街外れの研究室
街外れにぽつんと存在する家。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。
ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。
一見してただの家にも見えるその建物は研究施設でもあるらしい。
ここでは珍しい素材や品質の良い素材、それ以外にも魔力の込められた薬品など様々な物を買い取りを行っている。
あなたはそれらの素材を売りにやってきてもいいし、それ以外の目的で訪れてもいい。
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ングーー!人の不幸を笑う悪魔ーッ!
見てなさいよあんたより成果あげてやるんだから〜〜あ゛ッッ!?」
地団駄を踏んだ義足の固定具が外れて床に転がる。
どうやら最初トラップにかかった時から緩んでいたらしい。
恨めしそうに天井を見上げて小言をこぼしている。
「ひもじい……」
見てなさいよあんたより成果あげてやるんだから〜〜あ゛ッッ!?」
地団駄を踏んだ義足の固定具が外れて床に転がる。
どうやら最初トラップにかかった時から緩んでいたらしい。
恨めしそうに天井を見上げて小言をこぼしている。
「ひもじい……」
12/4 01:25:49
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
舐めるなと言われれば、ふっと口の端で笑う。
馬鹿にしているわけではなく、面白いと言うような笑みだ。
「交渉するにしてもいきなりお前が上と話すことはない。精々俺を通して遣り取りするくらいだろう。本気なら自分を売り込むための資料でもまとめておけ」
実際に買った薬を確認した俺の評価くらいなら添えてやる、と多少は協力する姿勢を見せる。
「……詐欺にでもあったのか?事情は知らんが随分間抜けな話に思えるな」
悔しそうな少女に追い打ちを掛けるように言う辺り、どうにも気遣いにかける男だ。
馬鹿にしているわけではなく、面白いと言うような笑みだ。
「交渉するにしてもいきなりお前が上と話すことはない。精々俺を通して遣り取りするくらいだろう。本気なら自分を売り込むための資料でもまとめておけ」
実際に買った薬を確認した俺の評価くらいなら添えてやる、と多少は協力する姿勢を見せる。
「……詐欺にでもあったのか?事情は知らんが随分間抜けな話に思えるな」
悔しそうな少女に追い打ちを掛けるように言う辺り、どうにも気遣いにかける男だ。
12/4 01:04:57
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「そりゃお金がからむものに適当な事は出来ないわ、舐めないで頂戴」
どれほどの水準を要求されるかはさておき、探究心、好奇心は彼女もある程度持ち合わせている。
かといって自分を安売りするつもりはさらさらなく、どう交渉したものかと唸り声。
「お店を出すつもりだったのよ。……ちょっと不幸の連続で有り金が吹っ飛んだワケ」
思い出せば今でも悔しさがこみ上げるようで、唇をかみしめた
どれほどの水準を要求されるかはさておき、探究心、好奇心は彼女もある程度持ち合わせている。
かといって自分を安売りするつもりはさらさらなく、どう交渉したものかと唸り声。
「お店を出すつもりだったのよ。……ちょっと不幸の連続で有り金が吹っ飛んだワケ」
思い出せば今でも悔しさがこみ上げるようで、唇をかみしめた
12/4 00:39:38
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「元々異界の者の持つ技術を求めての研究だ。真面目に協力するなら報酬は出ると思うぞ。ただし、それ相応の技術や知識を要求されるだろうがな」
対して役に立たないと判断されれば報酬など微々たるものしか渡されまい、と言いおく。
例え少女の持つ技術かそれなりの水準だったとして、それを上に向けて役に立つ技術であるとアピールできなければ技術を安く買い叩かれて終わりだろう。
「しかし要求するのが金銭でなく宿に布団?余程酷い襤褸家にでも住んでいるのかお前は」
そこそこ裕福な男にとっては軍の遠征でもないのに野宿するなど、想像に至らない領域であるらしい。
対して役に立たないと判断されれば報酬など微々たるものしか渡されまい、と言いおく。
例え少女の持つ技術かそれなりの水準だったとして、それを上に向けて役に立つ技術であるとアピールできなければ技術を安く買い叩かれて終わりだろう。
「しかし要求するのが金銭でなく宿に布団?余程酷い襤褸家にでも住んでいるのかお前は」
そこそこ裕福な男にとっては軍の遠征でもないのに野宿するなど、想像に至らない領域であるらしい。
12/3 23:24:39
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
普段から露出の激しい彼女には動きにくそうな格好に理解が及ばなかったが、
すぐに手を離してひらひら手を振る。
「ふ~ん、営業要らずっていいわね。
あっ、あたしが研究に協力したらその上とか言うところから
援助が出たりしないの?宿とか!布団とか!」
彼の苦労を知りもせず随分と図々しい提案をしている。
自覚があるのかは不明だ。とはいえ、野宿続きの彼女にとっては深刻な問題だった。
すぐに手を離してひらひら手を振る。
「ふ~ん、営業要らずっていいわね。
あっ、あたしが研究に協力したらその上とか言うところから
援助が出たりしないの?宿とか!布団とか!」
彼の苦労を知りもせず随分と図々しい提案をしている。
自覚があるのかは不明だ。とはいえ、野宿続きの彼女にとっては深刻な問題だった。
12/3 23:01:17
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「おい、引っ張るな」
何を目的にしてのことかまでは察せなかったようだが、
摘まれたローブが捲られないよう自分も近くを掴み止める。
