないが。
触れられるのが苦手そうな様子や、実際触れられると緊張が解けて掌にすり寄ってくるのが、人間に慣れていない猫のようで微笑ましさに目を細めた。
レンの存在は以前から特殊性があり、現在はさらにそれが深まったともいえるが、心は普通の女の子なのだ。少なくとも、綾人にはそう感じられた。
先ほどレンは「必要な事は後で話すね」と言っていた。
この異界の創造主の気配を纏ったレン。
何事もなかったかのように「普通の女の子」として生きるのは容易ではないのかもしれない。
だが、自分にできることならどうにかしてやりたいと思った。
やはり、天秤は五分から傾いた。
→
綾人は流行に敏感で美的センスも高いので信用しても良いだろう──自分の服装に関してはたまにワンポイント足す程度でさほど流行を取り入れてはいないが。
触れられるのが苦手そうな様子や、実際触れられると緊張が解けて掌にすり寄ってくるのが、人間に慣れていない猫のようで微笑ましさに目を細めた。
レンの存在は以前から特殊性があり、現在はさらにそれが深まったともいえるが、心は普通の女の子なのだ。少なくとも、綾人にはそう感じられた。
先ほどレンは「必要な事は後で話すね」と言っていた。
この異界の創造主の気配を纏ったレン。
何事もなかったかのように「普通の女の子」として生きるのは容易ではないのかもしれない。
だが、自分にできることならどうにかしてやりたいと思った。
やはり、天秤は五分から傾いた。
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5/11 12:33:10
加田住 レン(ENo.1335)
撫でられるのを楽しんだ後、レンはそちらを見上げて首を傾げた。
「喫茶店の入り口で戯れるのもなんだし、移動する?
事務所の部屋の鍵預かってるからそこでゆっくりしようよ」
そういって部屋の鍵をとりだして見せてから…少し変な顔をした。
「あー、なんか今の女の子を誑かす時のおっさんみたいだった……」
身も蓋もない。
「喫茶店の入り口で戯れるのもなんだし、移動する?
事務所の部屋の鍵預かってるからそこでゆっくりしようよ」
そういって部屋の鍵をとりだして見せてから…少し変な顔をした。
「あー、なんか今の女の子を誑かす時のおっさんみたいだった……」
身も蓋もない。
5/11 03:38:25