薔薇の咲く家
魔族のフェルモと、フェルモと似たような人物のダニエルがいる平屋。
少し離れた先には喫茶店もある。
庭園
色とりどりの薔薇園とテラスがあり、誰かが手入れをしているようだ。
フェルモの部屋
ダニエルの部屋
少し離れた先には喫茶店もある。
庭園
色とりどりの薔薇園とテラスがあり、誰かが手入れをしているようだ。
フェルモの部屋
ダニエルの部屋
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フェルモ(26)
あさぎ(ENo.304)
「……よ、好い。許す。」
(ぷくぷく頬を膨らませている。なんと不遜な態度だろうか!)
「死した者を蘇らせる?
……あァ、成程。わたしも昔は人間だったから、気持ちは分かる。
人間は些細なことで死ぬくせに、命の数はひとつきり。愛しくて愛しくてたまらなかったのに、普通ならば蘇らす方法なんてありゃァしない。禁忌にだって手を伸ばしたくなるさ。
不死の方は良くわからん。確かに、貰えるモノならば貰いたいが、果たして魂を捧げてまで得たいものなンだろうか。人間は欲深だな。」
(指先を離して額を見遣る。赤みは無くなっている気がした。)
「……えッ、本当に?良かった……。
す、凄いなわたし。こんな力が使えたのか……?」
(一方こちらは自身の新たな力の目覚めに驚いている。)
(ぷくぷく頬を膨らませている。なんと不遜な態度だろうか!)
「死した者を蘇らせる?
……あァ、成程。わたしも昔は人間だったから、気持ちは分かる。
人間は些細なことで死ぬくせに、命の数はひとつきり。愛しくて愛しくてたまらなかったのに、普通ならば蘇らす方法なんてありゃァしない。禁忌にだって手を伸ばしたくなるさ。
不死の方は良くわからん。確かに、貰えるモノならば貰いたいが、果たして魂を捧げてまで得たいものなンだろうか。人間は欲深だな。」
(指先を離して額を見遣る。赤みは無くなっている気がした。)
「……えッ、本当に?良かった……。
す、凄いなわたし。こんな力が使えたのか……?」
(一方こちらは自身の新たな力の目覚めに驚いている。)
11/11 23:24:43
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
びくりとした彼女にやってしまった、と感じたフェルモだ。
「す、すみません…。怯えさせるつもりは無かったのです。
貴方様が地位の高い妖怪であるのは間違いないですよ、ええ」
しっかりと何度か頷いた。
「話によれば、不死を願う者、大切な人を蘇らせて欲しいという契約が多いと聞きます。
人間側としては早く叶えて欲しい方が多いのでしょうか?
真に生命を捧げ、あるいは縛り付けてまで叶える願いなど…無いと思うのですが」
額に当てられて目を閉じる。
「え、お恥ずかしい呪文ですか?…ん?んん?…これ治ってません?わ、治るもんなんですね!すごい!」
実際は治癒魔法をかけたようだ。しかしあっという間に気持ち的にも癒えて驚いている。
「す、すみません…。怯えさせるつもりは無かったのです。
貴方様が地位の高い妖怪であるのは間違いないですよ、ええ」
しっかりと何度か頷いた。
「話によれば、不死を願う者、大切な人を蘇らせて欲しいという契約が多いと聞きます。
人間側としては早く叶えて欲しい方が多いのでしょうか?
