鬼の部屋
LO#Aで稼働中のキャラの部屋。
寂れて人の寄り付かない、打ち捨てられた施設を使っている。
見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。
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見た目は相応にふる錆びているものの、部屋の中は主が綺麗に掃除したため人の住める環境だ。
ローテーブルにはソファ。どこから持ってきたのか、簡素なテーブルセットがある。
棚にはお茶や保存食。人をもてなす用意はあるようだ。
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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「あはは……大分見た目、変わっちゃってるもんね。仕方がないかなあ。
うん、後悔はよくないからね」
それはわかってる、と頷く少女は、「もうそういう経験をしているから覚悟ができている」とでもいう様だった。
「ちゃんと考える。ううん、もう決めてる気がするんだけど……ちょっと時間が欲しいっていうのかな、うん」
迷いながらもしっかりと言葉にした。それを意とするように、手元のお茶を飲み込む。
恐らくもう、少女の中ではどうするか決めているのだろう。少女は驚いてこそいたが、以前からそのことを考えていたようだった。
うん、後悔はよくないからね」
それはわかってる、と頷く少女は、「もうそういう経験をしているから覚悟ができている」とでもいう様だった。
「ちゃんと考える。ううん、もう決めてる気がするんだけど……ちょっと時間が欲しいっていうのかな、うん」
迷いながらもしっかりと言葉にした。それを意とするように、手元のお茶を飲み込む。
恐らくもう、少女の中ではどうするか決めているのだろう。少女は驚いてこそいたが、以前からそのことを考えていたようだった。
11/10 23:54:55

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「今の見た目伝えてもピンと来てなかったな。ツノ生えただけならまだ分かりそうなモンだが。
……急かしゃしねぇが、後悔だけはしねぇようにな。俺が会ったのは飲み会だの何だのやってるあそこだ。常に居る訳じゃねぇだろうが、あそこに顔出してりゃ会えるンじゃねぇかな」
揺らしていたお茶をぐい、と飲み干した。減らして揺らしていたせいで冷えてきてしまっている。諦めきった世界との繋がりを目の当たりにしたら、どう思い、どうするのか。一度少女が決めた結末とその結末を受け入れた男。気になる事はあれど、いずれも口をついて出る事は無かった。
……急かしゃしねぇが、後悔だけはしねぇようにな。俺が会ったのは飲み会だの何だのやってるあそこだ。常に居る訳じゃねぇだろうが、あそこに顔出してりゃ会えるンじゃねぇかな」
揺らしていたお茶をぐい、と飲み干した。減らして揺らしていたせいで冷えてきてしまっている。諦めきった世界との繋がりを目の当たりにしたら、どう思い、どうするのか。一度少女が決めた結末とその結末を受け入れた男。気になる事はあれど、いずれも口をついて出る事は無かった。
11/10 23:33:24

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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「ありがとう、本当に、ありがとう。突然会っちゃったらびっくりしちゃうもんね!もしかしたら誰かわからないかもしれないし」
死んだと思っている。それはそうだ、確かに自分は”死んでいる”。
「会おうと思えば会える、か……」
沈黙。悪魔にも思うところがある、ということが少女の心に染み入った。
「わかんないよね。あはは、びっくりしちゃって……
どうするか……元の世界……?」
唐突だ。少女にとっては、もう関わることなどないと思っていた世界。だから焦がれていた世界。それが唐突に目の前に現れた。
「えと……うん!ちょっと考えてみるよ。その、アギルベルトおじさんは……どこかに居るの?」
死んだと思っている。それはそうだ、確かに自分は”死んでいる”。
「会おうと思えば会える、か……」
沈黙。悪魔にも思うところがある、ということが少女の心に染み入った。
「わかんないよね。あはは、びっくりしちゃって……
どうするか……元の世界……?」
唐突だ。少女にとっては、もう関わることなどないと思っていた世界。だから焦がれていた世界。それが唐突に目の前に現れた。
「えと……うん!ちょっと考えてみるよ。その、アギルベルトおじさんは……どこかに居るの?」
11/10 22:15:05

