「あはは、何か頭がぼーっとして気持ちいい……」

冷えた身体が熱を取り戻すにつれて、徐々に漲る独特の爽快感を味わっている。

「何度か繰り返せばもっと気持ち良くなれそうだけど、今日は止めとこうかな。部屋に帰れなくなっちゃいそう」

檜風呂に肩まで身体を沈め、改めて温め直した。

「白音さんも電気風呂は危ないかも知れませんね。そのモフモフが電気で逆立ったら、大変なことになりそうで……」

「涼しいをとおりこしてるというか、
　ここまでやるとは思わなかった。」

ごん
「あついさむいつめたい。　
　うーん、なんていっていいのか。
　でも、確かにだんだんなれてきた・・・？」

「確か、これがととのうっていうんだっけ。
　この瞬間が最高に気持ちよくて最高のやつ。
　好きな人はやめられなくなるらしいけど。」

ごん
「電気風呂はいると毛がピーンってしそう。」

「サウナで温まってから水風呂、外気浴でクールダウンを何セットか繰り返してると、ととのうそうですよ。
外気浴は元々寒いフィンランドと違って、日本では寒さが足りないみたいなので、とても寒いクーラー室もここには設置されてるんです」

という訳で、サウナとクールダウンを繰り返していると、水風呂に入っているはずなのに冷たく感じなくなってきた気がするでしょうか？

ラムネ
「あれ、冷たくない？」

ユズリハ
「確か、これを繰り返してる間に体の表面に溜まった熱が水に伝わって冷たくない水の膜を作る……みたいなのを読んだことがあるよ。
だけど、この感覚はそう長くは続かなさそうだから。程々に切り上げて温まりに行った方がいいかな？」

コットン
「それじゃあ、もう一度檜張りのお湯で温まってから、ジェット風呂や電気風呂にいくってことでどう？」

 

「色んなお風呂やサウナに行ったつもりだったけど、まだまだ知らないサウナがあるねぇ。……わ、すごいラベンダーの香り」

アロマの香りを楽しもうと鼻で息を吸い、熱気に耐えかねて慌てて中断する。早々にサウナ室を飛び出すごんの姿に笑みを浮かべつつ、ミミに声を掛けた。

「ミミちゃん、私にもお願いね。10回くらいは大丈夫かな……？」

ぶおーんぶおーん。【1d20 : 9】回ほど耐えた所で限界に達し、サウナ室を退出した。水風呂に身体をゆっくり沈め、芯まで冷やしてから、デッキチェアに腰掛ける。

「はぁ……あ、何か気持ちいい……」

(P：また返信したつもりになってた狐がいるようです。(土下座)

「かけると……？
　凄い香り。いいね。
　こういうのもあるんだ。
　実際に体験したのは初めてだけど、趣がある気がする」

ごん
「普通扇がれると涼しくなりそうなのに。
　ごんもやってみたい」

ぶぉーんぶぉーん
【1d20 : 1】 回ほど仰がれたところでごんは水風呂に向かったようです

「ここにはサウナ向けの服を着て楽しむ岩盤浴や、畳の上で寝転がるサウナなんかもあるけれども、まずは水風呂とスムーズに行き来できるオーソドックスなサウナ室へいこっか」

という訳で、露天風呂エリアに面した扉を開けると、檜張りのサウナ室となっています。
部屋の隅には高温に熱せられたサウナ石の竈が確認できるでしょう。

コットン
「この熱々のサウナ石に水を掛けて蒸気を室内に循環させてるんだけど、アロマ水を使うと……」

そう言いながら、近くに置かれたバケツから柄杓で汲み取った液体を竈へと掛けると、熱気と共にラベンダーの香りが広がる。

ミミ
「大きな団扇でこの蒸気を室内に循環させてから皆さんの体を扇ぐと、一気に熱風で体温が上がるんですけれどもいかがですか？」

と言いながら、まずはお行儀用座っているラムネを扇ぎ始めるミミ。

ラムネ
「あつ……あつっ！？」

十数回ほど扇がれた所で限界を迎えたラムネは、サウナ室を飛び出していってしまいました。
ご希望ならミミが扇いでくれますので、気軽に申しつけ下さいませ。

（ＰＬはスーパー銭湯で１０回程度を２巡目で大体限界になってサウナ室を出て行きます。
　サウナ室が階段状になってる所だと、上に座っている程熱くなるので気を付けましょう）