真に生命を捧げ、あるいは縛り付けてまで叶える願いなど…無いと思うのですが」
額に当てられて目を閉じる。
「え、お恥ずかしい呪文ですか?…ん?んん?…これ治ってません?わ、治るもんなんですね!すごい!」
実際は治癒魔法をかけたようだ。しかしあっという間に気持ち的にも癒えて驚いている。
11/11 08:58:33
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フェルモ(26)
あさぎちゃん(ENo.304)
(あなたのその笑みに気迫めいたものを感じたのか、びくりと肩を震わせた。)
「お、おッ、おう……と、とと当然だ。あさぎちゃんはすごい妖怪なンだぞ。うん。」
「ふゥン……おまえみたいな奴もいるンだな。ま、悪魔との契約なんて人間側には一大事だ。それこそ、落ち着いた状態で話せるのがよかろうが。悪魔との契約を交わそうとする奴なんて、一体どんな理由を抱えているンだろうな。まさか本当に、不死を願うために契約する奴もそうおるまい。」
「くははッ!そうか、それは好ましい。わたしの威厳を感じ取れるだなんておまえ、中々やるなァ。」
(えっへん、といった様子で胸を張った。)
「エッほ、ほんとうに!?わ、分かったぞ。」
(あなたの額に、ぺと、とおててを置くだろうか。そうして、)
「い、痛いの痛いの飛んでけー! ッぐぅう……恥ずかしいぞ……」
「お、おッ、おう……と、とと当然だ。あさぎちゃんはすごい妖怪なンだぞ。うん。」
「ふゥン……おまえみたいな奴もいるンだな。ま、悪魔との契約なんて人間側には一大事だ。それこそ、落ち着いた状態で話せるのがよかろうが。悪魔との契約を交わそうとする奴なんて、一体どんな理由を抱えているンだろうな。まさか本当に、不死を願うために契約する奴もそうおるまい。」
「くははッ!そうか、それは好ましい。わたしの威厳を感じ取れるだなんておまえ、中々やるなァ。」
(えっへん、といった様子で胸を張った。)
「エッほ、ほんとうに!?わ、分かったぞ。」
(あなたの額に、ぺと、とおててを置くだろうか。そうして、)
「い、痛いの痛いの飛んでけー! ッぐぅう……恥ずかしいぞ……」
11/10 19:40:53
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
「フフ…!さすがはあさぎ様でございます。もちろん、奪う気などありませんが…悪魔を甘く見るとその塊…魂を取られてしまうかもしれませんよ?どうぞ、お気をつけください…」
優しいような恐ろしいような口ぶりだ。
「そうですね…まずは本当に契約して良いかの確認をします。そして相手のことを知る必要もございますから、お茶を飲みながらの会話を試みたいですね…急ぎのようならば却下しますよ。私がそういうのを好まないので…」
「ええ、その威厳からまさしく貴方はベテランの中のベテランです!!実に微笑ましいだけなんですよ~!
…あっ大丈夫です!!しかしそ、その呪文は効きそうですね!ぜひともお試し願えますか??」
優しいような恐ろしいような口ぶりだ。
「そうですね…まずは本当に契約して良いかの確認をします。そして相手のことを知る必要もございますから、お茶を飲みながらの会話を試みたいですね…急ぎのようならば却下しますよ。私がそういうのを好まないので…」
「ええ、その威厳からまさしく貴方はベテランの中のベテランです!!実に微笑ましいだけなんですよ~!
…あっ大丈夫です!!しかしそ、その呪文は効きそうですね!ぜひともお試し願えますか??」
11/9 14:43:51
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フェルモ(26)
あさぎ(ENo.304)
「くく!悪魔か……それも、戯れ程度に夢想するには好いかもしれンな。わたしは人の想いの塊だ。其れを魂と呼べるかは分かるまい。奪えるモンもなかろうて!」
実際にはそうでないのかもしれないが、完全に余裕をこいている。
「おまえは……若し契約したいという人間が現れたら、どう扱う?」
「くは!そうとも。あさぎちゃんはベテランなンだ。こう見えても元の世界では偉いんだぞ。あ、なんだその顔は!」
(偉いというより、下級妖怪の前でふんぞり返っているだけである。)
「よ、よ、よし!OK!……おでこ、大丈夫か?悪いが治癒の術は……あッ、い、いたいいたいの飛んでけなら出来るぞ!」
(テンパっているのか、よく分からないことを言っている。)
実際にはそうでないのかもしれないが、完全に余裕をこいている。
「おまえは……若し契約したいという人間が現れたら、どう扱う?」
「くは!そうとも。あさぎちゃんはベテランなンだ。こう見えても元の世界では偉いんだぞ。あ、なんだその顔は!」
(偉いというより、下級妖怪の前でふんぞり返っているだけである。)
「よ、よ、よし!OK!……おでこ、大丈夫か?悪いが治癒の術は……あッ、い、いたいいたいの飛んでけなら出来るぞ!」
(テンパっているのか、よく分からないことを言っている。)
11/7 23:47:59
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
「確かに……人がいてこその人外です。結局は人間が滅んだ世界で我々は生きてはいけない…。
長生きするためならば魂でも我々悪魔に捧げるおつもりで?
