赤月の空中庭園


常夜の空に浮かぶ孤島。その島の中心には、清涼な水を湛える大きな泉がひとつ。
泉から細い水路が幾つも伸びており、島全体に張り巡らされている。

泉のすぐ傍には、白の薔薇が咲き乱れる庭園が。視界の彼方には、白亜の古城が見えるだろうか。
Info
・時の流れはありますが、空は常に夜のままです。
・島一帯(+α)の空間には不可視の結界が張ってあります。
・結界は感知(空間の主に他者の来訪を告げる機能)のみで攻撃性はありません。
・感覚が鋭いひとは来訪の際、何ともいえない違和感を感じるかもしれません。
・閉鎖空間ではないので、外から此処へふらっと迷い込むこともあるようです。
・同上で、此処から出ていくことも簡単なようです。気が付いたら空間の外に出ているでしょう。

・城へ入るには、この空間の主であるの許可が必要です。(※招待制)

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> 使い魔たち(352) ローゼ(351)
「ふーん?
 吸血鬼にも感染症とかあるのかと思ってたけど、無いんだね。」
血を吸う点で、蚊と同じような考え方をしているようだ。
大失礼。

「ふむ、そりゃまた珍しいね。
 こういう私有地はバッチリ外と中を分けるモノだと思ってたけど。
 それって、ルベリルの言ってたみたいなちょっとの変化のおかげかな?」
8/16 18:46:15
> 使い魔たち(352) ローゼ(351)
「……なるほどぉ?
 そもそも、人間には興味がない吸血鬼だったわけか。」

ローゼについてはフルルの彼氏、と言う認識だけで彼の詳しい身の上話は聞いたことが無かったのだ。
8/16 18:31:05
> Po・エノン=クラート(1022) 使い魔たち(352)
ローゼ(ENo.351)
「のんびりと過ごす日々が続いているのもあるが……多少のことで変調をきたすほど、柔な作りはしていないしな」

平和に過ごすだけならば病気など無縁だが、そうでなくとも人間のように罹患することはないと続けて。

「別に構わない。此処はあえて、外との境界を曖昧にして創ったからな。入り易く、また出易いように。お前のように意図せず迷い込む者も、それなりにいる」

元からそういう仕組み故に、侵入を咎める気はないようだ。
8/10 23:52:17
> Po・エノン=クラート(1022) ローゼ(351)
ルベリル(ENo.352)
「まあ、確かに。同じ世界ならまだしも、別のとこだもんな。どんな確率だよって普通は思うよなぁ」

発明家の青年の言葉に頷く。認知出来る範囲など、たかが知れている。その外に広がる世界を思えば、この邂逅だって天文学的な確率だろう。

「にーちゃんのことに限らず、他のやつに興味持つタイプじゃなかったんだよ。今ではその辺、ちょいと変わってきてるみたいだけど……っと」

主から名前を呼ばれ、余計なことを喋りすぎたかと両前足を口元に持ってくる動作。おくちチャック。
8/10 23:50:33
> 使い魔たち(352) ローゼ(351)
「やあやあ、ローゼこそ元気そうでなによりだよ。
 まあ、威厳ある吸血鬼様が数ヶ月で病気なんて起こされちゃ、僕も笑うしかなくなっちゃうけど。」
さっきの自己暗示はどこへやら、冗談も交えつつ挨拶する、最初であった頃に比べればリラックスしている。

「いやー、申し訳ないね。
 勝手に私有地に飛び込んじゃってね、何処かの法律じゃ不法侵入だ。
 というわけで、今回もまた大目に見てくれると嬉しいな!」
やはり少しは命乞いをするようだ。
8/7 00:52:46
> 使い魔たち(352)
「ほら、他の人が見てる事だってあるかもしれないだろう?
 それに……ねぇ?
 そんな運よく知人と出会うとは思わないでしょ。」

超天才の運がいい方に向いたか悪い方へ向いたか、
どちらかは分からないが運が導いたものであることは変わりないだろう。

「ふむ、『どうでもいい有象無象』ねぇ。
 全く、むしろ困るなぁー、この数々の力を借り夢を叶えた超天才発明家をどうでもいい認定してもらっちゃ。
 歴史の教科書、数ページにわたる説明を書けるぐらいなんだから……っと。」

