彼岸僅かに近しい場所

更地に古く崩れた教会がひとつ。
それは誰のものでも無く、ただ朽ちる時を待つばかりだ。
それだけの場所ではあるが
強いて特筆する点を示すならば……

ひとつ、この場所は”対岸”に近しい事
ふたつ、教会には亡霊が居着いている事
みっつ、更地では白い茨が散見される事

これだけだ。
information!
ここはEno.1130(亡霊)の住処です。来訪者に制限はありません。
『彼岸に近しい場所』とありますが、特別な事はありません。幽霊スポットみたいなものです。
教会付きKBFとでも思ってもらえれば大丈夫です。

また、この場所では不穏な展開になる事が多く予想されます。ご了承ください。

offline_boltリアルタイムチャットを有効化
件表示
refresh
> (1130)
「そうですか?それはおかしいですね。あなたにそれだけの分別があるのなら──」

広げた羽で自らの身体を包み込む。
すると全身が眩い光に包まれ、

8/21 16:56:04
> メリッサ・ベルナールド(1127)
亡霊(ENo.1130)
『ッヒヒ』

耳障りな嘲笑の音。

『歓迎の言葉を吐く気はありませんよぅ?ええ。
……そしてその問いは無意義ですぅ。あーしはあーしですしぃ、あーたはあーただった。それ以上もそれ以下も無いでしょう?』
8/21 16:11:48
> (1130)
「…………同じ死人同士。
どうしてここまで差がついたのでしょうね?あなたもまた、愛されていたというのに」

マスクを外し、"それ"を見上げる。
8/21 15:58:30
亡霊(ENo.1130)
────そこに人の気配も、生き物の気配もない。
8/21 15:49:57
亡霊(ENo.1130)

内部も外見同様、老朽化が進んでいる。
1歩踏み込めば床が軋み、そこに教会本来が持つ厳かな雰囲気は無いが代わりに死んで止まった時が静かに存在しているだろう。
手入れもせず、ただ伸び散らかした髪のように白茨が生え、しかしそこに生命の息吹は無い。

そして。
8/21 15:46:07
> 亡き者(1131)
「今、この場で問い質すよりも、先へ進む方が手っ取り早いでしょう。
どうせ一度は死んだ身です。何を躊躇うことがありましょうか」

大鎌を引き摺り、一人教会の中へ足を踏み入れよう。
8/21 14:09:13
> メリッサ・ベルナールド(1127)
亡き者(ENo.1131)
 肯定。亡き者は頷いて反応を返す。
 次いで、茨の多い教会を指差して。

『俺は興味があって来たばかりだけどな。
 あの教会の中から何処と無く懐かしいような、憎たらしいようなものを感じる。』

 拒絶するかのような茨を、枯れた命を思わせる色を、知っているような気がした、と。

『……あんまり入りたいとは思わないけどな。』
8/21 13:09:52
> 亡き者(1131)
「…………"そんなことがあるわけがない"。
と、僕がそう言う権利はないのでしょうね」

閉じた羽を広げ、辺りに散らす。

「そしてそれは、"あなた"に限らない。
この場はあなたの宿業ではありませんね?──ラークシャス」
8/21 12:33:06
亡霊(ENo.1130)
白い荊棘は鋭く。
指が触れれば棘が刺さり布に当てれば容易くそれを裂く。 
茨に花はなく、来たる者を拒むようにその鋭さを曝け出していた。

よくよく教会の入口を見てみれば、
外よりも内部の方がその茨は多い。
或いは、そこから生えていると思える程。
……鈴の音がその場に響けど、それ以上の音はない。
8/21 10:53:26
亡き者(ENo.1131)
 散らばる白い茨を見て、嗤った気がした。
8/21 10:50:35
> メリッサ・ベルナールド(1127)
亡き者(ENo.1131)
 顔の見えない人の気配をしたものがいる。
 存在しないはずの目が、怪訝そうに貴方を見つめていた。

 ……尾が揺れ、また鈴の音が鳴る。
8/21 10:41:02
> 亡き者(1131)
「……」

血濡れのローブを纏った少年は、
その音の方へ進んでいく。
8/21 10:32:47
コマンド一覧
発言を削除 DELETE
ブロック BLOCK
BAN BAN
コマンドを入力
キャンセル
コマンドを入力