……いえ、そもそもそちらに悪魔がいるかは別として、ですがあまりお勧めはしたくありません。
うーん…確かに読めないとは言われますが、馬鹿正直なものでして…嘘はつきにくいんですよね」
それよりも恋人のほうが読めないとは言えなかった。
「ええ、大丈夫ですよ。妖怪からしたら若い訳ではなく、お…いいえ、ベテランってことなのですから」
怒られて苦笑いをするが、何だか嬉しそうな顔もしているかもしれない。
「えっ、はい!分かりました!!!上げます!!!」
ちゃんと顔をあげた。額は髪でほとんど見えていないが赤くなっているかもしれない。
長生きするためならば魂でも我々悪魔に捧げるおつもりで?
……いえ、そもそもそちらに悪魔がいるかは別として、ですがあまりお勧めはしたくありません。
うーん…確かに読めないとは言われますが、馬鹿正直なものでして…嘘はつきにくいんですよね」
それよりも恋人のほうが読めないとは言えなかった。
「ええ、大丈夫ですよ。妖怪からしたら若い訳ではなく、お…いいえ、ベテランってことなのですから」
怒られて苦笑いをするが、何だか嬉しそうな顔もしているかもしれない。
「えっ、はい!分かりました!!!上げます!!!」
ちゃんと顔をあげた。額は髪でほとんど見えていないが赤くなっているかもしれない。
11/7 12:52:13
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フェルモ(26)
あさぎ(ENo.304)
「やはりか。そうとも。人の悪意が我らを産んだ。元の世界にて、妖怪達は人間どもを見下しているが……実際は、人間どもが居なければ我々は存在できないンだよ。難しいモノだ、力では圧倒的にこちらが勝っているのに、弱点を突かれれば我々の命は奴らの意のままだ。
当然。わたしは絶ッ対に死にたくない。その為なら、何だってして遣ろう。
……おまえは実に、悪魔らしくない。
いや、半分半分だ。確かに腹の底が読めぬ部分もある。
だが、言われなければ悪魔だと気付かぬかもしれん。
あ!やはりか!ぐッ……わ、わたしは確かに子供に見えるだろうが、ちゃんとおばあちゃんなンだぞ!おばあちゃん!」
頬をふくらませてぷこぷこと怒っている。
「あッなんか今嫌な音がしたぞ大丈夫か!!
何でもするって言ったよな……じゃ、じゃァ顔を!!上げて!!くれ!!!」
当然。わたしは絶ッ対に死にたくない。その為なら、何だってして遣ろう。
……おまえは実に、悪魔らしくない。
いや、半分半分だ。確かに腹の底が読めぬ部分もある。
だが、言われなければ悪魔だと気付かぬかもしれん。
あ!やはりか!ぐッ……わ、わたしは確かに子供に見えるだろうが、ちゃんとおばあちゃんなンだぞ!おばあちゃん!」
頬をふくらませてぷこぷこと怒っている。
「あッなんか今嫌な音がしたぞ大丈夫か!!
何でもするって言ったよな……じゃ、じゃァ顔を!!上げて!!くれ!!!」
11/5 22:07:35
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
「ええ、こちらの浄化は討伐ではございません。
妖怪退治を討伐などと…その悪意を生むのは全てヒトなのでは無いですか?
私は…その場合では人こそが悪だと思います。
あさぎ様も清められたくはないでしょう。私は…清めるなどと目の前から消す者達を許せません。
…あ、そうです。まだ人間で言うならば子供のようなものですよ」
ふふ、と笑った。
人間と 悪 とみなされるであろう『妖怪』と『悪魔』が土下座し合う。あまり見ることの無い光景だ。
「い、いいんです!何でもしますからこの私(わたくし)めにお願いを申し上げてくださいませ〜ッ!」
ゴツンと頭を床にぶつけた。ケガはしない。
妖怪退治を討伐などと…その悪意を生むのは全てヒトなのでは無いですか?
