アルムゼルダ魔術学校 図書館

丁字旦/ちゃば様(@a9744c)の小説『薄明のメフォラシュ』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054887205914)作中に登場する魔術学校の設定を使ったシェアワールド創作のトークです。

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> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
あはは、面目無いです。

(さて、どう繕ったものだろうか。思案しつつ、飄々とした調子で肩を竦めてみせる)
(エコーが短剣を拾ってくれたことに心底安堵しながら、微かな震えが残る手を秘かに背中に回した)

(術の効果を見せることが目的なら、自分が本を持ち、エコーが短剣を突き刺せば良いのではないか)
(……とは到底口に出来なかった。それこそ自信が持てない。平静を装い、隠し通すだけの、自信が)
(そもそもエコー自身が本を持つことで高硬度を保てるのなら、)
(本を机に置こうが自分が持とうがエコーの求める条件は満たせないのだろう。殊更無意味且つ無謀な提案だ)

おー、さっすがエコちゃん。ゆうしゅーう。

……本当、此処まで時間と手間を割いてくれただけで十分なんだけどな。

(何度目かの言葉は、今回も望み通りに受け取られることはないのだろう。自分がエコーの言葉を受け取れないように)
(彼女の問いへの答えを見つけ出せないまま、すまなさそうに眉尻を下げる)

ごめんね、エコちゃん。……それからありがとう、俺のこと心配してくれて。
女の人に刺されるような事態が本当に起こるかどうかはともかく、その気遣いは……うん、嬉しいよ。

……でも、その時はその時だと思うんだ。
俺が蒔いた種が元で、俺に罰が下されるなら、それは自業自得ってやつでしょ。
その罰は、……きちんと受けるべきだよ。

(痛いのはやっぱり嫌だけどねー、とくすりと笑いながら付け加えた)
4/2 02:08:04
エコー(ENo.333)
……大分重症のご様子ですね、とエコーは率直な感想を言います
(ちいさく息をつき、儀礼用の短剣を拾いあげる)
その様子では、魔術戦の模擬試合に参加しないのも納得です

はい。エコーでしたら、触れていなくともある程度は術を使えます
(そう言うと、手にした本を机の上に置く)
(それから二節ほどの言葉を発すると、本が発光した後に水晶で覆われた)

……ですが
こちらでは硬度が下がります
端的にいえば、貴重な資料が串刺しにされる恐れがありますから
(そうして術を解除して、再びソラナムに向き直った)

………やはり、エコーではソラナム様に恩返しはできませんか?
3/30 20:54:28
> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
(言及が中断されたことに内心で深く安堵の息を吐く)
(瞳は揺れていない。手も足も声も震えていない。大丈夫だ。……淡々と、着実に心の平静を取り戻していく)
(エコーの謝罪を受け、ひらひらと手を横に振る)

ううん、俺は大丈夫。へーきだよ。
エコちゃんが借りを返そうと……借りなんてやっぱり無いと思うけど、
とにかく、真剣なのはよく分かったから俺も真面目に頑張るよ。

(柔らかく微笑んで、短剣に再度手を伸ばす。今度はしっかりとその柄を握った)
(対象が本とはいえ、刃物――凶器を振るうのは抵抗がある。その本の向こう側にはエコーがいるのだから)
(しかし勉強環境についてこれ以上異を唱えるのは得策ではないだろう。彼女に無用な疑念を抱かせたくない)
(……本は堅い野菜とでも思おう。野菜に包丁を突き立てなどしないが、何でもない日常の一幕だと、思おう)

じゃあ、……やるよ、エコちゃん。

(深呼吸をして、短剣の柄を握り直す。大丈夫。大丈夫だ。エコーの言う通り、刃が本を貫通することはないだろう)
(短剣を持った手を後ろに引き、本を目掛けて勢い良く突き出し――カランカランと高く、乾いた音が足元で響いた)

……あー、ごめんね。また中断しちゃって。
その本さ、エコちゃんが持ったままじゃないといけないの?机の上に置くとか……だめ?
万が一、ってこともあるでしょ?うっかり女の子に怪我させちゃったらいけないし。

(切っ先が本に触れる寸前に、ふっと手の力が抜けてしまった。己の意志ではどうしようもなかった)
(致し方無く、エコーの再提案に難色を示す)
3/11 23:05:33
エコー(ENo.333)
いえ──ですが今のは……
(そこまで言ってから、ふっと言葉を止める)
(ああまで取り乱すのは、きっと彼の根幹にかかわる事で……)
(……自分のような人間が踏み込むべきではないと、弁えていた)

……はい
家のやり方が抜けきっていませんでしたと、エコーは頭を下げて謝罪します

でしたら、そうですね
(いつも持ち歩いている本のあるページを開き、それを破いて別の分厚い本へと挟み込んだ)
(それを体の前で、両手でその端をがっしりと掴み)
こちらに、それを突き立ててみて頂けますか
これでしたら貫通する恐れもありませんと、エコーは安全を保障します
3/11 20:44:40
> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
(訝しまれている。冷静に。努めて平静を保たなければ。己に言い聞かせ、薄く呼気を洩らす)
(グラスグリーンの瞳を細め、口角を上げた)

刺せ、なんて言うんだもん。びっくりしちゃった。
おどかさないでよ、エコちゃん。

もっとこう……平和的なやり方は無いの?

