殺人喫茶「赤とんぼ」

表向きはインスタ映えしそうな喫茶店だが、実は殺人鬼が多く出入りしている喫茶店。店主は当然情報屋。

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> 雨月アヤ(286)
ヒツギ(ENo.211)
「あはは、アヤちゃんは相変わらず子供だなあ……
 大人のレディにそうやってなんでもかんでも聞くものじゃあないよ。
 言わぬが花って言葉もあることだしね。」

ま、答えられる範囲では答えてあげるけど、と笑みを深める。

「なるほどね、それが一番アヤちゃんらしい回答なのかもね。
 小難しい事考えるのは苦手そうだし?
 ……昔の私だったらそんな中途半端なって怒ってただろうけど。
 ま、今は赤の全く他人だからねえ、余計な口出しはしないでおくよ。」

また決闘なんて申し込まれても困るしね、と首を振る。

「いいんじゃあないの、なるようになる、って流されて生きるって
 人間には短すぎる生き方だけど、寿命がいくらでもあるならそういうのもさ。
 昔の方が可愛げはあったかもしれないけど、今の方が素敵だと思う。」

そんな言葉を送りつつ、姿はそう変わらず、中身は大人になった彼女を眺める。
………もしかして、胸はまた大きくなったのかもしれない、と、少しばかり昔の姿を思い返しながら。
 
10/11 18:53:25
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「……此方こそ」

━━何に己をも省みたか。細めた目が少しだけ柔くなる。というか、微妙にその目が顔や胸元、足などと泳ぐ。
ほおう、なんて小さく息まで着いてから、にこ、とやおらに笑顔になった。

「……良いセンスの服だね。見習いたいよ。綺麗なお嬢さんが、快活さと鍛えられた躰を隠さないでいる姿は、”凄く眼に善い”」
10/11 17:55:41
> ヒツギ(211)
「それはどーも。私も綺麗なひとは好きだよ、同性なら尚のこと」

━━━━ちらり、と横目に貴女と話していた金髪の美女を見た。
どうもそこについて隠す気は無いような口振り。しかし。
そこで貴方から視線を外すことは、同時にもう一つの答えを告げている。
きっと、そうではないのだろう。と。

「私は、ただ通りがけに綺麗な喫茶店で綺麗な人が話してるのに惹かれて入って、美味しいスイートポテトと珈琲に舌鼓を打ちたいだけ。そこに変わった話題が云々あったってさ、やりたい事を邪魔されないなら善し」

ぱく、とスイートポテトを一口食べて、ほ、とした顔で笑む。

「ないよ。逃げられないし、逃げたら居場所もない。詰みって所よ。
別に不満がある訳でもない。
剣術は好きだよ、一番好きな偉人は柳生宗矩だし、一番得意なのは新陰流の構えだし。……って、知ってるかな、そもそも」
こんなお洒落なお店をやる人が、物騒な話題で話す。少なくとも、それというのは学ではなく手段なのだから、知りうる得ないは人に寄るだろうと、長々に告げた後、苦く笑んだ。
10/11 17:50:33
> 泰石寺紗秧(207) ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
会釈をされて、慌てるようにこちらもぺこっと頭を下げる
…なんだか見ちゃってスイマセン、という言葉が伝わってくるような動作である

──同時に、見透かされるような視線にほんの僅かに、居心地の悪さを覚える

「……?」

もちろんそれがなんなのかは、アホのこの子にはわかっていなかったけれど
10/11 17:22:31
> ヒツギ(211)
雨月アヤ(ENo.286)
「そうなのかな。……ヒツギさんとまた会えるなんて思ってなかったから、色々聞きたいことが湧いてきちゃった」

甘い蜂蜜とミルクの香り
誘われるようにカップを手に、口元へと運ぶ
……動揺した気持ちが少しだけ、落ち着いた気がした

「私の中だとヒツギさんはなんでもソツなくこなすイメージがあるの。
 そうやって人斬りをやめずとも人を斬らずに過ごすことだって、できてるんですもんね。
 ……私ですか? 私は何も変わってませんよ。人斬りの私は私とは違う他人。
 無理にそれに近づいて、覚悟を決めようとして、大事なものを忘れるところだったし…無理はしないことに決めたんです。もうきっと、なるようになります」

人斬りとしての自分から逃れられないならもはやそれはそれ
悩んだり苦しんだりせず、そうなってから考えよう
ある意味では達観したとも言える、それが良いのか悪いのか、それは結果次第だけれど

