飲み処「あんだーわーるど」

いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞー。

気心知れた誰かとわいわい騒ぐもよし、出会いを求めてひとりでふらっと来るもよし。

のめやうたえや、のめないやつは、まあミルクでも飲んでなさいってこった。

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ぷかぷかと煙を吹かしながら、グラスの氷が溶けるのを待つ事にした。隣の男の話をじっとグラスを目の下に見ながら聞いている、よく磨かれたグラスは丁寧に削られた丸い氷をよく反射していた。
「(例のバカ…心当たりが多いな、まあうなずいたらいいか。)観光ね…、私も似たようなもんさ。ピザの宅配ついでってワケだよ。」
肩を上下に軽く揺らし、質問に応えた。仕事としてこの街には来たが相変わらず本質は語らない様子。火のついた煙草の灰を落としながら、調子の良い声に耳を貸す
「そうだねえ…、静かに呑むのは好きさ。ここも混んでたらどうしようかと思った。表通りにも一軒バーはあったが、あそこは駄目だ。アルコールを覚えたティーンがどうやら白昼から騒いでるらしい…、どこも変わらないな」
(騒がしいのも嫌いじゃないが、)と考えながら調子を合わせるように口を開ける。
11/4 16:10:49
> コルヴォ(501)
「で、何でお前がこんなへんぴなとこの飲み屋に居んの。仕事って柄でもあんめえし。
俺?俺はほら、例のバカのお供で観光」

例のバカから逃げ出して、この小さな飲み屋に辿り着いたらしい。まさかこんな店にいつものウォッカが置いてあるとも思っていなかった所にコトンと例の酒があったのだから、若干男は上機嫌気味である。
「ま、ええやな。ここ、うるせえガキも女も居ねえし。穴場見つけたかもー」
自分も煙管を取り出し、火皿の葉にマッチの火を落として煙を吹かす。
11/4 15:01:25
スタンダードな品揃えの酒の種類を眺めていると、眼の前にことりとグラスを置かれる。主人のマスターは古臭い喫茶店にもいそうな大人しい感じだった。二人が知り合いなのを察してくれたのか、少し離れて邪魔をしないようにグラスを拭き始め業務に戻ったようだ。
「どうも」グラスに手を付けて舐めようとすると、隣の男が気を利かせてくれたのか
「んあ。おう、悪いね」
シガケースを取り出し煙草を咥えて、顔を近づけ火を貰う。
11/4 14:53:40
> コルヴォ(501)
隣の男の視線をゆるゆると追いながら、どうせ酒を物色しているんだろうと決め込んで欠伸した。カウンターの酒をそこはかとなく物色して心中で文句をつけるのは、酒飲みならば誰もが持っている気質だとこの男は知っている。自分だって、そうだからだ。
「ま、俺はね。これがありゃ文句はねえや」
本当はもっと上等な、たまには変わった酒が飲みたい時もある。が、結局これに帰ってきてしまうのだ。女房の尻に敷かれる旦那みたいだ、と男は自嘲した。

「ほれ、火」
どうせ数十秒後にはせがまれるのだ。前もって差し出してやった。
11/4 13:23:35
> ゴーティエ(450)
椅子に腰掛け足を組む。グラスが届くまでの間カウンターの酒を眺めながら、隣の男の声を聞いていた。どうやらここには目当ての酒は少ないらしい…、などと考える。
「そうだよ。(コクリと頷き、男の目の前にある酒瓶に目をやる。)君もいつものか…、世間は狭いなぁ。」
11/4 13:05:32
> コルヴォ(501)
「ああ?なんだお前、奢ってくれんのk・・・って、お前かよ」
隣に座った彼の顔を見て、安心した様な、その反面残念そうな、変な笑顔を見せる。くけけ、と、喉から哄笑が漏れた。
「お前にたかる気はねえや。どーせいっつも何だかんだではぐらかされんだからよ」

「で、今日はイエガーかい」
そう独り言の様に呟く男の目の前にあるのは、男の故郷のウォッカであった。
11/4 11:49:28
> ゴーティエ(450)
(酒場の扉を押し開ける。ギギギと金具の悲鳴が耳に障る…、一瞬顔を歪めては、来たことの無かった酒場へと足を進めた。 マスターの肩越しに酒の種類を見極めながら、カウンターに歩いていると見知った横顔を見たことに驚いた。はぁ、と溜息が出たが奴が居る事はいいニュースだ、質の悪い支払いを求められることは無さそうだから。)(ゴーティエの隣の椅子を引き、マスターに「イェガー、ロック」といつもの調子で声を出した)
11/4 11:45:02
男がカウンター席でひとり、ぐびぐび凄い勢いで酒を呷っている。
男の目の前には4,5本の酒瓶。ひとりで空けたものらしい。

酒の匂いが、ひどく濃く漂って居る。
11/4 10:53:18
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