鬼の部屋

LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。

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> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「うん?」
悪魔の反応は気になるものだった。だが、表情を隠すように尾を仕舞うのを見て、なんとなく深く聞くことはできなかった。

「あはは!そうだね!お土産嬉しいけど、いつも持ってきてくれるのもなんだか大変だし……遊びに来てくれるだけでもいいんだよ。
あ、でも美味しいお茶って素敵だね!葉っぱでも全然ちがうからね」

紅茶とか、ほうじ茶とか、と指折り数える。一応は等価交換の体を成したほうがいいのか、と少女は考えたりもした。自分が提供できるものは少ないが。
11/11 19:44:17
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「何でもねーよ。……なるほど、上手い奴に教わったのか。そいつァ手っ取り早いだろうな」

家族の話を口にし笑う様子を見ると少し眉をひそめ話を流すように投げ遣りな反応を返した。体に巻きつけていた尻尾を解き上着をはたいて内側に仕舞い込む。

「じゃあまたな……あぁ、そういやクッキー……なぁ、嬢ちゃんに茶用意してもらって、俺が手土産持ってったら、クッキー食べる余地無くねぇか?……?俺が茶を持っていけば良いのか??」

立ち去るべく入り口の方へと足を向け首を傾げた。
11/11 18:41:24
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「おじさん、どうしたの?」
何やら見当違いなことを言ってしまった気がする。少女は悪魔の様子を見て首を傾げた。悪魔の価値観は流石にそう馴染めるものではないのだ。

「うん、お茶を淹れるのが上手い人もそうじゃない人もいるよ。マツリはお母さんから教わってたし、お母さんはもっと上手。面白いよねえ」
少なくとも今までと違う体験を提供することができたらしい。それは純粋に嬉しいことで、少女はやはりニコッと笑った。

「うん、おじさんありがとうね。んへへ……頑張る」
何を頑張るのかは少女も分からないが、そう言葉を投げかけられるのは嬉しい。だからそう応じて、食べ終わった手を払った。
「あ、えっと、またお茶しようね」
クッキーも出せてないし、と添えて、立ち去ろうとする悪魔に声を掛ける。”お茶をする”の感覚が微妙にずれていることには気づいていない。残念。
11/11 17:37:48
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「いや、別に落ち込ンじゃいねぇよ? 俺のおかげねェ……俺としちゃ金が動いてくれねぇと、何したって気にもなれねぇなァ」

真剣な少女に対し悪魔は天井を見上げ肩を竦めて溜息をついた。動作に腑に落ちなさが盛り沢山だ。

「?茶ぁ入れるのに上手いとか下手とかあるンだな。なるほど、違いはそのせいか」

フゥン、と納得したらしい。空になったお茶のカップをかつかつと爪でつつくと煎餅の残りをぽい、と口に放り込んで噛み砕いた。ばりばり、ごくん。

「……ン。茶、ごちそうさん。あんまり長居しても悪いし、そろそろ帰るぜ。例の知り合いの件、あー…頑張れよ?」

何を頑張るのかは知らないが、思いついた言葉を投げかけゆっくりと立ち上がった。もしかしなくとも『お茶をする』=『お茶を飲んで茶菓子を食べる』事だと思っている。食事を伴う話は取引の話くらいしか知らない。
11/11 17:25:14
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「おじさんのおかげだから!そんな顔しないで!」
少女はといえばそんな悪魔の心中も知らず、元気に言ってのけた。唸る様子を見て励ましているつもりだろうか、少女はとにかく真剣だ。

「あっ、ほんと?いつもより上手く入れられたのです。緑茶だよ。いいにおいだよねぇ」
自信もあったので、そう言われると嬉しくなった。お茶をする、のイメージとは少し違ったところに着地した気もするが、この悪魔が感想を言ってくれるだけで喜ばしい。

「お煎餅も美味しいし、いいコンビだねぇー」
のんびり言って、煎餅をかじる。ばりばり。美味しいものはゆっくり食べたいが、流石にもう食べ終わる。
11/11 15:39:16
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ウーン゛……」

常日頃、どちらかと言うと相手を緊張させ萎縮させるのが悪魔のやり方だ。開拓を終え本業に戻った時が若干不安になった、が、少なくとも悪い気はせず、腑に落ちなさそうに唸るにとどめた。唸るだけでも初対面には威圧感を与えるのだが。

