先輩と後輩
<説明>
君島&レオンの中学校時代です。
アイコンは高校生用のをそのまま使用しています。
イバラ時空かどうかはあえてフワッとさせています。
〆ました。
<人物紹介>
君島&レオンの中学校時代です。
アイコンは高校生用のをそのまま使用しています。
イバラ時空かどうかはあえてフワッとさせています。
〆ました。
<人物紹介>
君島 隼 13歳 165cm 中学二年生 襟足が少し長い。 学ランを着ずにシャツの上から 黒いパーカーを着ている。 髪をよくヘアピンで留めている。 この頃は慢性的に隈があり、 “生きる”ことに対して消極的。 |
十ヶ瀬 玲音 12歳 157cm 中学一年生 君島のことをリスペクトする ストーカーじみた男。 運がとてもいい。 この頃は髪を染めておらず、 ピアスも開けていないが 既にパリピ口調。 |
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十ヶ瀬 玲音(ENo.911)
「俺はしゃべりたいっす!!
パイセン、ちょーカッコいいっすね!
俺、まじで……ん?」
離れていく貴方を小走りに追いかけ、後ろにぴったりとくっついていく。
「授業出るんすか? 俺も行くっす!
パイセン、二年っすよね? 何組っすか?」
パイセン、ちょーカッコいいっすね!
俺、まじで……ん?」
離れていく貴方を小走りに追いかけ、後ろにぴったりとくっついていく。
「授業出るんすか? 俺も行くっす!
パイセン、二年っすよね? 何組っすか?」
7/16 19:23:59
君島 隼(ENo.913)
「俺はお前なんかと話したくねんだわ……」
ポジティブすぎる解釈に反吐が出る。
凭れていたフェンスから離れ、歩き始めた。
ウザい後輩から逃れるため、この場所から退散する気のようだ。
ポジティブすぎる解釈に反吐が出る。
凭れていたフェンスから離れ、歩き始めた。
ウザい後輩から逃れるため、この場所から退散する気のようだ。
7/16 19:20:18
十ヶ瀬 玲音(ENo.911)
「だから、レオンっす!
ピカピカの一年生っす!」
遠ざけようと払う手つきに、子供らしくわがままで返す。
「え〜〜っでもパイセンともっと話したいっす!
あ、もしかして俺が授業出てないの心配してくれてるんすか!?」
ピカピカの一年生っす!」
遠ざけようと払う手つきに、子供らしくわがままで返す。
「え〜〜っでもパイセンともっと話したいっす!
あ、もしかして俺が授業出てないの心配してくれてるんすか!?」
7/16 19:19:24
君島 隼(ENo.913)
此方の態度などお構いなしで繰り出される質問の数々に、イライラと組んだ腕を指で叩く。
徹底的に無視を決め込むつもりだったが、最後の知ったような口ぶりに眉をしかめた。
「……――んだお前…………煩ぇんだよ…さっきから…」
鋭くにらみつけてシッシと手を振る。
「………帰れ。」
徹底的に無視を決め込むつもりだったが、最後の知ったような口ぶりに眉をしかめた。
「……――んだお前…………煩ぇんだよ…さっきから…」
鋭くにらみつけてシッシと手を振る。
「………帰れ。」
7/16 19:15:59
十ヶ瀬 玲音(ENo.911)
「パイセン、裏ボス的な感じだったってほんとっすか!?
最近はなにもしてないんすか?
なんで授業出てないんすか?
俺はサボるつもりなかったんすけど、うっかりここで寝過ごしちゃったんすよ! 超ウケるくないっすか!?」
無視されているにもかかわらず隣に並んでフェンスを掴む。
臆することなく屈託無い笑みで話しかけ続ける。
そして、一番気になったことを問いかける。
「パイセン、ガッコたのぴよじゃないんすか?
なんか……そんな顔してるっすね」
最近はなにもしてないんすか?
なんで授業出てないんすか?
俺はサボるつもりなかったんすけど、うっかりここで寝過ごしちゃったんすよ! 超ウケるくないっすか!?」
無視されているにもかかわらず隣に並んでフェンスを掴む。
臆することなく屈託無い笑みで話しかけ続ける。
そして、一番気になったことを問いかける。
「パイセン、ガッコたのぴよじゃないんすか?