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「……正直、伝えて良いものか迷ったンだが、どうするか判断するのは嬢ちゃんのすべき事だと思ってな。
奴は嬢ちゃんが死んだと思ってる。しばらく探すみてぇだから、会おうと思えば会えるだろうよ。ただ……」
言いかけて、押し黙った。手元のお茶を揺らし、じっと見つめた後ゆっくりと息を吐いた。
「いや……一緒に行動してた嬢ちゃんが分からねぇモン、俺にゃ分からねぇよ。具体的にいつまで居るのかは分からねぇが、どうするかは嬢ちゃんが考えな。……元の世界と関わる最後の機会かもしれねぇぞ」
奴は嬢ちゃんが死んだと思ってる。しばらく探すみてぇだから、会おうと思えば会えるだろうよ。ただ……」
言いかけて、押し黙った。手元のお茶を揺らし、じっと見つめた後ゆっくりと息を吐いた。
「いや……一緒に行動してた嬢ちゃんが分からねぇモン、俺にゃ分からねぇよ。具体的にいつまで居るのかは分からねぇが、どうするかは嬢ちゃんが考えな。……元の世界と関わる最後の機会かもしれねぇぞ」
11/10 21:56:55

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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「あ、えぇと……?え……?なんでここに居るの?」
明らかに狼狽した様子で、カップを持つ手に力が入る。聞いたって仕方がないことを聞いてしまう。
「死……そうか、マツリの……そっかぁ、そうなんだ……」
あの、表情も情にも乏しい男がそこまでするとは思わなかった。どうしてここに来たかは解らないが、自分を探すなどと考えるようには思えなかったのだ。
「おじさん、わざわざ教えてくれてありがとう。その人はね、確かにマツリのことを探してると思う」
悪魔の考える通りだ。あの男が、少女の願いの通りこの首を落とした男である。
「そんなことする人だと思わなかった……葬るとか、連れ帰ってやりたいとか――そんなこと考えるような人じゃないんだよ」
マツリは、きっと微妙なところにある悪魔の心境をはかりかねた。こんな話を聞いて、教えに来てくれる気持ちは想像できない。アギルベルトもそうだ。そんな風に動くなんて、考えもしなかった。
だから少女は困ったように笑った。わからないし、びっくりしてしまったから。どうしようね、等と小さく呟いて。
明らかに狼狽した様子で、カップを持つ手に力が入る。聞いたって仕方がないことを聞いてしまう。
「死……そうか、マツリの……そっかぁ、そうなんだ……」
あの、表情も情にも乏しい男がそこまでするとは思わなかった。どうしてここに来たかは解らないが、自分を探すなどと考えるようには思えなかったのだ。
「おじさん、わざわざ教えてくれてありがとう。その人はね、確かにマツリのことを探してると思う」
悪魔の考える通りだ。あの男が、少女の願いの通りこの首を落とした男である。
「そんなことする人だと思わなかった……葬るとか、連れ帰ってやりたいとか――そんなこと考えるような人じゃないんだよ」
マツリは、きっと微妙なところにある悪魔の心境をはかりかねた。こんな話を聞いて、教えに来てくれる気持ちは想像できない。アギルベルトもそうだ。そんな風に動くなんて、考えもしなかった。
だから少女は困ったように笑った。わからないし、びっくりしてしまったから。どうしようね、等と小さく呟いて。
11/10 20:17:47

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「特定の奴と連絡取りたいっつーと、こうやって拠点知ってるかどうか、になるしなァ。それにしたって直接出向かなきゃならねぇンだが……」
合間合間にお茶を啜りつつ、名前を出した途端少女の表情が変わったのを見て確信した。やはりあの男が一緒に行動し、最後に頼まれ、首を斬った人間なのか、と。繋がった所で、また別の悩みどころが浮上するのだが……。
「あー……その、な。……会ったンだ、本人と。嬢ちゃんの居た日本じゃなく、この星で、だ。死体を、元の世界に連れ帰って葬ってやりたいンだと。刀を持ってる知り合いの……つまり、嬢ちゃんの事を探してンだよな?」
結局、正直に述べる事にした。安易にそうしたくない気持ちが何処かにある。とは言え、自身は偶々二人の状況を知っただけの外野に過ぎない。
合間合間にお茶を啜りつつ、名前を出した途端少女の表情が変わったのを見て確信した。やはりあの男が一緒に行動し、最後に頼まれ、首を斬った人間なのか、と。繋がった所で、また別の悩みどころが浮上するのだが……。
「あー……その、な。……会ったンだ、本人と。嬢ちゃんの居た日本じゃなく、この星で、だ。死体を、元の世界に連れ帰って葬ってやりたいンだと。刀を持ってる知り合いの……つまり、嬢ちゃんの事を探してンだよな?」
結局、正直に述べる事にした。安易にそうしたくない気持ちが何処かにある。とは言え、自身は偶々二人の状況を知っただけの外野に過ぎない。
11/10 20:02:16

