殺人喫茶「赤とんぼ」

表向きはインスタ映えしそうな喫茶店だが、実は殺人鬼が多く出入りしている喫茶店。店主は当然情報屋。

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> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
この話はやめようと言われれば、そうだね、と小さく笑う
せっかくカフェで甘い香りに包まれるひとときである

「う、うーん。なんでだろうね?
 それも実は記憶がなくって…持ち物にあった学生証で自分の名前だけはわかったんだけど」

困っちゃうよね、と誤魔化すように笑ってみせる

「まぁ色んな人がいるし気にしなくていっかなー、って」
10/16 20:49:25
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……ううん、そう、なんだ。それだと、むしろ薄情なのは私か」

忘れたい、って考えることがあるからね。と零す。
空になった珈琲のカップを指で撫でながら、僅かに視線を落として。

「……刀って言うのは、振り回すことでその人間を現すけれど。貴女にとっては、きっと自分で見えないものを映してくる鏡なのかもしれないか。……いや、ごめん。この話題はそろそろ止そうか」

そう言って、肩を竦めた。

「……天月さんって外国人混じりなの?名前は和名っぽいけど、綺麗な金髪だし、目も綺麗で、あとかなりグラマラスだし。
両親のどっちか、米国の人とか?」
10/16 16:05:29
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「ほんとに憶えてないの、記憶がないから」

"こっち"の世界では2~3年より以前のことは何一つ覚えていないのだと続けて

「ぼかした言い方で現実から逃避しても仕方ないし、
 薄情でもそれが現実じゃしょうがないもん」

今でこそ言える言葉ではある
なくなった過去のことを見せられた時はそりゃー凹んだものである

「身体に染み付いてるから、記憶がなくても私の剣は殺人の剣なんだけどね」
10/16 13:14:15
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「はははは、……察するの得意なのに、隠すの下手過ぎますからね、私」
自分の隠せなさを恥じていた。ただ、それでも驚きというのは、相応のものでもあった。
……未だその手には吸い寄せられるように目が往く。

「悔いを刻むための刀だったから、救いなんて無かったよ。……うん、本当、何故だろうね、少ない程に、重いものだと感じる」

だからといって、目の前の相手の抱くだろう物を軽視する訳ではない。

「……憶えてない、なんて薄情な言い方しなくていいと思うな」
10/15 20:17:56
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「気遣ってくれたんだ。優しい人ですね、紗秧さん」

あの様子じゃあ大体の人はアレ?と思っちゃうだろうけど…それはそれである

「ん。人を斬った数に多いも少ないもないと思うけど、片手で足りるうちなら忘れないことはできそうだよね。
 私は一体何人を、どうやって殺したかもさっぱり憶えてなくってさ。そこに悔いがあるなら、尚更少ないにこしたことはないのかも」

慰めってわけじゃないけどね、とこちらも苦笑を返すのだった
10/15 19:39:56
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……言わないでおいたのになぁ」

呆気なく、伏せていたことを看過されたことに内心驚きながら、顔は傾ぐように苦笑して、ひらひらと手を振った。

「それは残念。……人殺しの手には、力を込めた時に浮かび上がるものがある。刃物で物を切る時の力のこめ方は、刃物で何を切ったかによって、その手の表面に……そう、手相のようなものが」
自分の手を、じ、と見た。

「かもしれないね。いや、私の場合はもう、男より女の人の方が好きなだけなんだけどさ。
……それに、私の手にも、薄くだけどそれが浮かんでるから、惚れられることも無いな、多分」
そう言いながら、見ていた手の指を”三本”立てる。
それが数字なのだろう。

「……やだね、ほんと」
━━━━━溜息のように、そう呟く。
10/15 11:12:57
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「…? そんなに綺麗かな?人並み程度の手入れしかしてないけど…」

鈍いなりに、体よく何かを誤魔化したことは理解る
だから、それ以上つっこもうとはせずに……

「残念ながら沢山人を殺めた手だよ、そんな手に惚れちゃだめだめ。
 にしてもなんだろ…剣客って気が多いのかな?」

冗談には冗談で返しつつ、笑う
10/15 09:30:32
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「…………ぁ、ううん、いやいや、何でもないよ。ちょっと、そう」
……繋いだ手の感触を確かめるように、手を握ったり開いたりしながら言葉を探し、ぽつりと。

「━━━これは、私が決して”視得無い”世界だなぁ」
何かを呟いていた。けれど、本当に小さな声だったから、聞き取れはしないだろうが。

「ちょっと天月さんの手が、触っただけで綺麗なのが分かってビックリしちゃったんだ。どんな手入れしてるのか分からないけど、肌も綺麗で瑞々しいというか、あはは!天月さんの手に惚れた!ちょっと結婚する?」
などと、ふざけ気味に笑いかけた。
10/14 20:19:42
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「……えっと、どうか、した……?」

握手をした途端凍りついた相手にちょっと驚く
…なにかしたかな、握力はさほど強くないんだけど
そんなことを考えつつ、表情を伺っている
やがてそれが解け、誤魔化すように手を引いた彼女をきょとんとした顔で見ていた
10/13 14:04:49
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「…………わぁぉ」

小さく零れた声。それはもう、割とダダ漏れの。何がとは言わなかった。言うワケもない。
「あぁ、うん、そうしますか。……それじゃどうぞ、と。うん、そういう縁もきっとあるのかもしれないし。宜しく━━」

きゅ、とその手を握った瞬間、言葉がぷつりと途切れる。

「━━━━━━━━━。」

………………急に静かになったと、顔を伺えばきっと。
目を見開いたまま、氷ついてるのが見えるかもしれない。
何か、見たようで、けれど、それを見ていられないようにも金瞳が揺れる。
やがて、ハットしたように、苦笑しながら短く握手を交わして、ふっと手を引くだろうか。

「…………う、うん。宜しく」
10/13 11:34:13
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「そうそう、飛んだり跳ねたり♪」

どうやら飛んだり跳ねたりする剣士みたいです

「あ、じゃあせっかくだし相席しましょう!
 単なるカフェのお客さん同士で変かもしれないですけど、
 ふふー、何かの縁ってあちらこちらに落ちてるものですしっ」

いそいそと席を移動しつつ、差し出された手をやんわりととった
慌てふためく様子は気にも留めず、というか気づいていない
剣士と名乗るにはとっても隙だらけだった
10/13 05:40:48
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……こほん」

咳払いをして、目を閉じた。どうも癖みたいに、という振る舞いで。
……ただ、その閉じる間際の目は、金色が強かった。

「……飛んだり跳ねたり」
揺れた。言葉尻が。少し上ずって、ごくり、と。

「……あーっ、あ、あぁ、うん、天月さんね。宜しく」

と、やや慌てふためくものの、直ぐに笑みを浮かべると、
……そっと片手を差し出す。握手を求めた。
10/12 19:06:15
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