鬼の部屋

LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。

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> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
考え事とはなんだろうか、と少し興味が湧くものの、少女の様子が明るい為そう深刻な話でも無さそうだと判断した。自分自身が楽観的になっている為でもある。

「例のクッキーだよな?先延ばしになっちまってたがようやくありつけるぜ」

お茶の用意に向かう少女の揺れる尻尾髪を見送りながら勝手知ったる様子でソファに腰掛けるだろう。別に怪しい取引に上機嫌なわけではなくお茶を飲み菓子を食う悪魔の思うお茶会に臨んでいるだけの話だ。
11/25 12:30:23
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「ううん、ちょっと考え事をしてただけなのです」
少女はそう言いつつ悪魔を迎える。そうしてやっと上機嫌な尻尾が視界に入り、何やら面映い心持ちになった。

「んへへ、わあー、いいお茶だ……!あのね、ちゃんとクッキー用意してあるよ。お茶入れるね!」
差し出された紙袋を受け取り、中身を見て破顔する。うきうきとした調子と連動するように尻尾髪がゆらゆら揺れているが、少女は気付かずお茶の用意に向かった。

この悪魔の前では“お茶”も“クッキー”も何かしらの隠語に聞こえるが、別に妙な取り引きなどではない。
11/25 08:19:59
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「? 驚かせちまったか?まぁ毎度急だからなァ。忙しいンなら出直すが」

中から聞こえてきた声に少し首を傾げたが尻尾は相変わらずだ。

「ほら、紅茶買ってきたぞ。ダージリンの、セカンドフラッシュ?とか言ってたな。香りで選んだから味は分かンねぇが、一番良いやつ選んできたし、まぁ美味いだろ」

手渡そうと差し出す紙袋の中身は説明通りの品だ。味が分からずとも取引をケチる気はゼロだったようだ。
11/25 03:39:34
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「おわっ!……は、はい!おじさん?いらっしゃいだよー!」
なにやら考え事をしていたのか、驚いたような声が中から聞こえるだろう。
少しして後、ドアが開く。

「お茶?お茶だー!わぁー、ありがとう!」
きゃーきゃーしながら喜んでいる。純粋培養お嬢さんには何らかの隠語っぽく聞こえるのも何も関係ないのだった。
11/25 01:11:20
ゴギョウ(ENo.287)
尻尾をふりふり、やや機嫌の良い悪魔が歩いてきた。手にはまた紙袋を持っている。

「嬢ちゃん、居るか?お茶しに来たぞ」

お茶する、という言葉がどうにも似合わず、いっそ何らかの隠語めいて聞こえるが、紙袋の中身は確かにお茶だ。
11/24 12:14:25
マツリ(ENo.85)
「ふんふん、アギーおじさん見当たらないなあ」
尻尾を振り振り、少女は思案顔。求めている者の姿が見えず、あちらも探している手前もしかすると入れ違いになっているかもしれないと考える。

「んー!マツリどうしたらいいのか……やっぱり拠点で待ってた方がいいのかな」
待つのが苦手な少女は、足踏みしながら微妙な顔をする。だが、今一度考えるとやはりそれしかないということがわかり、少女は尻尾を振り振り呻き声を上げるのだった。
11/19 23:46:32
> 白鬼祀里(85)
マツリ(ENo.85)
動きを止めれば、冷たい水の波紋は静かになった。その水面をじっと見つめる少女。ゆらゆら揺れる尾。

「――あ、」

ややあって声が漏れた。そっか、と呆けたように呟いた。

「マツリ、安心してるんだ。たぶんおじさんのおかげで」

あんまり近くて気付かなかった。認識しているよりも、もっと深いところまで心がそれを是としていた。ここ最近まで一人ということばかり考えていて、その存在をありがたく思いこそすれここまで受け入れているとは思わなかった。

「……えへへ」

少女は困ったような、照れくさそうな笑みをこぼした。なんだか恥ずかしいな、と思い、その恥ずかしさとともに押し流す様に水を捨てた。ざばざば。ごうごう。

それきり部屋はまた静かになり、少女は何事かを考えている。
11/13 08:06:47
マツリ(ENo.85)
少女は悪魔が去ったあと、二人分のカップと茶葉の片付けをしていた。そうしながら、ぼんやりとあのことを考える。
「アギーおじさん、ここにいるんだ」

