アカバネ・ツバキの部屋
『赤羽』という表札の掲げられた、アパートの一室。1LDK。
部屋はゲーム類などの物こそ多いものの、そこそこ片付けられている。
以前は常にカーテンや窓が閉められていたらしい。
部屋はゲーム類などの物こそ多いものの、そこそこ片付けられている。
以前は常にカーテンや窓が閉められていたらしい。
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レナ(ENo.1054)
はた、と手を叩くと、レナは突然空中に指を走らせた。
何か文字のようなものが書いてあるようにも見える。アルファベットに近からずも遠からず、といった様相だ。
「……、……っ!」
何事かを話して、二人の注意を引こうとしている。
何か文字のようなものが書いてあるようにも見える。アルファベットに近からずも遠からず、といった様相だ。
「……、……っ!」
何事かを話して、二人の注意を引こうとしている。
4/5 03:28:01
ツバキ(ENo.1051)
一度レナのほうを見遣って、心配するなとでも言いたげに微笑んでから。
「いやまあ、こだわってるヤツとかあるんスよ。独自言語が設定にあったりとか。
とはいえあんま関係ないっスかね。関係ないよなァ……」
腕組みをして、ひとしきり唸る。
「……一応聞くっスけど、アンさんって塾講のバイトとかしたことあります? 英語の。
それか国際協力のボランティアやったことあるとか。教員免許とか取ろうと思ってるとか」
まあ、彼女の困りようから言ってあまり期待はできないな、というような苦い表情で。それから。
「そっスねえ……。絵とかならとりあえずイメージは伝わるんスかね。私らの間ではそれを試してみましょ。
「いやまあ、こだわってるヤツとかあるんスよ。独自言語が設定にあったりとか。
とはいえあんま関係ないっスかね。関係ないよなァ……」
腕組みをして、ひとしきり唸る。
「……一応聞くっスけど、アンさんって塾講のバイトとかしたことあります? 英語の。
それか国際協力のボランティアやったことあるとか。教員免許とか取ろうと思ってるとか」
まあ、彼女の困りようから言ってあまり期待はできないな、というような苦い表情で。それから。
「そっスねえ……。絵とかならとりあえずイメージは伝わるんスかね。私らの間ではそれを試してみましょ。
言葉は……気合で覚えてもらう他なくねっスかね。教え方は手探り以外の何物でもないスけど」
4/5 02:51:08
アン(ENo.1053)
「その古典も日本語じゃね?
とりま言葉が伝わらないんじゃ何かと不便だし……何とかしてやらないと。そもそもレナがどうゆう理由でこっち来たのかもわかんないし。
こっちで生活するんなら言葉は尚更……ジェスチャーだけじゃ限界もあるし。私手話とかわかんないし」
とりま言葉が伝わらないんじゃ何かと不便だし……何とかしてやらないと。そもそもレナがどうゆう理由でこっち来たのかもわかんないし。
こっちで生活するんなら言葉は尚更……ジェスチャーだけじゃ限界もあるし。私手話とかわかんないし」
4/5 02:33:51
ツバキ(ENo.1051)
ツバキの部屋は——おそらくかつての印象から想起されるそれよりはずっと片付いているだろう。
女子高生一人が暮らす部屋にしてはまったく可愛げが無いというところは相変わらずなのだが。
「……ははァ。よくイセカイテンセーとかで突っ込まれる奴スかね。
お前日本語しか喋れないのになんで異世界行ったら会話できんの、みたいな」
アンの説明を聞き、難しい顔でうんうんと頷いているが、例に出した物はかなり俗っぽい。
「クッソしゃらくせえツッコミだと思ってたけど、こうして現実に起きると、っスよねえ。
……ウーン。ファンタジー古典とかちゃんと読んでおくんだった……」
なんとも難しい、とでも言いたげな表情を浮かべ、再度レナの顔を見る。
「……ははァ。よくイセカイテンセーとかで突っ込まれる奴スかね。
お前日本語しか喋れないのになんで異世界行ったら会話できんの、みたいな」
アンの説明を聞き、難しい顔でうんうんと頷いているが、例に出した物はかなり俗っぽい。
「クッソしゃらくせえツッコミだと思ってたけど、こうして現実に起きると、っスよねえ。
……ウーン。ファンタジー古典とかちゃんと読んでおくんだった……」
なんとも難しい、とでも言いたげな表情を浮かべ、再度レナの顔を見る。
4/5 01:44:14
アン(ENo.1053)
「まぁこうゆう事なんだわ。お邪魔しまーす……っと」
知り合いの部屋の中に入ればワクワクもするものだが、今はそれよりもどうしたものかと途方に暮れる気持ちの方が強い。
ツバキやレナとの再開は確かに嬉しいものなのだが……。
「レナに会った時からこの調子なんだよ。こっちの言ってる事もわかんないっぽい。何があったのか知らないけど……」
知り合いの部屋の中に入ればワクワクもするものだが、今はそれよりもどうしたものかと途方に暮れる気持ちの方が強い。
ツバキやレナとの再開は確かに嬉しいものなのだが……。
「レナに会った時からこの調子なんだよ。こっちの言ってる事もわかんないっぽい。何があったのか知らないけど……」
4/5 01:33:48
ツバキ(ENo.1051)
「——ガチで何も分かんねえ!? 何スかそりゃ!?」
事ここに至ってようやくツバキも何が起きているかを何となく理解したらしい。
非常に驚いた表情で二人の顔を順番に見つめてから。
「お、オッケーっス。ま、まあ……想像つくスけど。上がって上がって。っと……」
そうだ、おそらくレナには『通じない』。
とりあえず道を開け、手招きをすることで中へ迎え入れる意思表示をした。
事ここに至ってようやくツバキも何が起きているかを何となく理解したらしい。
非常に驚いた表情で二人の顔を順番に見つめてから。
「お、オッケーっス。ま、まあ……想像つくスけど。上がって上がって。っと……」
そうだ、おそらくレナには『通じない』。
とりあえず道を開け、手招きをすることで中へ迎え入れる意思表示をした。
4/5 00:51:42
ツバキ(ENo.1051)
「アハハハっ、もーレナってば。どんだけ慌ててるんスか。
もしかして私に会えたのがそんなに嬉しかったり〜?」
「ほらほら、本当マジで何言ってるか聞こえないっスよ。
せいぜい私とアンさんの名前くらい、で——」
もしかして私に会えたのがそんなに嬉しかったり〜?」
「ほらほら、本当マジで何言ってるか聞こえないっスよ。
せいぜい私とアンさんの名前くらい、で——」
4/5 00:49:53
アン(ENo.1053)
「とりあえず中入っていい?あー……ちょっと問題がね」
アンにしては珍しく?困ったような表情でツバキに問う。
レナの様子から想像が付くかもしれないが……。
アンにしては珍しく?困ったような表情でツバキに問う。
レナの様子から想像が付くかもしれないが……。
4/5 00:47:02