 

「ふぅ、気持ちいい……何時間も映画を観てると、自分で思ってるよりずっと疲れちゃうみたいだねぇ」

頭に巻いたタオルで髪の毛を纏めると、檜風呂の縁にもたれて肩まで湯船に沈めた。脚を伸ばして脱力し、下半身が浮力で浮かぶに任せている。

「サウナで温まって、水風呂に浸かって、椅子に座って身体を整える、でしたっけ。どんな感じなのか、私も試してみたいですね」

振り返り、サウナの扉へ視線を向ける。興味津々であるようだ。

「おっふろーおっふろー」

ごん
「かけ湯たのしい。
　しっかりかぶらないと
　うーん……いろいろあるけど、
　ごんは露天風呂からはいるー」

「体を洗ったらまずは普通にはいってサウナ……
　整うをやりたい。」

※折角なのでお風呂ロールをやってから、映画鑑賞に戻ろうかと思います。

満天劇場から湯の島へと直接橋が架かってないので、今回は雰囲気を楽しむため屋形船を渡し船代わりに利用することにしました。

コットン
「流石にこの時間からしっかりご飯は食べられないけれども、後日改めてこの船で鍋を突いたり、畳の上でゴロゴロするのも気持ちよさそう」

という訳で、湯の島へ到着したら女湯の脱衣所へと向かい、女湯エリアの屋内区画へ。
総檜張りの広々とした浴槽やジェット風呂、電気風呂に水風呂、サウナや岩盤浴コーナーへと繋がろ扉が確認できるでしょう。
露天風呂側に近い浴槽からは、外の景色も楽しめるようになっています。

ラムネ
「入る前に、掛け湯」

木製の風呂桶を手に取り、掛け湯用のコーナーから湧き出す湯を掬って、互いに掛け合ったりするでしょうか。

そしてまずは7人で入ってもまだ余裕のある大きな檜張りの浴槽へと身を沈める。

ミミ
「お湯だけでなく、檜ならではの香りが心地よいです。まさに羽休めという感じですね」

ユズリハ
「一人でも二人でも、みんなで入るお風呂もそれぞれ別の楽しさがあっていいよね」

ユグドラさんの隣で足を伸ばし、目を細めるユズリハでした。

 

「ヴォルデモートの復活は公となり、その手先であろうアンブリッジも排除できた。少しは戦線を押し戻せたと思うけど、代償は大きかったね……シリウス、あんなにあっけなく死んじゃうなんて。頼れる大人もどんどんいなくなっちゃう」

最期までハリーを守り、死の門の先へ消えたシリウスを思う。

「7部作の5番目が終わって、いよいよ終盤戦に突入だね。残りは謎のプリンスに、死の秘宝に……うん、続きは明日にしよう。続きは気になるけど、さすがにちょっと眠いな……」

物語への没入を解くと同時に、大きな欠伸を一つ。

「うんうん、広い風呂でゆっくり休んで、温かいベッドでぐっすり眠る。最高の贅沢だよねぇ……」

「秘密の武器……」

ごん
「そんなもので乗せられるとは思わなかった。
　アンブリッジは碌な目にあわなさそう。
　恨みつらみがあったのは理解してた……とは思う」

「しかし、その後ちゃんと魔法省いけたけど、
　敵が完全に掌握してるなぁ……
　力量差が酷い」

ごん
「こういう時大人で強い人がいればって思うよね。
　ハリー達学生だし……
　と思ったら助けに来てくれたけど、
　大変な事に。
　敵やっぱり強い……」

「死の呪文乱発しすぎでは？
　しかし、さすがダンプルドア先生、
　ヴォルデモートに一歩も引かない。
　ハリーもよく精神力ではねのけられたなぁ。」

ごん
「今までの積み重ねが無かったら乗っ取られてた気はする。
　うーん。
　終わってみれば無事なんとかのりきっただけど、
　確かにこれからもっと被害でそう……
　大丈夫かなぁ。。。」

