穴倉
誰かが居るらしい……。
空き瓶に薄く発光しているネモフィラに似た花が一輪差し込まれている。
空き瓶に薄く発光しているネモフィラに似た花が一輪差し込まれている。
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「改造とは一体どんな、……笑顔? 何を言ってる」
物心ついたときから、そんなものはない。
「私に不要だ。必要ない」
物心ついたときから、そんなものはない。
「私に不要だ。必要ない」
11/14 16:29:08
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ラー・トリーズ(564)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「ねっ、そんな事より改造の話ぃ……。検討してもらえますかぁ…?」
あなたが何も問い詰めなければ、少女はそのまま話を巻き戻す。
「きっと、笑顔だって取り戻せると思いますよぉ……?」
すぐそばで、あなたの退屈そうな顔を伺いながら少女は言う。
具体的にどんな改造を行うのか、こちらも聞かれなければ答えない。
あなたが何も問い詰めなければ、少女はそのまま話を巻き戻す。
「きっと、笑顔だって取り戻せると思いますよぉ……?」
すぐそばで、あなたの退屈そうな顔を伺いながら少女は言う。
具体的にどんな改造を行うのか、こちらも聞かれなければ答えない。
11/14 14:17:28
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「デスサンドヴァニアという銘? 銘と聞くと道具みたいな何かだ。
人間と長い付き合い……」
ぼんやりと考える。人間と長い付き合い、それだけだと絞り込めないな、と思った。考えるのを止めた。
人間と長い付き合い……」
ぼんやりと考える。人間と長い付き合い、それだけだと絞り込めないな、と思った。考えるのを止めた。
11/14 12:12:07
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ラー・トリーズ(564)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「にひひっ…!冗談を冗談で返すなんてぇ……冗談な人ですねぇあなたはぁ…!」
あなたの笑えない冗談を聞くと、少女はつばを飛ばして尚のこと面白可笑しそうに笑う。
「殺人鬼って、私の事ですかぁ?……違いますよぉ…。私にはデスサンドヴァニアっていう立派な銘がありますっ!にへへっ!私はですねぇ……。皆さん気づいてませんけどねぇ……。ニンゲンの皆さんとはすっごく長い付き合いなんですよぉ……?」
少女は名乗り、相変わらずいい加減な事を言う。
あなたの笑えない冗談を聞くと、少女はつばを飛ばして尚のこと面白可笑しそうに笑う。
「殺人鬼って、私の事ですかぁ?……違いますよぉ…。私にはデスサンドヴァニアっていう立派な銘がありますっ!にへへっ!私はですねぇ……。皆さん気づいてませんけどねぇ……。ニンゲンの皆さんとはすっごく長い付き合いなんですよぉ……?」
少女は名乗り、相変わらずいい加減な事を言う。
11/14 12:07:44
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「冗談か。
爆弾は抱えたことがある。その時は沢山死んだな。感慨深くも無いが。……冗談だ」
冗談としては正常な人からしたら笑えない内容だ。
「……貴方は俗に言う殺人鬼の類いか?」
爆弾は抱えたことがある。その時は沢山死んだな。感慨深くも無いが。……冗談だ」
冗談としては正常な人からしたら笑えない内容だ。
「……貴方は俗に言う殺人鬼の類いか?」
11/14 10:25:58
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ラー・トリーズ(564)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「……それじゃあ、念のため体内に爆弾でも仕掛けて差し上げましょうかぁ~…?」
あなたが裏切りの可能性を示唆すると、少女はそう言ってげらげらと笑う。ふざけた口ぶりだけではそれが冗談か本気なのか分からない。
「にっへへへへ……。冗談ですよぉ……。あなた一人をここで殺すのは容易いでしょうけど…あなたに人を殺してもらった方が効率よくニンゲンを殺せますからねぇ……。」
少女はまたしてもふざけた事を言う。
あなたが裏切りの可能性を示唆すると、少女はそう言ってげらげらと笑う。ふざけた口ぶりだけではそれが冗談か本気なのか分からない。
「にっへへへへ……。冗談ですよぉ……。あなた一人をここで殺すのは容易いでしょうけど…あなたに人を殺してもらった方が効率よくニンゲンを殺せますからねぇ……。」
少女はまたしてもふざけた事を言う。
11/14 01:19:56
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「……此処でもそうか」
軍に居たころと変わらないな、と。
「恩を仇で返す可能性を考慮に入れないのか?」
最もそんな気は無いが。
軍に居たころと変わらないな、と。
「恩を仇で返す可能性を考慮に入れないのか?」
最もそんな気は無いが。
11/13 20:51:09
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ラー・トリーズ(564)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「えぇ…?見かけで判断しないでくださいよぉ…。こう見えて私、ニンゲンの改造には自信があるんですからぁ〜!!」
あなたに指摘されると、少女は改造がどうとかいかにも悪人のような所業を誇らしげに自慢する。
「えへへぇ…だってニンゲンを助けたら恩を着せられるじゃないですかぁ…。」
あなたに指摘されると、少女は改造がどうとかいかにも悪人のような所業を誇らしげに自慢する。
「えへへぇ…だってニンゲンを助けたら恩を着せられるじゃないですかぁ…。」
11/13 20:26:17
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「助けに? 何故だ。そのような心得があるようには見えない。助けたところで利点も無いだろう?」
濁った赤黒い目で見ている。片方は髪の毛で隠れているが……。
濁った赤黒い目で見ている。片方は髪の毛で隠れているが……。
11/13 19:58:37
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ラー・トリーズ(564)
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「えへへ…。あなたを助けに来たとしたら?」
何か用かと尋ねれば、少女はそう答える。見た感じ僧侶にも薬師にも似つかない少女があなたをまともに治療出来るとはとても思えないだろう。
何か用かと尋ねれば、少女はそう答える。見た感じ僧侶にも薬師にも似つかない少女があなたをまともに治療出来るとはとても思えないだろう。
11/13 14:57:34
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デスサンドヴァニア(560)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「……こんにちは」
彼女の潰れた声はきっと女性の声に聞こえないだろう。その言葉は感情が無く、平坦で一定の音だ。
「何かようか」
彼女の潰れた声はきっと女性の声に聞こえないだろう。その言葉は感情が無く、平坦で一定の音だ。
「何かようか」
11/13 13:16:52
デスサンドヴァニア(ENo.560)
「こんにちわぁ~…?」
穴倉の出口から女性の声がする。姿を見れば、そこには朝日を背にして立つ褐色肌の少女があるだろう。
少女は貴方に対して危害を加えるつもりはないようで、ただただにっこり微笑んでいる。
穴倉の出口から女性の声がする。姿を見れば、そこには朝日を背にして立つ褐色肌の少女があるだろう。
少女は貴方に対して危害を加えるつもりはないようで、ただただにっこり微笑んでいる。
11/13 02:55:46