どこか

ロケーション設定自由。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
ミオニ(ENo.1042)
「いろいろなものにたましいはやどりますからね。
 ヒロがたいせつにしてきたものにはそうおうの、
 つよいかごがやどるものです。

 クサマハはものをたいせつにするのですよ。
 ……まあかりたやりは、こわしてしまいましたが」

借りパクした槍を破壊したミオニはあのあとこっぴどく叱られた。
紆余曲折あったはあったが、それはそれとして罪悪感が残っている。

抱きしめていた上着を丁寧にたたみ始めて。

「………ねこといぬ、どちらがすきですか……?」

戦争の火種になりそうなものを投げた。
4/30 23:34:06
ヒロ(ENo.1043)
「まあ一応……目立たないけど、色々織り方とか、素材とか、ちゃんとしてるらしいですけど……
そこまで高い服ってほどでもない、かな……こっちにはない技術だから、価値はあがるんだろうけど…
……思い入れは多少、あるから、ありがとう」

服の手入れなど、出来はしないから。
自分ができない分を貴方がしてくれるのは、嬉しい。

それに、やっぱりあなたは、そういう考え方ができるひとなんだ と思うと
知らずすこしだけ、表情を柔くした。

「動物? まあ……うん、嫌いじゃない、けど」

いきなりどうしたんだろう、と不思議そうに視線を合わせた。
4/30 23:23:25
ミオニ(ENo.1042)
「……わう、おとめのもんだいなのです。
 それに、みためよりじょうしつなふくではありませんか?

 もうすこしだいじにつかわないとしたてたひとがこまってしまいます。
 しゅうぜんはしておきますね」

かかっている効果とか、魔法とか、
そういったものは台無しにしてしまうかもしれないし、
第一夢だと思うと、起きてからもう一度しないとなと思ったりして。

「……ところで、ヒロって、どうぶつはすきですか?」

ふと、唐突に。
4/30 23:09:23
ヒロ(ENo.1043)
「え……!?」

はしたないのか……!?
いや着るんだから使うって事じゃないのか!?
もしかしてそれもはしたないの? え、じゃあ今までの一連の流れは一体!?
▼ 少年 は 混乱した!

「ハートの刺繍はちょっと……着れなくなるので……

そんなに気にしなくても洗濯くらい自分でしますよ……?」

そうじゃない。
4/30 22:54:51
ミオニ(ENo.1042)
「つか…………つかう!?
つかうだなんてそんな……はしたない!!」



「へんなことをいっていると、
すりきれたところにハートのししゅうをいれますよ!

……かえすときはあらってかえしますから!」

私のだ!と言わんばかりに
身をよじって上着を自分の体で隠す。
4/30 16:08:59
ヒロ(ENo.1043)
「えっと……そういうもの…なのか……」

クサマハ族、謎が多い。
いっぱい知っていかなきゃなあ、と思いつつ
覚える事が多くて難しい。
勉強が得意なタイプならなあ、とちょっと後悔した。

「……えっと、その……返すのはいつでもいいので、好きな時に使って下さい……」

一応、寒暖差を抑える効果とか、あったはずなのだ。
今となってはボロ布みたいな見た目だけど。
ただ、
目の前でそれをきた貴方を見るのは中々に勇気がいるので……期限を長めにとった。
4/30 13:27:35
ミオニ(ENo.1042)
島で起きたことはほんの短期間で、
その後幾ばくか彼と過ごしてみて、
やっぱり彼しかいない気が、彼女もしているのだけど。

島の男達は皆押しが強くて、
落ちこぼれだったミオニにしてみれば、
あまり関わったことのない怖い人たちだったのだ。
対して彼は大人しくて居心地がいい。

けれどミオニもまた、
自分がこんなにしているから、彼には伝わっているはず!
と信じて疑わない。伝わってはいるかもしれないが、
もうひとつ足らないままでいる。

「…………かまいません。それに、
クサマハはおおかみのいちぞくですから」

言わんとしたことは、まあ、
匂いが強い方が好きかも、みたいな話。
4/30 12:45:50
ヒロ(ENo.1043)
「…………」

でもすぐ返すつもりはないんだなあ、と思った。
大事そうに抱えてるな……かわいい(思考停止)

「……ほんとに、全然綺麗じゃないですけど……良いんですか…」

ぽつぽつと小さい声で一応確認した。


彼からすれば、口には出さないのだけれど
責任は取るつもりである。
それに、たぶん、
貴方が他に好きな人ができた、となったら、それは、きっと送り出すのだ。
だって、どうしようもない事だし、それに。貴方を縛り付けたいわけじゃないから。
そのままの貴方を好きになったから。

でもそれはそれとして、自分が貴方を諦めきれるかというと 
多分また別なんだろうなあ、難しいなあ、と 最近たまに考えていた。

それを全然口に出さないのだから、貴方には全くこれっぽっちも伝わらなくて当然なのだけれど。
4/30 12:30:11
ミオニ(ENo.1042)
ぱたぱた。剥ぎ取った戦利品を確認すると、
一度腕の中に収めた。

………………。

よく考えればこれ、あれである。
彼シャツじゃん!!!!(シャツではない)(??)
あんまり意識したことなかったが、彼は彼なのだ。
彼と彼女で番なわけで、そも番という関係なのか。

正式に結んだ関係でもないし。
第一そういう話あれ以来、してもらってない。たぶん。
一緒にいてくれたり守ったりはしてくれるけど。

「…………ご、ごめんなさい。ついまいあがって」

なんか謝った。
上着を抱いて。
4/30 12:21:21
ヒロ(ENo.1043)
「は!? え……っ!? ちょっと、ミオニ!?!?」

前々から凄い事言う人じゃんとは思っていたが凄い事するじゃん!!!!!
まさか脱がされるなどとは夢にも思っていなかった少年はひどく狼狽したし無理やり引きはがすのもそれはそれで怖くてできなかった。南無。
上着は恙なくはぎ取られていくだろう……。

「どうしてぇ……」

恥ずかしいやら情けないやら嬉しいやらで顔をおおった……。
4/30 12:10:03
ミオニ(ENo.1042)
クサマハにはなんでもある。そう、廃墟ならね。

「えっいいんですか!?
 きますきます、ぬぎましょう!
 ぬげますか!?ぬがしてあげますよ!?」

舞い上がって彼の上着を脱がしにかかる。
上着を羽織ることは果たして彼シャツというのか。
いやだいぶかなり違う気がするし、
Yシャツとかそういうのをいうはずだ。

けれども俄か仕込みのクサマハガールは相変わらず止まらなかった。
4/30 12:00:20
ヒロ(ENo.1043)
「か……どこでそんな知識を……」

また廃墟か、廃墟ってやつのせいなのか。
割と動揺した。かぁ、と頬が熱くなる。
だって、彼シャツに憧れない青少年がこの世に存在するだろうか?いやない(反語)

「……上着はおるくらいなら……」

憧れとかかわいさとか色んなものに屈する少年の姿がそこにはあった。
4/30 04:38:10
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力