ねこや

日向と日陰が交互に模様を描く路地裏の一角を曲がると稀に辿り着く部屋。
古民家のような内装で、幾匹の猫と少女がだらだら過ごしている。
部屋の隅の小箱に
ねこや 半刻三十文くらい
と書かれた板が立て掛けられている……。
・荒事を起こそうとすると不思議な力で強制的に外に放り出されるようだ。この2名も例外でない。
・少女は適当なので、金銭を払わずとも何も言われない。ゆるい。
・少女に話しかけることなくモフったりごろ寝しても何も言われない。ゆるい。
 

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> ベックス(187)
すず(ENo.458)
「なんか、電気をつくる工場とか、この機械をつくる工場とか、電気を運ぶための線とか、いっぱい作らないといけないらしいよー」

大掛かりであることを伝えたいのか、身振り手振りも大きくなっている。しかし説明は変わらずふわふわだ。
猫はご満悦だ。膝の上でウトウトしている……。

「ニガテな人だった……なんでだろー、犬だから? まあ、追い出されたらまたここにくればいいよー。一回辿り着けたならいつでも来れるでしょ、たぶん」
12/20 08:35:02
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
「設備か……それが誰でも使えるようにするための苦労なのかな。」
ねこをゆるゆるなでている。
「まあ、野犬になると狼と同じくらい厄介な相手だ。どっちがどっちでも変わらないんだろう。
ああ、そうだな。あいつは猫が嫌……苦手だから、しばらく近寄るなとか言われるかもしれないな。」
苦笑している。
12/18 10:41:48
> ベックス(187)
すず(ENo.458)
「だいたいそんな感じかなー。誰でも使えるけど、そのために必要な設備がたくさんあるって聞くよー」

よくわかんないけど、と付け足した。いろいろわかっていないようだ。
痛かったのか、猫は手を前脚でやんわり押してきた。それでも膝から退く様子はない。

「犬と狼って一緒じゃなかったんだ……。
ふんふん。あたし達と似たようなものかー。鼻がいいならその子の匂いに気がついたりする?」

少女が膝の上の猫を指差した。あなたの服にうりうりと頭を押し付けている。
 
12/14 23:15:50
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
「魔法は確かに便利だが、素質が必要だ。覚えることも多いし。おれは弱いのしか使えない。
こういう、カガク?に似たようなものは見たことがあるよ。古代文明の遺産だとかいう話でな。難しくなく、誰にでも使える便利なチカラだそうだ。きみの言うカガクもそんなものなのかい」

ねこをなでなでしている。結構強めになでるタイプだ。

「あー。どっちも人狼ではあるのか? おれも正直よくわからないんだが。あと犬じゃなくて狼だ。おれも何が違うのかわからんけど」
こっちもわりと分かっていなかった。
「おれの仲間のやつは狼の血が流れた人だ。瞳孔の形が不思議で、歯が鋭くて爪がとがっている。耳とか尻尾とかはないけど、感覚は鋭敏だな。鼻も利くし耳もいい。」
12/13 11:50:24
> ベックス(187)
すず(ENo.458)
「マホーのほうが便利なこともあると思うなー。あなたの世界は、えーと……そうそう、カガクってないの?」

猫は満足そうに目を細めている。手足を崩してリラックスしているようだ。
人の顔色に鈍いのか、あるいは見ていないふりをしたのか。少女はあなたの表情が一瞬変化したことに気がついた様子はない。人狼が分かるかと問われて、のんびりした様子のまま「知ってるよー」と頷いた。

「人のカタチになれる犬のことだよね……うん? 犬の血が流れてる人だっけ?」

つまりよくわかっていなかった。それどころか犬と狼の区別もついていないようだ。
12/11 22:55:34
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
「はは、ツケをされる側になるとはな。なにかあれば遠慮なくどうぞ」
顎を擦り、解説をフムフムと聞いている。布団を捲ったり、コードの先を目で追ったりする。
「魔法よりも高度な技術のようだな……あいつが見たら喜ぶだろうか」
最後のほうは独り言だったが、ねこが乗っかってきたので言われたとおり顎などをうりうり撫でる。
飼ってると言われるとすこしだけ苦しそうな顔をしたが、それは一瞬のことだった。
「……仲間に居るというか。いや、あれは犬じゃなくて人狼だ。人狼って分かるか?」
12/10 10:39:14
> ベックス(187)
すず(ENo.458)
「困ったこと……困ったことかー。今はあんまりないや、ツケでいい?」

