殺人喫茶「赤とんぼ」

表向きはインスタ映えしそうな喫茶店だが、実は殺人鬼が多く出入りしている喫茶店。店主は当然情報屋。

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> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「ま、そういうのってきっと大なり小なり、みんなもってるだろうから気にしなくてもいいよね」

細かく言えば"性格"だって、個人個人の特殊な能力なのだ

「そう?あちこちの世界行き来してたら普通に思えてきちゃった。───…結構、つらそうだね。やっつけちゃえばいいのに」
11/3 13:42:30
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……普通じゃあ、ないだろうねぇ」

それに確信を持ってはなさそうに、けれど決してそれが己の驕りでも無いという仕草。と言うより、それを最早やや疎ましそうに思っているようだった。

「……歳を取らない、ってのはまた、急にファンタジーになってきたなぁ」
そう告げてじい、と視線をまた向けてきたが…………そのままやや下気味に視線が落ちていった。そっちについつい釣られていくらしい。

「あぁ、うん、苦労って言うのかなぁ。虐められるかなぁ。私の事大っ嫌いなおじさんおばさん達に、隙を見てはネチネチとね」
11/2 00:32:13
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「……そういう言い方する、ってことは、うん。きっと普通じゃないものを持っちゃってるんだよね」

自ら深く追求、聞き出そうとはしない
それはもしかしたら古傷に触れることかもしれないから

「んーまぁ私はもう年を取ることがないし、そういう意味では年上なのかもだけど。あんまり大人に見られないんだよねえ」

なんでかなー、なんて笑いながら

「複雑な事情、ってやつだね。……苦労してる?」
11/1 22:11:50
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……それはまた、逞しい考え方だ。でもね、私は見えるから、うん。……"視えるから"さ」

1度ゆっくりと瞬きをして、自分の前の空のカップを見下ろす。
あるはずのない黒い水面を見つめていた。

「えぇ?変わらないの?……年上に思ってたけど、いやまぁ、そっかそっか。

……うん、そこが訳あり。と言うのも、本当の当代候補、と言うかなるはずだった私の『兄貴』が、色々あって居なくなってね。姉もそれを追っかけて行方が分からなくなっちゃったから、なし崩しに私にその席が回ってきたんだ。よく思わない人ばっかだったけど、なるしかないし、家もやむを得なかったみたいで」

殆ど私は二人の代換の当代ってこと。と締めくくる。
10/25 22:26:10
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「後ろ向きだと立ち止まるか躓くかだもん。自分に言い聞かせて気持ちだけでも前向きがいいよー」

気の持ちようが大事なら、形から入るのも悪くない
結果はきっと後からついてくるのです

「おうちが剣術道場で、その師範?私とそんなに変わらないのに偉いねぇ…。
 本来のじゃない、ってことはそのへんがワケありなんだね?」
10/25 19:20:37
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……そう。あはは、人類に前向きだなぁ、天月さんは」

そう呟く彼女は少しだけ、その言葉に眩しさと後暗さを抱いたように視線を逸らして眼を伏せて。

「……私の家、まぁちょっとした家系でね。代々に渡って、剣術指南をしてきてるんだ。道場というか、まぁそんなとこでね」

「私は、現在の家の道場の師範であり、まぁ、所謂当代ってものでさ。とはいっても、"本来の"ではないんだけども」
10/24 00:42:43
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「どんな人をとってもつまらない生い立ちなんて一つもないよ」

みんな物語の主人公なんだとか言い出しそうな雰囲気です

「ほらほら、せっかく相席までしてるんだし色々お話しよー」
10/23 15:49:16
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「うん。……人は結局、見た目を焼き付けて、そこから記憶を結びつけていくもの。名前が分からなければ、いや、わかってたって、きっと」

もう遠くの誰かなんだろうさ。と。

「……ん?あぁ、うん、全然大丈夫だよ。ただ、あんまり聞いてても、感想の浮かばないような生い立ちしてるよ?私、それでも良ければどんと聞いてよ」
10/19 12:50:49
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「そうそう、記憶なくして見た目も変わっちゃってたら別人だよねえ」

笑ってそう言ってみせる
当然、色々と思い悩んだ結果ではあるけれど

「なんだか私の話ばっかりになっちゃった。
 紗秧さんは…自分のコト聞かれても問題ないヒト?」

聞かれるのが厭な人もいるだろう、と念の為確認から入るのであった
10/19 10:55:49
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……そ、っか 」

それを聞いて、ふつ、と、浮かび上がりかけた何かを飲み込むように俯いてから、
ちびちびと飲まれていくミルクとコップを見遣り。

「……それなら、今の天月さんと、”前の世界の天月アヤという人”は、きっと別人なのかもね」
 

「振り向かないことがいい事だって、きっとあると思う。それなら、今より前のことは比べることも無くていいし」
10/18 13:11:06
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「当然調べたよ、でもそんな名前の学校も、地名もその世界にはなかった。
 後々、元いた場所のことはわかったけど…まぁ今の私にはもう関係のない場所だったよね」

残り少なくなったホットミルクちびちび

「今となっては別に記憶を戻そうとも思わないし、
 記憶が戻ったとして今の自分がどうなるかっていうのも、怖いしね」
10/17 15:34:12
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「学生証……があったってことは、少なくとも、記憶が無くなる前は何処かの学生だろうなぁ。その学生証に書かれてる学校って、なんか調べて情報出たりはしたの?」
学校とかの制度とかが分かれば大体の国籍や地域までは分かりそうだけど。等と顎に手を添えて考え始める。

「それに、学生証があるってだけで少なくとも小さな学校とかでもない、どちらかって言えば都会側にも考えられる。それだけでも範囲は絞れるし……ってそうだ、そもそも住所とかはなかった?」

……1つの事から随分深堀するような推論を立てる。変わった考え方と言えばそれまでだが、その冴え方が、あまり堅気の印象を与えない、ような。
10/17 08:09:03
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