仮想概念空間【アトランティス】[複製]

デウカリオンの創造した空間の一部。
全体的に青緑色の光がうっすらと空間そのものを照らしている。
光源がどこにあるかは不明。

氷のように反射する床は、よく見ると海底のようにも見える。
この場所に限り、基本的にはデュークが全てのイニシアチブを握っている。

遊びに来るとお菓子とかお茶とかを出す用意がされている。
最近ポツンとその辺に棚が置いてあったりする。

***
下層にはデウカリオン本体が安置されている。
見に行こうと思えば見に行くことができる。
ただし巨大な怪物であるので、目視することには相応の精神力が必要となる。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
デューク(ENo.255)
「いいえ。私も、ここに複製を作ってこんなに早くお客様がいらっしゃるとは思ってもおらず。
とても充実した時間を過ごせました。
私にとっては正味、一度の瞬き程度の時間ですが。」

「お帰りであれば送りましょう、そろそろ私も、外を歩きたい頃合です」
[ゆっくり立ち上がり、そっと手を差し伸べる。]
10/7 11:23:16
こより(ENo.90)
「ふふ、ありがとうございます。私にとって、1番の褒め言葉です」
にこりと笑い、空になったカップを置く。

「…あまり長居をしては失礼でしょうか。それとも、この程度のお話でマドレーヌのお礼とさせて頂く方が失礼でしょうか。……このような機会が今まであまりなかったので、判断しかねますね」
10/7 11:16:35
デューク(ENo.255)
「ええ、私も説明しきる自信がありません。当たり前のことを説明するというのは、誰にも難しいことでしょう。」
[軽く額に手を当て、考える素振りを見せる。ほんの短い間そうしてから、話題を移行する。]

「科学の発展した世界のあなたならば、人の思考も電気信号であるということもある程度は理解があるでしょう。
これを『人の思考も物理的に演算できる』と捉えるか、『物理を超えたところに自我、心といったものが存在する』と捉えるかはそれぞれですが……

そうですね、信じることは自由です。あなたのその自由への肯定は、まさに『人らしい』と言えるのかもしれません」
10/7 11:05:25
こより(ENo.90)
「特異…ふむ、確かに言われてることは特異です。世界の見え方が人それぞれというのはまああり得る話ではありますが」
きょとんと首を傾げ、
「寧ろどのように見えているのかが気になるものではありますが、私の感覚に存在しないものを私に説明するのはきっととても骨ですし、それを私が理解出来る保証もありません。徒労に終わるのはなかなか申し訳がないです」

「感情…ええ。私は『ある』と思いますよ。というか、それが実際に感情なのかどうかとの話をすれば、感情ではなくデータですから感情ではないんです。ですが私といういち個人に於いてはそれが『感情』と呼ばれるものなのですから、わざわざ否定する必要も無いと思っています。
…まあ、それは感情ではない、と目くじらを立てる方も度々いらっしゃいます。私と同じような検体の中にも、一定数いますし。その考え方がおかしなものであるとは思いませんが、わざわざ生きづらい世の中にしなくてもいいのにくらいは思いますね?」
 
10/7 10:57:27
デューク(ENo.255)
「どうしてそうなるのかはわからないが、そうするとうまくいく。そういうことはままあることです」
[石を弄びながら続ける。]
「全てが数式によって導き出されてしまう世界なんてつまらないですから」
[放り投げた石をキャッチし、にこりと笑いかけた。]

「私は特異なものですから、私の目に映るあなたは人間のそれとは異なっています。
まあ、【自律して動くアクアマリンのイデア】など、初めて見たのでなにかはわかっていませんでしたが。
ただ、肉眼で見ればこよりちゃんは立派に二足二腕、二足歩行の類人猿と特徴を一致させていますよ。

あなたには感情がある、そういう自覚があるのですか?
それはとても素晴らしいことです」
10/7 10:47:12
こより(ENo.90)
「私たちにとってもほとんどオカルトです。何せ理屈が理論で説明出来ないんですから」
くすりと笑って青い石を見つめ、目を細める。

「ただどうも、他の何を核にしても上手くいかなかったらしいんです。こう、『個性』の部分が。個性がなければ感情は生まれません。それでは本末転倒です。
私は『感情のデータ化と観測』のために生み出されましたから」