私は…その場合では人こそが悪だと思います。
あさぎ様も清められたくはないでしょう。私は…清めるなどと目の前から消す者達を許せません。
…あ、そうです。まだ人間で言うならば子供のようなものですよ」
ふふ、と笑った。
人間と 悪 とみなされるであろう『妖怪』と『悪魔』が土下座し合う。あまり見ることの無い光景だ。
「い、いいんです!何でもしますからこの私(わたくし)めにお願いを申し上げてくださいませ〜ッ!」
ゴツンと頭を床にぶつけた。ケガはしない。
11/4 15:10:11
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フェルモ(26)
あさぎ(ENo.304)
「恐らく、おまえの言う浄化とは異なるだろうな。
浄化とは、妖怪を討伐する手段だ。妖怪とは、畏れと恐怖、それから悪意。そういった感情から作られる魔。なればこそ、それらを清める手段に弱いンだ。
……其れってつまり、相当若かったということか?」
少女と男が土下座し合っている。非常にシュールな光景である。
「えッ宝石!?良いのか!?良くない!!顔を上げてくださいお願いします何でもしますから!」
懇願し始めたぞ!
浄化とは、妖怪を討伐する手段だ。妖怪とは、畏れと恐怖、それから悪意。そういった感情から作られる魔。なればこそ、それらを清める手段に弱いンだ。
……其れってつまり、相当若かったということか?」
少女と男が土下座し合っている。非常にシュールな光景である。
「えッ宝石!?良いのか!?良くない!!顔を上げてくださいお願いします何でもしますから!」
懇願し始めたぞ!
11/4 00:22:24
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
「浄化…それはどういうものなのですか?
200年…私がまだ魔界から出られないのを知った頃…妖怪はその頃が寿命なのですね」
相手の声が近くなったので顔は真っ直ぐになる。
「ハッ!?違いますよ!罠にかけてもなんも得がないのです!えぇっと、すみません!宝石なら出しますから!!」
宝石と金属なら出せる悪魔だ。
200年…私がまだ魔界から出られないのを知った頃…妖怪はその頃が寿命なのですね」
相手の声が近くなったので顔は真っ直ぐになる。
「ハッ!?違いますよ!罠にかけてもなんも得がないのです!えぇっと、すみません!宝石なら出しますから!!」
宝石と金属なら出せる悪魔だ。
11/2 22:28:53
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フェルモ(26)
あさぎ(ENo.304)
「は!はンッ。そうだろう、そうだろう。
其れこそ、伝説に語られる妖怪ともなれば1000年。だが、大概の妖怪はそのうち力を無くすか、浄化されて死ぬ。平均としては200歳くらいか――」
(そして、)
「えッ、えッ、ま、待て待て待て待て!!何故だッ!!顔を上げろ!だっておま……偉……悪魔……そうかこれこそが罠!?す、すみませッ、浄化しないでください!!ごめんなさいゆるして!!」
(とんでもない勘違いをした少女は、カウンター土下座をした。)
其れこそ、伝説に語られる妖怪ともなれば1000年。だが、大概の妖怪はそのうち力を無くすか、浄化されて死ぬ。平均としては200歳くらいか――」
(そして、)
「えッ、えッ、ま、待て待て待て待て!!何故だッ!!顔を上げろ!だっておま……偉……悪魔……そうかこれこそが罠!?す、すみませッ、浄化しないでください!!ごめんなさいゆるして!!」
(とんでもない勘違いをした少女は、カウンター土下座をした。)
11/2 22:08:29
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あさぎちゃん(304)
フェルモ(ENo.26)
(およそ80歳…)
若いと思ってしまった。だが妖怪にしては長生きかもしれない。すぼんだ声を聞いて、ここはぐっと飲み込んで意見を述べた。
「なるほど、永く生きてらっしゃいます。妖怪は…どのくらい生きるのでしょう?」
「…!あさぎ様に罪悪感を持たせてしまっては、この悪魔フェルモといたしましては大変申し訳なく思っております…!斬首だろうが、髪を引きちぎろうがなんでもしてください!」
失礼なことを働いたと思い、土下座をした。
「…?どうかいたしました?」
そういえば今日も野草を取って食べていたら浄化が働いたので毒だったのだなあと思ったらしい。
若いと思ってしまった。だが妖怪にしては長生きかもしれない。すぼんだ声を聞いて、ここはぐっと飲み込んで意見を述べた。
「なるほど、永く生きてらっしゃいます。妖怪は…どのくらい生きるのでしょう?」
「…!あさぎ様に罪悪感を持たせてしまっては、この悪魔フェルモといたしましては大変申し訳なく思っております…!斬首だろうが、髪を引きちぎろうがなんでもしてください!」
失礼なことを働いたと思い、土下座をした。
「…?どうかいたしました?」
そういえば今日も野草を取って食べていたら浄化が働いたので毒だったのだなあと思ったらしい。
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