「味の合う合わねぇは良く分かンねぇなァ……でもこの茶はなんつーか、ほっとするな。今までも飲んだ事はある筈なンだが、流し込んで終わりだったし……オイ、見てねぇで食えよ。用も済んだし、茶も飲んだし、コレ食ったら俺は帰るぜ」

見かけによらず少食とからかわれがちな悪魔は少女の内心を察知してか眉間にシワを寄せた。がじがじがじ、煎餅は少しずつだが着々と食べ進められている。
11/11 13:44:20
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「本当に緊張がとけちゃったから」
にこにこしながら、内心感謝しきりだ。だって彼がいなければ少女は耐えられなかった。これだけじゃない。他にもたくさん。

「ありがとう、美味しい!……お茶にも合うねえ」
煎餅に日本茶。やけに現世じみている。味わいとともに記憶が溢れてきたが、少女は見ないふりをした。今はこれを押し留めて、鎖をし明かされるのをふせぐのだ。この感覚に慣れるまで。

今はただ「食べ方かわいいなあ」と思っている。
11/11 12:01:44
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ンだよ、その気の抜けた笑い方」

ムッスリしつつも、実際口にすればムキになっていただろう。長年一人で生きてきた経験が近頃の自身の行動や感情をなかなか認めようとしない。ただ気侭な悪魔が進んで行う以上、彼にとってもまたその関係が心地好いものである事は明白だった。

「そうか、家……まぁ、つまり俺の選択は間違っちゃいなかったってわけだ。そうそう、ふわふわっつーか、やけに口の中にまとわりつく感じでよ……煎餅の方が美味いよな?」

内心のメモなどつゆ知らず、ぱりぱりぱきりと小気味のいい音を立てながら煎餅を咀嚼している。図体の割にひと口が小さい。少女が飲み食いする間中かけて漸く一枚を完食するであろうペースだ。
11/11 09:17:40
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「えへへ」
えへへ。
何で、と問われると笑って返した。妙な表情の変化もそうだし、土産を持ってきたりするところは少女にとって好感の持てるものだ。ただきっとそんなことを言ったらこの悪魔はムキになるだろうし、口にしないで煎餅を齧った。おいしい。

「ん?マツリは和風なお家だったから、こういうお菓子も食べる機会が多かったよ。だから好き!こっちに来てからはめったになかったけど……他のお店か。そうか。そっちはきっとふわふわの生クリームとかだ」
む、と真面目な顔で煎餅を齧っている。この悪魔は味が分からないらしく、食感でこれを選んだと言っていた。クッキーのことも気に入っていたようなので、ふわふわしたのよりもかたい食べ物の方がいいのかもしれない。心の中にメモだ。
11/11 02:11:23
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「お゛……俺が?何でだ、俺はいつも通りだ」

指摘され巻き付けた尻尾の先がビッ、と抗議するように伸び上がった。いつも通りだよな?と内心独りごちる。どうにもこの惑星に来てから調子が崩れる事が増えたようだ。気を引き締めねば、と変に難しそうな顔をして土産を持ち込んだ自身もまた煎餅を手に取ってガリリと齧った。

「これ買う時、若い女連中は他の店に集中してたが、久しぶりって事は嬢ちゃんはこういうの食うンだな?」

幸せそうな顔を見ると伸び上がっていた尻尾の先は満足げにぱたん、ぱたん、と揺れ始めた。
11/11 01:53:49
> ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「えへへ、ほんとはとてもびっくりしてるんだけど、おじさんの方が神妙な感じだからマツリ気が抜けちゃった」
時間が欲しいとはいえ、一度それと決めてしまえば、もう平気らしい。だから悪魔の様子にも気づいたし、その尾がいつもより落ち着かないのも見ていた。

「うん!お煎餅いただきます!」
にこにこしながら頂き物の煎餅を取り出して、一口。ばりばりと咀嚼している時にはもう、何やら幸せそうな顔になっていた。
「久しぶりだよー、おいしいお煎餅だ……!んふふ、しあわせ……」
笑顔だ。
11/11 00:53:49
> 白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「ン、そうか。……まぁ、こんな話聞いてすぐ走って行くンじゃ俺まで驚いちまう。煎餅も折角買って来たンだ。とりあえずは、な。お茶飲んでソレ食って落ち着こうぜ」

落ち着こう、と言う悪魔の方が若干ソワソワしてしまっているのだが。自身の揺れる尻尾に気付くと少し慌ただしくソレを自分の体に巻き付けた。
11/11 00:11:09
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