「研究のための資金は上から出ている。俺はその範囲内で成果を出すだけだ」
口ぶりから男の役目は研究のみで、この世界での資金のやりくりは他に放り投げられていることが窺える。
恐らく元の世界の素材や技術が換金され研究費となっているのだろう。
何を目的にしてのことかまでは察せなかったようだが、
摘まれたローブが捲られないよう自分も近くを掴み止める。
「研究のための資金は上から出ている。俺はその範囲内で成果を出すだけだ」
口ぶりから男の役目は研究のみで、この世界での資金のやりくりは他に放り投げられていることが窺える。
恐らく元の世界の素材や技術が換金され研究費となっているのだろう。
12/3 21:55:23
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「そうでしょうとも、あたりまえよ」
口ではそう言いつつも認められたことは嬉しいようで、表情に滲んで見える。なんとも分かりやすい。
男の話す素材に頷きつつ、忘れそうな事はおうむ返しで確認をとった。一通り頭に叩き込んだ後、ふと疑問に思ったことが。
「……あんたほんと、何で食いつないでるのか謎よね。買い取るばっかりだし」
不躾にも痩せた体を見ようと、ローブの裾をつまむ
口ではそう言いつつも認められたことは嬉しいようで、表情に滲んで見える。なんとも分かりやすい。
男の話す素材に頷きつつ、忘れそうな事はおうむ返しで確認をとった。一通り頭に叩き込んだ後、ふと疑問に思ったことが。
「……あんたほんと、何で食いつないでるのか謎よね。買い取るばっかりだし」
不躾にも痩せた体を見ようと、ローブの裾をつまむ
12/3 21:42:41
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「薬の効果はそれなりに興味深かった。採取は見つかるようなら――」
あっさりとした言葉だが素直に褒め言葉を使わない男にしてはかなり高い評価であることが感じられる。
もっともそれが少女に伝わるかは不明だが。
そして少女の提案に対して掻い摘んでいくつか要望を伝える。
自分の世界に持ち帰ることも想定しているのか、生命力の強い薬草を中心に指定し、物の珍しさよりも品質と状態の良さを優先するよう希望する。
あっさりとした言葉だが素直に褒め言葉を使わない男にしてはかなり高い評価であることが感じられる。
もっともそれが少女に伝わるかは不明だが。
そして少女の提案に対して掻い摘んでいくつか要望を伝える。
自分の世界に持ち帰ることも想定しているのか、生命力の強い薬草を中心に指定し、物の珍しさよりも品質と状態の良さを優先するよう希望する。
12/3 21:30:30
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
「ふん、そーですかそーですか」
対して男を言い負かすことができず頰を膨らませる。
「高くかってくれるなら考えないでもないけど。あんたはどんなのがほしいの?」
金儲けの話なら乗り気のようだ。そういえばこの間の薬はどうだったんだ、とか間に話を挟みながら付近に生息する薬草や素材をあれこれ提案し始める。
対して男を言い負かすことができず頰を膨らませる。
「高くかってくれるなら考えないでもないけど。あんたはどんなのがほしいの?」
金儲けの話なら乗り気のようだ。そういえばこの間の薬はどうだったんだ、とか間に話を挟みながら付近に生息する薬草や素材をあれこれ提案し始める。
12/3 20:51:27
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「言っておくが、俺に体力がないのはそれでも何の問題もなく敵を殺せるからだ。無闇矢鱈に腕を振り回すお前と違ってな」
接近したり避けたりする必要がないので体を鍛える必要がないのだと言外に表す。
面白くなさそうに少女を睨みつけているあたり、自分でも肉体の虚弱さを気にしてはいるようだ。
男にとっては敵を倒すことよりも採取地まで歩くことのほうが大変なのであろう。
接近したり避けたりする必要がないので体を鍛える必要がないのだと言外に表す。
面白くなさそうに少女を睨みつけているあたり、自分でも肉体の虚弱さを気にしてはいるようだ。
男にとっては敵を倒すことよりも採取地まで歩くことのほうが大変なのであろう。
12/3 19:50:46
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モリオン(586)
ハイプ(ENo.562)
ははあ、と何やらニヤニヤとモリオンを見る。
「へ〜ぇ?魔物が怖くておうちに篭りっきりってワケ?魔術師サマは口ばっかりで貧弱ね〜」
やたらと煽るのは仕返しか、
トラップにはまって動けなかったことを棚に上げ嫌味たっぷりに言って見せた。
「へ〜ぇ?魔物が怖くておうちに篭りっきりってワケ?魔術師サマは口ばっかりで貧弱ね〜」
やたらと煽るのは仕返しか、
トラップにはまって動けなかったことを棚に上げ嫌味たっぷりに言って見せた。
12/3 19:40:20
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ハイプ(562)
モリオン(ENo.586)
「自分で行くのを避けたいから買い取りをしているんだ」
そんなことも分からないのか、と言う顔は馬鹿にしているようにも見えるが、同時に苦いものも浮かんでいる。
行きたくない理由があるのだろう。
大半ローブに覆われているとはいえ、確かに男を見れば、生白い肌にガリガリの腕や指先、不健康そうな顔色が目につくだろう。
どう見てもアウトドアに向いているようには見えない。
そんなことも分からないのか、と言う顔は馬鹿にしているようにも見えるが、同時に苦いものも浮かんでいる。
行きたくない理由があるのだろう。
大半ローブに覆われているとはいえ、確かに男を見れば、生白い肌にガリガリの腕や指先、不健康そうな顔色が目につくだろう。
どう見てもアウトドアに向いているようには見えない。
12/3 19:18:13