なんか……そんな顔してるっすね」
7/16 19:15:44
君島 隼(ENo.913)
「………。」
初対面だというのに犬のように懐っこく話しかけてくる相手から鬱陶しそうに視線を逸らす。
問いかけに返事をする事もない。
そもそも何故名前を知っているのか……という点においては、昔から問題児として名を馳せていたため大体予想する事はできたが…
コイツの目的は何だ。
授業をさぼっているということは、あまり素行がいい生徒とは言えないのだろう。
金か?コネか?それとも何か恨みでもあって油断を誘っているのか…
どちらにせよ、こういう輩には関わらないに越した事はない。
こういう面倒が嫌で、人を遠ざけ始めたのだから。
初対面だというのに犬のように懐っこく話しかけてくる相手から鬱陶しそうに視線を逸らす。
問いかけに返事をする事もない。
そもそも何故名前を知っているのか……という点においては、昔から問題児として名を馳せていたため大体予想する事はできたが…
コイツの目的は何だ。
授業をさぼっているということは、あまり素行がいい生徒とは言えないのだろう。
金か?コネか?それとも何か恨みでもあって油断を誘っているのか…
どちらにせよ、こういう輩には関わらないに越した事はない。
こういう面倒が嫌で、人を遠ざけ始めたのだから。
7/16 19:05:23
十ヶ瀬 玲音(ENo.911)
「君島パイセン……っすよね?
俺、十ヶ瀬玲音っす! 一年!」
君島かどうかの確証はないまま近付いていく。
彼の纏う雰囲気は他の生徒とは全く違う。
友人に関わるなと止められていたことなどすっかり抜け落ちていた。
「パイセン、なんでタバコ吸ってるんすか?
なんでここにいるんすか?」
目の前の相手のことが知りたくて仕方がなく、つい無邪気な質問責めに遭わせてしまう。
俺、十ヶ瀬玲音っす! 一年!」
君島かどうかの確証はないまま近付いていく。
彼の纏う雰囲気は他の生徒とは全く違う。
友人に関わるなと止められていたことなどすっかり抜け落ちていた。
「パイセン、なんでタバコ吸ってるんすか?
なんでここにいるんすか?」
目の前の相手のことが知りたくて仕方がなく、つい無邪気な質問責めに遭わせてしまう。
7/16 19:03:47
君島 隼(ENo.913)
「………あ゛…?」
突然声をかけられて視線をそちらへやる。
今は授業中のはずだ。
こんな時間に声をかけてくるのは生徒指導の教師ぐらいのものだが、今回は違った。
元気に声をかけてきた生徒は自分の知り合いでもクラスメイトでもない。
反射的に反応はしたものの、それ以上何か言葉を発することもなく、煙草を吸い続けている。
突然声をかけられて視線をそちらへやる。
今は授業中のはずだ。
こんな時間に声をかけてくるのは生徒指導の教師ぐらいのものだが、今回は違った。
元気に声をかけてきた生徒は自分の知り合いでもクラスメイトでもない。
反射的に反応はしたものの、それ以上何か言葉を発することもなく、煙草を吸い続けている。
7/16 19:03:13
十ヶ瀬 玲音(ENo.911)
(中学生でタバコ……?)
思わず物陰に隠れたままじっとその姿を見る。
中学生とは到底思えぬほどの達観した目。
誰もいない屋上でひとり静かに紫煙を燻らせる様子を見る限り、ただカッコいいからというませた子供のような理由でタバコを吸っているようにも見えなかった。
『死ぬ理由がないから生きている』みたいなその目が、どうしても気になった。
気になって、声をかけてしまった。
思わず物陰に隠れたままじっとその姿を見る。
中学生とは到底思えぬほどの達観した目。
誰もいない屋上でひとり静かに紫煙を燻らせる様子を見る限り、ただカッコいいからというませた子供のような理由でタバコを吸っているようにも見えなかった。
『死ぬ理由がないから生きている』みたいなその目が、どうしても気になった。
気になって、声をかけてしまった。
7/16 18:29:31