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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「うーん、連絡だけはちょっと不便かもだよ。こんなに人がいると余計そう思う」
悪魔がどういう認識をしたのかは知らず、少女はのんびりそう言った。我ながらうまくお茶を淹れられたなどと思いながら。
「前の……そうだよ、お父さんの親友の――え?」
少女は続いた名前を聞いて、目を見開いた。
「おじさん、なんでアギーおじさんのこと知ってるの?」
その表情だけで、十分すぎる答えだったかもしれない。
悪魔がどういう認識をしたのかは知らず、少女はのんびりそう言った。我ながらうまくお茶を淹れられたなどと思いながら。
「前の……そうだよ、お父さんの親友の――え?」
少女は続いた名前を聞いて、目を見開いた。
「おじさん、なんでアギーおじさんのこと知ってるの?」
その表情だけで、十分すぎる答えだったかもしれない。
11/10 19:12:13

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
(居眠りした事ありそうだな……)
わざわざ言い直された為そういう認識をした。
「どこかしら集まってる拠点に行きゃ誰か居るとは言え、不便だよなァ……あー、そうそう、その拠点でな……む、どーも」
勧められ、一先ずはお茶を手に取り、啜った。味が分からずとも喉を通る熱さと穏やかな香りは悪魔の気持ちもホッとさせたようだ。どう話したものか、と迷う話題を一口目を飲み干すと同時に切り出す。
「嬢ちゃん、前に、前の開拓ン時に元の世界の知り合いと一緒に居たっつってたろ。そいつ、アギルベルトって名前だったりしねぇか?」
わざわざ言い直された為そういう認識をした。
「どこかしら集まってる拠点に行きゃ誰か居るとは言え、不便だよなァ……あー、そうそう、その拠点でな……む、どーも」
勧められ、一先ずはお茶を手に取り、啜った。味が分からずとも喉を通る熱さと穏やかな香りは悪魔の気持ちもホッとさせたようだ。どう話したものか、と迷う話題を一口目を飲み干すと同時に切り出す。
「嬢ちゃん、前に、前の開拓ン時に元の世界の知り合いと一緒に居たっつってたろ。そいつ、アギルベルトって名前だったりしねぇか?」
11/10 18:37:46

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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「マツリは居眠りしないよ!……しないよ」
途中で何かを思い出したのか言い直した。
「へえ、おじさんが選んでくれたの?もっと嬉しいなあ。創業何百年ってやつだね」
ここに来てやっと悪魔の様子に気づいた。緊張しているような、いつもより堅いような。すぐにいつも通りになってしまったが、少女は首を傾げた。
「んーん、大丈夫だよ?さっきは川の流れを見てたんだ。連絡……そうだね、連絡できたら便利なんだけど、ここは電気も電波もないからなあ」
少女のスマートフォンも沈黙して久しい。
「確認したいこと?なに?あ、お茶は冷める前にどうぞ」
緑茶色の悪魔が何かを躊躇っているのはわかった。それが先の緊張の原因かと思い至り、この悪魔が緊張するなんてなんだろうな、と考える。
だが、あんまり考えても仕方がないと思った少女は、一先ずお茶を啜った。
途中で何かを思い出したのか言い直した。
「へえ、おじさんが選んでくれたの?もっと嬉しいなあ。創業何百年ってやつだね」
ここに来てやっと悪魔の様子に気づいた。緊張しているような、いつもより堅いような。すぐにいつも通りになってしまったが、少女は首を傾げた。
「んーん、大丈夫だよ?さっきは川の流れを見てたんだ。連絡……そうだね、連絡できたら便利なんだけど、ここは電気も電波もないからなあ」
少女のスマートフォンも沈黙して久しい。
「確認したいこと?なに?あ、お茶は冷める前にどうぞ」
緑茶色の悪魔が何かを躊躇っているのはわかった。それが先の緊張の原因かと思い至り、この悪魔が緊張するなんてなんだろうな、と考える。
だが、あんまり考えても仕方がないと思った少女は、一先ずお茶を啜った。
11/10 17:24:18

