足枷の走り屋の遊び場

街の端、使われていなかった廃屋だ。
今は足枷をつけた少年が寝床にしている。

最近、少年そっくりの人形が2つ見つかった。なんで?

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
「ヤなことをされるの 仕方ないって言っちゃダメっスか?」
 不思議そうな顔だった。ちゃんと受け止めるまで時間がかかりそう。
「それで、家の鍵なら オイラにも開けることができて、そのヤなことから守ってくれるっス?オイラを閉じ込めるんじゃなくて……」
 ところで少年の住む建物に鍵があると決まったわけではない。
10/20 19:42:18
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
「…仕方ない、なんてことないよ。いやだって思うなら、それは仕方ないって言っちゃダメ」
と、穏やかなままに少しだけ窘めて。
「うん、…怖いものでも、危ないものでもないから。だから、大丈夫だよ。むしろ、エディを守るために使うものだと思うな」
少しだけ目を細めて、悪い方に勘違いしているなら、その誤解が解ければ、と。
10/20 19:11:47
> 一条 司(418)
「……オイラにはされても仕方ないと思うっスけど、されたいわけではないっス」
 鍵以外にも何か間違った認識がありそうだが、それはともかく。
「家なら自分で開けられる……」
 曖昧に頷いている。微妙に理解しきれていない。とりあえず自分の認識に間違いがあるっぽいとは気づいた。
10/20 18:51:23
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
「え、えっとね…」
勘違いしている。間違いなく。
どう説明したらいいものか、と少しばかり黙り込んで。
「鍵っていうのはね…例えば、エディがいないときとか、寝ているときとかに、知らない人がエディの家に悪戯していったらいやでしょ?
そういう人が入ってこれないように、って家の扉に鍵をかけるんだよ。鍵をかけるのも、鍵を開けるのも、家の扉だったらエディの自由だから…出られなくなったりすることはない、はずだよ」
ここまで説明したはいいものの、その建物に鍵があるのか、どういう構造なのかはわからないため断定的な言い方はできず。
10/20 18:43:54
> 一条 司(418)
「かぎ……。かぎって、かけたら オイラにはどうしようもなくなる奴っス……出られなくなっちゃうっス……」
 どうやら、鍵というものに対して間違った認識をしているようだ。
 たとえ施錠できる場所だったとしても、使っていないと推測できた。
10/20 18:39:30
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
「…成程……」
狭いと言えば狭いが、子供が一人で暮らすなら広い方が大変そうだ。
一つ頷くと、どうにか表情を戻して。
「その扉って、鍵はかかりそうかな?知らない人が入ってきたら危ないから…」
と尋ねて首を傾げてみる。
10/20 18:32:32
> 一条 司(418)
 心配されていると気づいていない少年だった。
「どんな……うー……木の建物で、扉があって、屋根があって、これくらいの広さで」
 これくらい、と言った際には自分で範囲を歩いて示す。乗用車2台くらい停められそうな広さだろうか。
 鍵の話はしなかった。建物が施錠できるかどうか定かでないままだ。
10/20 18:30:15
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
「…や、やっぱり一人なんだ?」
流石に心配だという気持ちが顔に出てしまって。
「建物、か…どういうところ?」
普通だったらちょっと問題のある発言ではあるが、貴方が野宿するよりはましだ、と。
ただ、建物と言ってもいろいろあるから、きちんと施錠のできるような建物でなかったら危険ではないか、と。
10/20 18:21:02
> 一条 司(418)
「ひとりっス」
 貴方の懸念は当たってしまった。
「んーと、ちょっと歩いたトコに誰も使ってない建物みたいなのがあって、そこをちょっと借りてるっス」
 一応屋根がある場所で暮らしているようだ。
10/20 18:18:13
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
もしかしてここはそういう迷い込んだ人が大量にいるんだろうか…と、少し前までいたなんだかこうソレナリな感じの世界を思い出しつつ。
「そっか…じゃあ、エディは今どこで暮らしてるの?…もしかして、一人?」
貴方が前に暮らしていた世界というのも心配ではあるが、現状の方がより重要だ。
明らかにやせぎすなのに一人で暮らしているとなればさらに心配だと、貴方の答えを待つ。
10/20 18:15:32
> 一条 司(418)
「うー……多分。オイラがいた所は、何も生えないくらい乾いてた所っスから~」
 少年の故郷は不毛の荒野という奴だった。
10/20 18:12:24
> 走り屋エディ(203)
一条 司(ENo.418)
「……えーっと、もしかしてエディもここに迷いこんできたの…?」
その口ぶりだと昔からここに住んでいたというわけでもなさそうだ、と若干眉を下げて。
「うんうん、そうだよね」
後の言葉には、男であっていそうだな、と少し安心しながら相槌を打った。
10/20 17:59:23
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力