主、と言う言葉に反応し少し背筋を伸ばした。
8/7 00:35:08
> Po・エノン=クラート(1022) 使い魔たち(352)
ローゼ(ENo.351)
地に落ちる狼の影が蠢き、空に向かって伸びる。
僅かに揺らめく暗幕を思わせる黒影から現れたのは、話題にしていた領域の主。

「……ルベリル」

余計なことは言わなくていい。そんな思いを込めて、使い魔の名を呼び。
素知らぬ顔で視線を逸らす狼に小さな溜め息をつくと、発明家の青年に向き直り。

「久しいと言う程の時間は経っていないが、元気そうだな」
8/5 22:41:33
> Po・エノン=クラート(1022)
ルベリル(ENo.352)
「え? おう。そうだけど……誰だと思ってたんだ……?」

普通に話がかみ合っていたのもあって、判っているものだと思っていた狼。狼狽える青年の様子に首を傾げ。

「別にそこまで怖がらなくてもいいと思うけど。少なくともにーちゃん、『どうでもいい有象無象』というカテゴリーからは外されてるみたいだし。……なあ、主」

言い聞かせるように繰り返される小さな声に、安心――させることが出来るか微妙なフォローをしつつ。己の背後に向かって声を投げた。
8/5 22:40:49
> 使い魔たち(352)
「なるほど、君、けっこーバーサーカーソウルだね。」

狼らしく血に飢えているように見えたようだ。

「アハハ……それは本当にごめん、種族が違うんだしもうちょっと配慮しないとね。」
ちゃんと申し訳なさそうに言う。
両耳を動かしているところを見て可愛いなと思いつつ。

「ん、ああ……、ローゼの領域。
 え、ローゼの領域?」
明らかに困惑している。

「………。
 ね、ねえ、君の主ってさ……ローゼ?
今までローゼの話しをしていたがルベリルの主がローゼだとは思って居なかったらしい、
『あの綺麗な土下座をどこからか見ていた誰か。』程度に思って居たら、土下座を向けた本人だった。

「あー、えっと、ローゼの事、呼んでもいいよ……。
 大丈夫……大丈夫……。
 
7/31 23:58:33
> Po・エノン=クラート(1022)
ルベリル(ENo.352)
「おれ的にゃ、恩恵しかないけどな。老いて満足に動けなくなって、戦えなくなるっつーのが一番キツいからなぁ。それに主のとこに居れば、戦う相手に困ることはないし。

そう思わなきゃ始まらないよな。想いは原動力っていうし。
んー……ちょっとエコーかかった声がまだ残ってるくらいには、うるさかった。耳が良すぎるのもつらいぜ……」

ぴるぴるぴる。残響を散らすように、両耳を動かす狼。

「……そういや、にーちゃんは主と知り合いみたいだけど、鍵もないみたいだし招待されたわけじゃないんだよな? ここ、主の領域でさ。偶然やって来たとはいえなにか用があれば、主を呼ぶけどどうする?」
7/31 17:43:56
> 使い魔たち(352)
「ら、楽かなぁ?」

苦笑いしながら言う。

「ふむ?使い魔になるとそこら辺は保存されるようになるわけだね。
 それは主の下につく恩恵とも言えるかな、捉え方によっては欠点でもあるけど。

 まあ、ここまで来るにも色々あったからねぇ、形から入らないとなりたい物にはなれないよ……
 って、あ、うるさかった?」

耳が垂れた様子を見て首を傾げる、動物の聴力を甘く見ていた。
7/22 23:45:44
> Po・エノン=クラート(1022)
ルベリル(ENo.352)
「殴り合いのほうが単純でわかりやすいし、楽なんだけどなぁ。
ははっ。こりゃにーちゃん相手に下手なこと言えねーな」

からからと笑う。そう言いながらもきっと、ぽろっと余計なことを零してしまうのだろうが。

「残していかなきゃ滅びしかないしな。ま、おれたち兄弟はそういう……種の保存ってーの? は主の使い魔になってからなくなったけど。
……自分で超天才と言ってしまうその心の強さ、すげぇと思うよ」

耳の良さ故にそこそこダメージを負った様子。へにゃりと両耳が垂れた。
しかし、自信溢れる青年の態度は嫌いではないようで。若干の呆れを滲ませつつも、そんな称賛を送り。
7/15 21:55:31
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