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「精神統一……ってぇと、そこらに座り込んで居眠りみてぇにぼーっとしてるやつの事か?」
急かされるように座った悪魔は自身の拠点に居る時より幾分縮こまって見える。それでも大きいのだが。
「試食したらそれが一番歯応え良くてな。長く続いてる店なら味も良いンだろう、多分」
何やら言い訳のように説明しているが、少女が喜んでいるらしいのを見て取ると少し安心したように姿勢を崩した。
「あー、ありがとな。連絡も無しに来ちまったが迷惑じゃ無かったか?その、精神統一、の邪魔だったりとか……まぁ、連絡入れようにも入れられねぇンだが……。そもそも連絡取れりゃ確認したい事もすぐ済んだンだが……」
いまいち切り出すのを迷うように呟きながら、少女の持ってきた緑茶を緑茶色の悪魔が見つめている。
急かされるように座った悪魔は自身の拠点に居る時より幾分縮こまって見える。それでも大きいのだが。
「試食したらそれが一番歯応え良くてな。長く続いてる店なら味も良いンだろう、多分」
何やら言い訳のように説明しているが、少女が喜んでいるらしいのを見て取ると少し安心したように姿勢を崩した。
「あー、ありがとな。連絡も無しに来ちまったが迷惑じゃ無かったか?その、精神統一、の邪魔だったりとか……まぁ、連絡入れようにも入れられねぇンだが……。そもそも連絡取れりゃ確認したい事もすぐ済んだンだが……」
いまいち切り出すのを迷うように呟きながら、少女の持ってきた緑茶を緑茶色の悪魔が見つめている。
11/10 14:24:38

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ゴギョウ(287)
マツリ(ENo.85)
「んー、鈍るというより精神統一?みたいなものかな?」
言いながら室内へ。はやくはやく、等と言いながら悪魔を座らせると、自分は早速包みを開けた。
「わ、わ、すごい良いお煎餅だね?ありがとうだよー!これなら日本茶が合うかなあ」
少女はまったき純粋にお土産を喜んでいた。だからひっくり返したり底を探ったりはせず、いそいそとお湯を沸かしている。
「ふふふ、ふ♪」
鼻歌交じりだ。落ち着かなげな悪魔の様子にはどうやら気づいていない。
程なくしてお湯が沸き、少女は丁寧にお茶を淹れて持ってきた。緑茶だ
言いながら室内へ。はやくはやく、等と言いながら悪魔を座らせると、自分は早速包みを開けた。
「わ、わ、すごい良いお煎餅だね?ありがとうだよー!これなら日本茶が合うかなあ」
少女はまったき純粋にお土産を喜んでいた。だからひっくり返したり底を探ったりはせず、いそいそとお湯を沸かしている。
「ふふふ、ふ♪」
鼻歌交じりだ。落ち着かなげな悪魔の様子にはどうやら気づいていない。
程なくしてお湯が沸き、少女は丁寧にお茶を淹れて持ってきた。緑茶だ
11/10 13:23:12

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白鬼祀里(85)
ゴギョウ(ENo.287)
「修行?あー、たまにBUG斬る程度じゃ剣が鈍っちまうとか……?
お、お、おう、そんな急がなくても良いンだが……」
若干少女の勢いに気圧されつつ招かれれば部屋へとあがるだろう。歓迎され慣れていない悪魔は落ち着かなさげにソファの傍で尻尾を揺らしている。
ものものしい煎餅の箱をひっくり返すと二重底の内から札束が……なんてことは無い。ただの硬そうな煎餅の詰まった箱である。
お、お、おう、そんな急がなくても良いンだが……」
若干少女の勢いに気圧されつつ招かれれば部屋へとあがるだろう。歓迎され慣れていない悪魔は落ち着かなさげにソファの傍で尻尾を揺らしている。
ものものしい煎餅の箱をひっくり返すと二重底の内から札束が……なんてことは無い。ただの硬そうな煎餅の詰まった箱である。
11/10 13:10:08