ツケでいいかと本来交渉される側であるはずの少女が、来客相手に"困りごとのツケ"を申請するというわけのわからない構図になってしまっている。たぶん何も考えていない。

「魔法じゃないよー。フツーの人間が、暖をとるのに使ってる道具。囲炉裏とか、火鉢とか、なにかあったかいものに机と布団を被せるとコタツができるんだって。これは電気のコタツらしいよー」

どっから電気がきてるかわかんないけど、と付け足した。炬燵を調べれば、コードの先が壁のコンセントに挿してあるのがわかるだろう。
猫はグルグル喉を鳴らしながら、布団越しにあなたの膝の上に乗ってきた。かなり人懐こい個体であるようだ。

「その子によって撫でられて嬉しい場所は違うけど、だいたい顎とか首とか顔周りかなー。あなたは犬を飼ってるの?」
12/8 20:01:01
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
「ありがたい。そうだ、何か困ったことがあれば無償で引き受けることにしよう。なにかないか?」
この男は冒険者なので、タダというのを結構警戒するのだった。
「コ……こたつ、というものなんだな、これは。
それじゃあちょっと失礼して……」
示された場所に入ってみる。そして目を丸くする。
「あったかいな。これは……火の魔法か?」
ぬくぬくしながらねこをなでている。
「犬の扱いは慣れているけど、ねこはどこを撫でれば喜ぶのかわからないんだ」
12/7 10:05:52
> ベックス(187)
すず(ENo.458)
「いいよー」

二つ返事であっさり承諾した。あまり金銭というものに頓着しないタイプのようだ。それか何も考えていないかのどちらかなのだろう。

「異世界の魔法コタツは人を食べるのかー……。このコタツは人食いじゃないコタツだから大丈夫だよ」

入る? と空いている一角を指さして訪ねる。
人食いじゃない炬燵とは一体なんなのか。そもそもなぜ炬燵がアーティファクトになっているのか。そういった指摘をする者は残念ながらここにはいない。炬燵が物理的に人を食べるという少女の見当違いな想像を汲み取り、間違っていると言う者もここにはいない。
猫はおとなしく、簡単に撫でることができるだろう。それどころか、もっと撫でろと言わんばかりに頭を押し付けてくる。
12/5 08:35:24
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
見返されるとこれまた首を傾げて見返す。
「従業員。ここは店ということか…… 君の、君たちの世界で通用する通貨は持っていないと思うが大丈夫かな?」
あなたの浸かっているそれに指をさす。
「この道具はおれの世界にもあった。一度入ると二度と抜け出せない【魔法道具(アーティファクト)】だと聞いている……仲間が一人喰われたことがある。君はなんともないようだが」
話しつつねこを撫でようとするだろうか。
12/4 17:22:02
> ベックス(187)
すず(ENo.458)
少女はあなたの視線を意に介さず炬燵に浸かっている。

「どうぞー。ここ? 別にあたしだけの家じゃあないよー。この子たちもあたしの飼い猫じゃなくって、うーん……なんだろ、ジューギョーイン?」

ふわふわした回答である上に、合ってる? と言うような顔をしてあなたを見返す始末。何も考えていないのかもしれない。近寄ってきた猫はあなたの手をふんふんと嗅いでいる。急に大声を出したりしなければ、逃げる様子はなさそうだ。
12/4 13:01:17
> すず(458)
ベックス(ENo.187)
「おお。こんにちは。」
少女の入っているものに若干眉根をひそめたが、靴を脱いでお邪魔することにしたようだ。
「お邪魔します。ここは君の家か? この猫たちは飼い猫か?」
あなたのそばにしゃがみ、寄ってくる猫にすこし手を近づけてみる。猫の気まぐれさは知っているらしい。
12/4 11:13:21
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