もう会うことはないと思っていた。だが、会いたいと願っていたのは事実だ。一度断念したこともあり、会えないのだと――そう思っていたからショックではあったが。
そのショックは、しかし想像よりも容易く波を引いていった。

「うーん、なんでかな?マツリ、そんなに鈍感に……違うな、多分なんか心強くって」

うんうん唸りながら近くの井戸から汲み上げた水を使って洗っている。水は冷たい。いくらこの手が頑丈だろうと、その冷たさは肌を刺すようだ。

「…………」

ふらふらと尻尾髪が揺れている。
11/13 07:59:09
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「マツリ貰ってばっかだ。ちゃんとお返しの準備するからね!」

にへ、とわらいながら次の機会を自然と考えている。悪魔が自分のような小娘に付き合ってくれる事が、なんとも言えず喜ばしいのだ。どうしてなのかまでは想像が及ばないが、少女は悪魔の言う取ってつけた理由を信じていた。

「全然邪魔じゃないよ!ええっと、うん、楽しみです!ん?遊びに行っていいの?じゃあそのときはお土産持って――お金?借りないよ?!」

そんなふうにわあわあ忙しなく答えながら、立ち去る背中に手を振る。やはりこの悪魔は優しいのだ、などと感想を持ちながら、その背を見送った。
11/12 12:03:13
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「時間を貰って?あー、時は金なり、って言うもんなァ」

いまいち少女の喜ぶ理由を分かっていない。が、自分で言った言葉に首を傾げた。こんな所で時間を費やせば、金を得る機会を一つまた一つと失っていく。いくら少女が歳不相応の貯蓄をしていようが、悪魔の普段の取引を思えば固執する理由はまるで無い筈だ。

(なのにまた次だなんて……俺も嬉しいと思ってンのか?時間を貰って……?)

ばたばたと揺れる尻尾髪を見ていると変に表情が緩みそうで意識的に目を逸らした。

「紅茶か。分かった、俺なりに探してみる。今日は邪魔したな。……あー、俺ン所もまた静かになったし、気が向いたらまた来いよ。………金の相談、とか、な」

訪問理由の例を取ってつけつつ、軽く手を挙げて再び背を向ける。何事も無ければそのまま歩き去っていくだろう。
11/12 09:51:22
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「あのね、お土産ーって考えてくれるだけでもマツリは嬉しいのです。だっておじさんの時間をマツリは貰ってるんだよ?それってすごい嬉しい!」
少女は尻尾髪をパタパタ振りながら言う。まるで喜んでいるときの犬か何かのようだが、少女自身は気づいていない。

「お茶……んふふ、またお土産貰えるのかあ。嬉しくて困っちゃうなあ。マツリは何でも好きだけど、クッキーなら紅茶かな?紅茶もたくさんあるから迷っちゃうかも!オレンジの香りとかグレープの香りとか……」

人差し指を立てて記憶の中を探る仕草。だが、最終的に「おじさんが好きなやつが良いと思う!」と半ば無責任にも聞こえることを言い放った。

葉っぱと言われると何やら裏稼業の匂いがする悪魔だが、少女はそんな世界とは無縁のふわふわお嬢さんだ。全く気にしていない。
11/12 07:18:07
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
少女の反応には見て見ぬ振りだ。

「ンン、必ずしも土産必須じゃあねぇのか。しかし遊びに来るだけっつったって俺じゃあそう楽しくも……いや、嬢ちゃんは話すだけで楽しいンだったか……?とは言え、楽しい話題なんざ持ってねぇしなァ」

思い返すといつも眼前の少女を悩ませたり悲しませたりしている気がする。金を除くと悪魔は悪魔で提供できるものが少ない。せめてと考えた物が土産だが、結局は金で何とかした結果だ。

「葉っぱは分かンねぇが、良い香りのやつくらいなら分かるかもなァ。今度探してみるとするぜ。……クッキーに合うやつ、ってなると何だ?」

拠点から出ると次のお茶会の機会を考え少女の意見を伺うべく振り返った。この容姿で葉っぱと言うと何やら不穏だがただの茶葉の話だ。
11/12 00:34:22
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