「……と、私の知る『私について』はこのくらいです。先程も言いましたように、今はまだ発展途上なもんで。
ちゃんと人間に見えているなら、僥倖ですけどね」
10/7 10:26:04
デューク(ENo.255)
「そうでしたか、難しいですね。私の知りうることで最も近そうなものは……人工人格とでも表現しておきましょう。
それにしても、これがアクアマリンのイデアなのですね」
[そう言う目は物理的にあなたを見てはいない。もっと深く、どこか影のようなところを見ている。]

「私の座する世界の感覚からすれば、こよりちゃんの方がよほど魔法のように思えます」

[手を一瞬握り、開けばそこには青い石が転がった。]

「私からすれば、パワーストーンという言葉はオカルトの領域ですから」
10/7 10:13:51
こより(ENo.90)
にこりと鯨を撫でつつ、解答をする。

「クローンではありませんね。私にオリジナルの人格は存在しません」

「私の本体は、そのアクアマリンです。今あなたに見えている人型は、質量を伴った立体映像……というのが伝わりやすいでしょうか。こうやって物に触れることも、食物を摂取することもできます」
カップを傾け、すっかり濁り切った紅茶を口に含む。甘くて美味しい、と口にするからに、味覚も機能しているようだ。

「人間と同じく、生み出された私は赤ちゃんの姿でした。何も知らない、感情の表現の仕方も分からない、そもそも感情というものの理解さえ乏しいその状態から、人間の中で人間に、人間として育てられ、今の私が在ります」

「全ては科学力と、パワーストーンと呼ばれる宝石に備わる不可思議な影響力の賜物とのことですが、私は理屈にはあまり詳しくありません」

最後にそう付け加え、今度はマドレーヌを頬張って幸せそうに頬を染めた。
10/7 09:56:56
デューク(ENo.255)
[光のクジラは感触こそないものの、触れられればくすぐったそうに身をよじる。]

「模倣」
[ただシンプルに、その単語を繰り返し小さく笑う。何かを思い出すように。]

「――失礼。
私の本来座する世界も、科学は発展している方だと思っています。
つまるところ、あなたは何者かのクローンといったところでしょうか。
私には倫理的な話はできませんが。」

[ちらりと周囲を見渡す。まさにここが海の底であると言うように。]
「アクアマリン、鉱物の一種ですね。まるで海を硬く圧縮したような」
10/7 09:45:07
こより(ENo.90)
「はー…それはまた。私の常識とは真逆です」
カップから目を離すと鯨が浮いていた。まあかわいい、なんて声を上げ、そっと手を伸ばしてみるだろう。

「無知を知ることは発展の最初の1歩ですから、そこからいろんなお話を聞きたいと言う気持ちはまあ分かりますね」
頷いて、分かりましたと袖を捲る。

「どうやら私のいたところは、いろんな方と比較してかなり科学の発展したところみたいです。私はそこで生み出され、人間の模倣を行っています。ロブスターは実は食べたことがありません」
一つ一つ丁寧に答え、くすりと笑う。

「先程私は私を『藤波こより』だと紹介しました。嘘ではありませんが、私のいたところでは半数ほどの人が、私を『検体 アクアマリン』と呼称しています。……海に造詣はおありでしょうか。アクアマリン、ご存知です?」
10/7 09:38:09
デューク(ENo.255)
「そうですね、人から見れば大半が不思議なことになるでしょう。
いわゆる質量保存の法則など、ここでは無と等しいのですから」
[基本的にはどんなことでも、と空中を指差す。その先で光が寄り集まり、鯨のような形で浮遊する。]

「私はただ、誰よりも暇人であると自負しています。故に、どんな話であろうと、それは私にとってのごちそうなのですよ」

「私は“無知”です。ええ、何も知らない。ただ知らないということを知っている。それ故に、知りたがる。

こよりちゃんはどんなところから来たのですか?どのようなことをしている者なのですか?ロブスターはお嫌いでしたか?」
10/7 09:24:11
こより(ENo.90)
「……ふむ。つまり、……アトランティス…でしたっけ。ここではデュークさんが願えば、不思議なことでも起こせる、と言うことでしょうか」
自分なりに咀嚼し、解答を求めてみる。
角砂糖を3つ、カップに入れた。ミルクも注ぐ。

「お話、と言えるほど有益なものをお聞かせできるかは分かりませんよ?
何せ私もまだまだ発展途上真っ只中のひよっこですから。いろんなことを知りたいのは、私も同じという訳です」
カップの中身がくるくる濁る様子を注視している。少し楽しそうだ。
10/7 09:17:33
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力