街外れの研究室

街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。

ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。

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> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「がさつだなんて失礼しちゃうわね!!そんなテキトーな仕事なんかした事ないわよ!」
ぶわ、と長い髪が揺れる。並べられた貨幣は彼女にとって満足のいく額だったらしい、それ以上怒るに怒れない。

「おひねりどうもっ……!」
貨幣を袋にしまいこみ、モリオンの私物にいくつか興味を示す。
研究道具だろうか、はたまた只の日用品だろうか。

「…ね、なんかトランプの一つでもないの?狭いわけじゃないけど娯楽道具っぽいのはなさそうだし。
 どーせ散歩にも出てないんでしょ、頭腐っちゃうんじゃないの」
2/4 23:26:00
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「生憎、先触れなしの訪問者を迎え慣れていないんでな」

少女が中に入ると扉を閉め、後ろからテーブルに歩み寄る。
そこに並べられた薬草を丁寧な手付きで手に取り、状態を確認する。

「ほう、良い品質だな。がさつなお前の仕事とは思えん程度には」

真剣な目つきで薬草を次々と確認していき、全てに問題がないことを確認すると少女に向き直る。

「量は今の段階では必要ない。必要になるようならその時にはまたそう依頼を出す。」

そこまで言うとローブの胸元を漁り、取り出した袋の中から銀貨を数枚テーブルの上に並べる。

「想定していたより中々状態が良い。報酬の上乗せ分だ」

取るように顎で指し示す。一々動作が偉そうであり、人に命令しなれた立場であることが滲んでいる。
1/31 17:49:38
ハイプ(ENo.562)
「あたりまえよ!っていうか!待たせたことに対する謝罪も『ごきげんよう』って挨拶もないワケ?相変わらずヤな奴ね」
入るわよ、とふくれっ面になりながら歩み寄る。手近なテーブルを見つければ、そこに採取した薬草を数種類並べるだろう。流石本職と言うべきか、品質はなかなかで保存方法に至っては完璧に近い。

「量は大していらなかったのよね」
1/24 00:42:47
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
大声の後、少女のもとに少し待っていろ、と無愛想な男の声だけが届く。
どうやら魔術か魔道具か何かしらの方法で中と外の連絡手段が用意されているようだ。
それから五分ほど時間が置かれてから、漸く扉が開かれる。
そして少女を視界に入れると口を開くものの挨拶すらせず本題に移る。

「依頼の品は持ってきたのか?」
1/22 00:35:40
ハイプ(ENo.562)
数日、一週間と日は過ぎて。気付けば半月ほど経った頃、女はまたこの地へやってきた。
相変わらず粗雑な義足をカチカチ鳴らしながら、腰のかばんには色んな薬草が詰まっているものととれる。

「おーい!きたわよ、きてあげたわよー!」

以前のトラップが怖いのか、部屋にはすぐ入らず外から大声で。
1/22 00:12:20
> ハイプ(562)
(ENo.586)
1/21 21:36:20
.(ENo.562)
ハイプはその日から採取へ出かける機会が増えた。
時には国をまたいで見知らぬ土地へ、時には傭兵を雇って険しい山へ。

そのうち上質なものを持ってくるだろう、男を負かす為の大きな土産話もこしらえて。
12/17 23:44:52
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「言われるまでもない」

短く返し、指をさすなと少々嫌そうに眉を顰める。
見送りをするなどという愛想はなく、とっとと行けとばかりにハイプを視線で促す。

「持ってきた物によっては追加料金も支払ってやるさ。まぁ、そこまでの評価の物をお前が用意できるのならばだがな」

そう言って、自身も研究の続きをするために背を翻した。
12/11 23:14:20
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「余裕が出たらそうしますーーっ!ふんっ」
義足のギアを弄り、元に戻ったそれを軽く叩く。簡素な分調整も簡単らしい。
立ち上がりつま先を小突いてみたり、膝を上へ持ち上げてみたり、取り敢えず問題なさそうだ。

女はモリオンを指差して口を尖らせる。
「上質なものもってきてあげるんだから、
 そっちだってちゃんと研究しなさいよね。それじゃ!」
12/9 16:55:20
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「強がる前に日々の暮らしくらいなんとかするんだな。使うべきところに金を使わんからそうして失う羽目になるんだろう」

金をケチって安宿に泊まれば荷を盗まれたり奪われることもあるだろう、と至極当然のことを言う。
野宿のときさえあると知れば、恐らく防犯意識の低さに盛大に馬鹿にした顔をするに違いない。
12/6 16:46:33
> モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「それはその、ホラあれよ、開店資金とか…結構いるし」
尻すぼみになる声。傍に置かれた義足をつけ直しながらいい訳を垂れる姿は実年齢よりも幼く見えるかもしれない。
額にヒットしそうになった金貨を両手でぱちんと受け取ると、座り込んだままキッと男を睨む

「こっちだって施しなんか受けたくないわ!ちゃんと持ってくるわよ!ばぁか!!」
12/4 18:33:13
> ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
床に転がり空腹を訴える少女に溜息を吐く。
義足を拾い上げ、その造りへ改めて目を向けると安物だな、と呟いて少女の近くへと置きなおす。

「あの出来の薬を売っていながら日々の食事代さえ足りないのか。お前、余程商才か運がないのだろうな」

或いは両方か。
呆れるように言った後、懐から袋を取り出し、中の金貨をつまんで少女の元へと弾く。

「報酬の前払いだ。物は素材でも薬でも構わんが中途半端な物を寄越すなよ。端金とはいえ、ただ恵んでやるつもりはない」
12/4 01:45:57
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