(さっさと踵を返してしまいたいが、それでは尚更怪しまれるだろう)
(借りを返したいというエコーの気持ちを汲みつつ、違う方法で以てこの場をやり過ごしてしまおう)
(そんな思いで緩やかに首を傾げた。努めて、努めて普段通りに)
3/10 08:02:47
エコー(ENo.333)
術の効果をお見せするのに最適なだけであり危険はないとエコーは──……

…………ソラナム様?
(いつものソラナムとは明らかに違ったその様子をみて、言葉が途切れる)
(悪趣味だと言われればその通りかもしれない……だが)

(──それだけにしては、なにか様子がおかしいきがした)

ソラナム様、落ちついてください
エコーは……エコーは何か、してしまいましたか
3/10 00:37:46
> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
(案外あっさり引いてもらえたようだ。意外そうに、しかし安堵した様子で瞬き、息を吐いた)
(……のも束の間。どうやらそう簡単には話を切り上げられないらしい)

戦闘用でないにしろ、俺は別に魔術を教わる気はないんだけどな……。

(意志の強さでエコーに勝てる気はしない。一先ず彼女の指示に従っておいて、キリの良いところで退散しよう)
(そう思索しながら言われるがままに短剣に手を伸ばし――)

……っ。

(その柄に触れるすんでのところで息を呑み、ばっと勢い良く手を引いた)

……何言ってるの、エコちゃん。
実践授業にしたって、……ちょっと趣味が悪いんじゃない?

俺にエコちゃんを刺せるわけないでしょ。
……そういうの、よくないと思うな。

(一歩、二歩。先刻よりも素早く後退し、努めてゆったりと首を横に振ってみせる)
3/9 23:38:43
エコー(ENo.333)
はい、無論です
エコーとて、ソラナム様にそういった魔術を教える気はありません
(ソラナムの反応をみて、それは分かっていたというような様子で本を机に置いて)
ですので、エコーが教えようとしているのは――……

……いや、そうですね
言うよりも見せる方が早いです、とエコーは一人で納得します
(そう言ってから、机の上から短剣――儀礼用の小さなもの――を取り出し、ソラナムへ差し出す)

エコーを刺していただけますか、ソラナム様
3/9 23:21:42
> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
(二度目のノー。どうしたものかと思案顔で頬を掻く)
(先刻呑み込んだ言葉が脳裏に蘇る。……これはなかなか手強そうだ)
(エコーの視線から逃れるべく僅かに顔を背けつつ、詰められた分だけ後ろに距離を――)

なんで!?

(取るつもりだった足を前へ踏み出し、心外だと言いたげに目を丸くした)

刺される、って……それ言われたのエコちゃんで二人目なんだけど……。
マイちゃん先輩はともかく、女の子のエコちゃんにまでそう言われるのって流石にどうなの……。
俺に刺される理由なんてある訳ないでしょー?

(不服そうに口を尖らせる)

それに、俺は後方支援専門なの。
戦場に出るより家事をしてたいし、戦うにしたって皆みたいにドンパチやったりしないの。……分かってくれる?
3/9 23:03:19
エコー(ENo.333)
それもいいえです
それではエコーの気が済みません

くわえて──
(後ずさりするソラナムにつかつかと近づく……心なしか目つきがいつもより鋭い……)
付け加えるならば、ソラナム様が魔術戦の講義に参加している姿を見たことがありません
と、エコーはソラナム様を問い詰めます

よいですかソラナム様
確かに魔術は人を幸せにはしてくれませんが……害意から身を護るために最低限は出来てしかるべきです
(そう言ってから、こほんと咳払いして、言いづらそうに目を逸らしてから)
それに……
その……ソラナム様は……

いつか女性に刺されるのではないかと……(大真面目)
3/9 21:29:27
> エコー(333)
ソラナム(ENo.577)
(エコーが努力家であることは今までの短い付き合いの中でも察しが付いている)
(本人がそう言うのならば、魔術そのものだけでなく肉体をもしっかりと鍛えているのだろう。……が、)
(自分よりも小柄で且つ女性で恐らく年下であろう彼女に断言されてしまう程自分は頼りなく映るのだろうかと)
(両手を握ったり開いたりしながら尚も苦い心地で小首を傾げる)

俺が好きでしたことなんだから、細かいことは気にせずに受け取ってくれればいいのにー。
エコちゃんは真面目というか、律儀というか……。

(頑固そう、という言葉は発さずに呑み込んでおいた)
(差し出された本の表紙とエコーを交互に見つめて首を反対側へ倒す)

……これ?

(いまいち合点がいかない。……否、予想は付くのだが、理解や納得をしたくないと言うべきか)
(後ろへ一歩、足を向ける)

……エコちゃんの気持ちはよーく分かったよ、ありがとー。
俺にはもうそれだけで十分。

ほら、自分の勉強とかあるでしょー?
俺なんかに構ってたら時間が勿体無いんじゃない?
3/9 12:10:39
エコー(ENo.333)
いいえ
ソラナム様のアレは、明らかに釣り合っていないとエコーは計算しました
(お礼をした本人がそういっているにも関わらず、きっぱりとそう言い切って)
それに無用な心配です、これでもソラナム様よりは肉体的にも鍛えておりますので

……そう、借りの話でしたね
エコーが返せるようなものは、”これ”しかありません
(ソラナムが視線を移したその本の山を指して、その一冊を取って表紙を見せる)
(どれも初歩的で実用的な――どちらかといえば荒事向けの――魔術の研究資料のようだ)
3/7 21:55:36
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