「とりあえず、仕切りなおして露店風呂でゆっくりしてから考えよう。
　楽しみー。
　風呂上りはやはりコーヒー牛乳を……！」

 
ハリーを拷問しようとするアンブリッジだったが、ハーマイオニーが「森の中にダンブルドアの秘密の武器がある」と噓をついて、彼を森へと誘導することに。
辿り着いた森で一行はケンタウロスと遭遇。魔法省によって迫害されてきたケンタウロスは、アンブリッジを連れ去ってしまう。
かくして邪魔者がいなくなったのでハリー、ロン、ハーマイオニー、ルーナ、ネビル、ジニーは魔法省の神秘部へと向かう事に。

ミミ
「ハーマイオニーもケンタウロスがここまでやってくれるって分かってて連れて行ったのか気になりますね」

ラムネ
「だけど大人と一緒に行かなくて大丈夫？」

どうにか魔法省の神秘部で辿り着いた一行。そこでハリーは自分とヴォルデモートについての予言が収められた水晶玉を見つけてしまう。
そこへドラコの父・ルシウス達デス・イーターが現れ、水晶玉を奪おうとする。
呪文で戦いながら逃げるハリーたちはアーチのある部屋に辿り着き、ハリー以外の者がデス・イーターの人質とされてしまう。

ユズリハ
「流石に学生と闇の精鋭である大人たちとじゃあ、力の差は歴然だものね。流石にハリーだけではどうしようもないだろうけど……」

この圧倒的な劣勢のタイミングで、シリウスや不死鳥の騎士団のメンバーが駆けつけ、人質になっていた生徒たちをを助け出す。
だが、シリウスは従兄弟であり、アズカバンから脱獄したデス・イーターであるベアトリックスが放った”死の呪文”によって殺されてしまう。怒りからベアトリックスを殺そうとするハリーの前に、ヴォルデモートが現れて命を狙うが、そこに身を隠していたダンブルドアが現れる。

ヴォルデモートは炎でドラゴンを作り出してダンブルドアを襲い、ダンブルドアは水の塊でヴォルデモートを包み込んで対抗する。さらに、ヴォルデモートは砕いたガラスのつぶてをダンブルドアに浴びせようとするが、ダンブルドアはバリアを作って身を守る。2人の対決は決着がつかず、ヴォルデモートは別の手を使うことにする。
俄かにヴォルデモートの姿が描き消えたかと思うと、ハリーの心の中へ入り込み、乗っ取りを仕掛けてきたのだ。

ハリーは過去に起こったさまざまなことを思い出しながら苦しむ。
ダンブルドアは、「いかにあやつと似ているかではない。いかに違うかだ」と声をかけて励ます。
ロンやハーマイオニーを始めとする仲間もやってくる。
自分とヴォルデモートの違いに気づいたハリーは、「おまえは弱いやつだ。愛や友情をなにも知らない。かわいそうなやつだ」と言い放ち、ヴォルデモートを追い出す。かくしてヴォルデモートは、一旦退散するのであった。

コットン
「シリウスが……死の魔法ってあまりにも問答無用できついなぁ。復活の魔法があればいいんだけど、敵側もネクロマンシー使ってないみたいだし、無さそうだよね……」

ヴォルデモートの姿を目撃した魔法省大臣ファッジは、ようやくヴォルデモートの復活を認める。アンブリッジは追放され、ダンブルドアは校長に復帰する。
ハリーはヴォルデモートが持っていない守るべき仲間の存在を噛みしめながら、ホグワーツから人間界に向かう森の道を歩く……という場面で今回のエピソードは幕を閉じた。

ユズリハ
「ここからはどんどん人が死にますよ、って戦いのレベルが一気に上がっちゃったねぇ。
次は”ハリー・ポッターと謎のプリンス”だけど、２１時ぐらいになって来たしお風呂でゆっくりしてから続きは明日にしよっか？」

しっかり疲れを取ろうという事で、湯の島に行ってから寝る事を提案するでしょう。

ラムネ
「ここにあるモニタ付きのお風呂もいいけど、今日は露天風呂の方が嬉しい」

ミミ
「そうですねぇ、羽休めという事で」