ふぅ、と小さく溜息をついてスイートポテトへと手をつける
……こういうものを作る才能もあったんだなぁ、と何だかあの頃を思い出しながら
10/11 17:20:14
ヒツギ(ENo.211)
「うん、頭の良い人は好きだよ」

少なくとも、ただの喫茶店ではない、ということくらいは分かっている事。
そしてその上で、あえて踏み込まずに黙っておく事。
その二つへの称賛の意味を込めて、彼女はそんな事をいって笑った。

「家柄ねぇ……そういうのもなかなかに大変だよね。
 家から逃げようって思ったことはないの?
 まぁ、自分から学んでいるって言っているくらいなんだから、
 それなりに気に入ってるのかな?」
10/11 16:34:33
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「あ、ありがとう御座います……おぉ」

物々しい話題で話す店主が持ってきた、如何にもお洒落なカフェーの品らしいスイートポテトと珈琲に、小さく感嘆を零す。
珈琲で先に喉を少しだけ潤してから、相手の言葉に肩を竦めた。

「……そういう事にしておきます。

……まぁ、護身もありますけど、家柄で学ばざるを得ないんです。
武術流派の当代頭主、なんて立場にされているものですから。
女になんてものを覚えさせるんだとも言わず、自ら率先してお勉強してる私も私ですけど」
10/11 16:02:24
> 泰石寺紗秧(207) 雨月アヤ(286)
ヒツギ(ENo.211)
「はい、スイートポテトとホットコーヒー、おまちどおさま。」

しばらく待つと、戻って来た彼女は順番に品物を置く。
スイートポテトは生クリームつきで、いかにも甘そうだ。
最後にミルクポットを置くと、にっこりと笑った

「確かに変わった話題を喋るお店、ではあるかもね。
 そ、ここはちょっぴり変わったお店なんだ。
 メイド喫茶とかさ、そういう感じのものだと思ってくれればいいよ。」

剣から目を逸らす彼女とは逆に、刀の方に視線を向ける。

「あなたも剣術をやるんだね、護身用、とかなのかな?」
10/11 15:26:56
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
変わった話題、なんて言い方はちょっと軽率だったろうな、と言ってから頬を掻く。

その目が決して奇異な物を見たようなものでも、笑みのようなものでもない色を滲ませたのは、それが「設定」なんてものじゃないととうに見えているからだろう。
細められる目は、少しだけ自分の刀から視線を逸らした。
10/11 08:06:31
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「━━━━。」

視線に気づいたらしく、注文を終えた後に上げた顔が、すっとそのまま流れるように視線の主に向けられる
小さな会釈だけして、数秒、視線が向けられた。

……赤い目の奥に、金色の円目。数秒の視線は、じり、と、肌に残るような、「視」を伝えた。
10/11 07:54:56
> ヒツギ(211) 雨月アヤ(286)
「あ、あぁ、まぁ」

落ち着かない様子を悟られる。癖、という訳では無かったが、濁すようにそう返した。
先の話していた金髪の美女も自分へと視線を向けてきているし、ひとまずは注文をすることにした。お店だし。

「変わった話題でお話するお店ですね。……ええと、それなら、スイートポテトを一つ、それから、暖かい珈琲があれば、それも」
ちらり、と自分の上着に視線を落とした。別に財布が不安なわけではなかったが、値段はどのくらいになるんだろうと言うのを、今は見つけられなかった。
10/11 07:52:47
> 雨月アヤ(286)
ヒツギ(ENo.211)
「せっかく見逃して貰えたんだから、そこは素直に喜んでいいんじゃあないかなぁ。」

自分を思ってくれる人の泣き顔が浮かぶと、死ねなくなるし、殺せなくもなる。
相手にも、そうやって泣く人がいる、その顔が、彼女に重なってしまうから。
見逃したわけじゃあない、殺せなかった、そもそも殺す気自体、きっと最初からなかった。
だから、あの戦いは引き分けだ。アヤちゃんには言わないけれど。そっちの方が楽しいから。

少し悔しそうな顔を見て小さく笑うと、ホットミルクね、と机に置いた。
はちみつの甘い香りがあたりに漂う。

「ヒツギさんですからってどういう意味?
 ………私は今も人斬りだよ、確かに、人は斬らなくなったけど、
 それで人斬りまでやめられるものじゃあないからね。
 
 アヤちゃんは?人斬りとしての覚悟は決まったのかな。」
 
10/11 07:50:55
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