先輩と後輩

<説明>

 君島&レオンの中学校時代です。
 アイコンは高校生用のをそのまま使用しています。
 イバラ時空かどうかはあえてフワッとさせています。
 〆ました。
 

<人物紹介>
 
君島 隼           
13歳 165cm 中学二年生
襟足が少し長い。
学ランを着ずにシャツの上から
黒いパーカーを着ている。
髪をよくヘアピンで留めている。
この頃は慢性的に隈があり、
“生きる”ことに対して消極的。
十ヶ瀬 玲音     
12歳 157cm 中学一年生
君島のことをリスペクトする
ストーカーじみた男。
運がとてもいい。
この頃は髪を染めておらず、
ピアスも開けていないが
既にパリピ口調。

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うんざりするような大きい声と共に、がさがさと草むらをかき分ける音を立て、葉っぱを頭につけて現れたのはもちろんこいつだ。


入学当初クラスの中心とも言える存在だったレオンが1日に最低1コマは必ずサボったり遅刻したりすれば嫌でも目立つ。
普段の素行は悪くなくても、徐々に不良のレッテルが貼られつつあった。

それが君島を探すためとあっては周りも理解し難く、友達に何度か止められもしたが、何かに取り憑かれたように君島をリスペクトするレオンを前にしては皆呆れるほかなかった。

「今日はここなんすね~~!
 ここもよく来るんすか?!」
7/16 19:44:54
-(ENo.911)
「パイセンはっけん!!」
7/16 19:43:22
君島 隼(ENo.913)
今日はグラウンドにある倉庫の裏……狭いがグラウンドからも校舎からも死角のこの場所は人が来ることは滅多にない。
流石に見つからないだろうと壁に背を預け、煙草を吸っていた。

「………はぁ…」

ため息とともに紫煙が宙に舞う。
毎夜家にも帰らず遊び歩いているせいか寝不足だ。
それに加えて学校ではストーカーに追い回されていてストレス過多…
まだ昼前だというのに疲労感で体が草臥れていた。
7/16 19:42:43
君島 隼(ENo.913)
その日から――

十ヶ瀬レオンと名乗る後輩は、毎日のように姿を現した。

此方が無視し続けてもまるで気にする様子はない。

何度相手をする気がないと言っても、鋭い語気で脅しても、その場ではとりあえず引くものの、次の日には何もなかったかのように笑顔で話しかけてくる。

どうにか捕まるのを避けようと、サボる場所を屋上以外の場所に変えてみた。

校舎裏、中庭、空き教室、体育館裏………だが何故かすぐ見つかってしまう。

超能力でも使っているのかと疑いたくなるほどだ。

此方のペースを乱すその行動に苛立ちが募って煙草の本数が日増しに増えていた。
7/16 19:41:18
-(ENo.911)
———————

—————
——……
7/16 19:40:20
-(ENo.911)
「君島パイセン……コワだったけど、カッコよかったな〜〜!
 明日もここにきたら会えんのかな?」
7/16 19:40:08
-(ENo.911)
「……なんかちょ〜〜ビビッと来た!!!!」
7/16 19:39:52
-(ENo.911)
不思議と、初めて会った気がしなかった。

根拠もなく、これが運命の出会いのようにすら感じている自分がいた。
7/16 19:39:30
(やっぱり、他の人とは違う……。)

牽制されたにもかかわらず、“君島”への興味が増大していく。

あの人のことをもっと知りたい。

どんな人なんだろう。
どんな事を考えているんだろう。

何であんな目をして一人で居たんだろう。
7/16 19:39:17
「…………。」

閉じられた扉の前で暫し惚けて、瞬きをひとつ。

「君島パイセン……」
7/16 19:38:51
君島 隼(ENo.913)
漸く言う事を聞いた相手にフンと鼻を鳴らし、再びついて来ようとしないか警戒しながら踵を返す。
相手との関わりを絶つ様に鉄の扉をバン!と音を立てて締め、去って行った。
7/16 19:38:39
「……」

自分と年齢が一つしか違わないとは到底思えない迫力に圧倒され、その場で立ち止まった。

「……ハイ…………」
7/16 19:38:21
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