ウルタール芸能事務所応接室

導入は別の場所かも

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> 加田住 レン(1335)
不動 綾人(ENo.1336)
「へえ、レンが焼いたのか?」

レンに土産を渡した後席につき、出された苺タルトを感心したように眺めた。
ミルクティーもタルトに合うよう作ってくれるあたり、かなり料理に凝っているようだ。

「美味しそうだ。いただきます」

積もる話もあるが、まずは供応を受けるとしよう。手を合わせてからタルトを口に運んだ。

「うん、美味い。このカスタードの甘さ、苺とよく合うし……うん、やっぱり。紅茶はミルクを少なめにしてタルトの甘さと紅茶の渋みがちょうど良く合うようにしてくれてるな。やるじゃん」

にいと目を細めてそう言う。
女の子に対する褒め方としてはいささかフランクだが、妹のように思っているレンが思った以上に物事を上手にやってのけたとなると、素直な感想がこれなのだ。
5/24 11:19:42
> 加田住 レン(1335)
不動 綾人(ENo.1336)
その応接室の扉が閉まった時、綾人はこの部屋が外部の干渉の一切を受け付けない場であると認識した。
生半可な結界術などではない。文字通り、「異なった世界」であるこの事務所内で隔絶された空間としてこの部屋は存在している。

桔梗院は怪異や異界の発生を察知するために日本全土を観測している。
その中枢は綾人には知る由もないが、呪力を持った退魔師がどのような行動をしているかいつ監視されていてもおかしくないと捉えている。

退魔師同士の密談の際は認識阻害結界を張り巡らせ話の内容や行動を外部の者に悟らせないようにするのが定石であるが、全ての退魔師の認識を誤魔化しきれるとも限らない。

しかし、この場においては”何をしても誰にも知られることがない”と感じられる。

それは綾人にとっても好都合と言えた。
いつでも桔梗院や他の退魔師に隠したいことを抱えている身なのだから。
5/24 11:18:05
特別応接室は特に豪華というわけでもなく。
それでも簡易的なものは備わっておりそこで改めて紅茶の準備を済ませるとレンはケーキとお茶を綾人と自分の前に配膳した。

「口に合うといいけれど」

苺タルトはレンの好物であり、今回綾人が来るのに合わせて焼いておいたものだという。
さっくり焼き上げたタルトに甘さ控えめのカスタード、その上に磨いた苺が敷き詰めてあるオーソドックスな物。
ミルクティはすでにミルクを加え出来上がったものが置かれている。

「好みでっていうのも考えたんだけどねーこのタルトにはこれがベスト!……っていう塩梅にしてみたよ。
召し上がれ」

そういって綾人からみて正面のソファーに腰掛ける。

「ほんと、久しぶり」
5/20 23:09:03
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