月明かりの花畑
その花畑は亡くした人や無くした物の幻を見れるらしい。特に、ここに来る時になくした何かを思い浮かべていたりしたらよく見えるらしいが…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
あくまで物言わぬ幻…
この花畑の入り口になる森に来た時点で何か亡くした/無くした過去を持つ者なら導かれる様にこの中心地の花畑まで導かれるだろう…
そして、その花畑の隅にある小屋に住まう男性が1人…
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ソルス(ENo.441)
「そう、か…俺みたいな……事になってるやつ……珍しくな、かったのだろう……そんな中……たい、へん、だった事だろう……」
言ってる事自体は正常だ。ソルスという人間が言う事に他ならない。
「奇妙、本当に……だから、俺のこの名前も……俺の物か…記憶が曖昧だけど…記憶が一杯…で。それも、この森……の造形に関わったのだろう…衰弱、なんて事が、なくて…良かっ…た。ここに、引き寄せられてしまっ、たのだろうな……
…ああ、その理解で正しい…。だから、ここから、出るわけには……。魔力自体は、悪いもの……ではないが、使いすぎたのが……良く、ない……と言った具合…で…
逝って…しまっ……でも、みれたら…確かに、俺が、迷い他人の側ならきっと、見えた者をひたすらに追って、それでも、良かった、のだろう……それに、脱出出来た人がいるなら…ああ、そうだ、きっと、逃げタ人も…いルはず……
……そうだと、良いな……」
淡々とそう語る様子にやはり救われる。
責められてもおかしくない事だから、自分のせいで犠牲者が出たであろう事も事実だから。
「あ、ああ…ああ……ありがとう…本当にたす、かる……」
水袋を震える手で受け取り、危なっかしい事に自覚があるからか、落とさないようにしっこりと抱えている。
言ってる事自体は正常だ。ソルスという人間が言う事に他ならない。
「奇妙、本当に……だから、俺のこの名前も……俺の物か…記憶が曖昧だけど…記憶が一杯…で。それも、この森……の造形に関わったのだろう…衰弱、なんて事が、なくて…良かっ…た。ここに、引き寄せられてしまっ、たのだろうな……
…ああ、その理解で正しい…。だから、ここから、出るわけには……。魔力自体は、悪いもの……ではないが、使いすぎたのが……良く、ない……と言った具合…で…
逝って…しまっ……でも、みれたら…確かに、俺が、迷い他人の側ならきっと、見えた者をひたすらに追って、それでも、良かった、のだろう……それに、脱出出来た人がいるなら…ああ、そうだ、きっと、逃げタ人も…いルはず……
……そうだと、良いな……」
淡々とそう語る様子にやはり救われる。
責められてもおかしくない事だから、自分のせいで犠牲者が出たであろう事も事実だから。
「あ、ああ…ああ……ありがとう…本当にたす、かる……」
水袋を震える手で受け取り、危なっかしい事に自覚があるからか、落とさないようにしっこりと抱えている。
2/26 23:45:24
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「過ごしていた環境が環境だったからな」
敵意が無ければ、ラーは手を出したりしない。それは弁えている。
「覚えているがお前のものなのか分からない記憶か。奇妙だな。私も彷徨って此処にたどり着いた口だ。どうやって来たのか分からん。
知らなければ、気づかぬ内に衰弱死していたかもしれない。そちらの魔力がどのようなものなのか分からないが、体には良くないのだろう。自身の魔力がこの場所に満ちているからこそ、まだ動けると考えていいんだな。
分かっていただろう。だが、それでも追うくらいだ。その方がいいのだろう。手を伸ばし得られなかったとしても、追って逝けるのだからな。中には我に返って、脱出できたものもいるだろう」
淡々と言う。当事者でも何者でもないラーは、それらしき言葉を淡々と紡ぐ。読み取るなら、自己責任なのだろうが。
「ああ、ありがとう。では、こちらは飲みかけ以外の水でも渡しておこう」
食料を受け取れば、腰につけていた数個の水袋をソルスさんに渡すだろうか。
敵意が無ければ、ラーは手を出したりしない。それは弁えている。
「覚えているがお前のものなのか分からない記憶か。奇妙だな。私も彷徨って此処にたどり着いた口だ。どうやって来たのか分からん。
知らなければ、気づかぬ内に衰弱死していたかもしれない。そちらの魔力がどのようなものなのか分からないが、体には良くないのだろう。自身の魔力がこの場所に満ちているからこそ、まだ動けると考えていいんだな。
分かっていただろう。だが、それでも追うくらいだ。その方がいいのだろう。手を伸ばし得られなかったとしても、追って逝けるのだからな。中には我に返って、脱出できたものもいるだろう」
淡々と言う。当事者でも何者でもないラーは、それらしき言葉を淡々と紡ぐ。読み取るなら、自己責任なのだろうが。
「ああ、ありがとう。では、こちらは飲みかけ以外の水でも渡しておこう」
食料を受け取れば、腰につけていた数個の水袋をソルスさんに渡すだろうか。
2/26 21:23:26
ソルス(ENo.441)
「消耗…何らかが目に……ああ、ラーは、分かるんだな……隠しても、分かる人には、分かるものだな…」
化けの皮が、といった具合で先程までと同じ表情を作ろとしても口の端がひくりと釣り上がる。何がおかしいのか、分からない、だが自分がどんな顔をしてるのかすら最早…
変わらず敵意などは、ない。
「ああ、俺も、この世界に来た時までの事はちゃんと、覚えて…でも、その記憶すら俺のなのか…分からない……ここにいつから居たのか…本当は、曖昧で…
こんな規模の術…俺も分からない内に使うなんて…どうかしてる…ここを維持する魔力、それでああ……こんなに体が…
でも、この中は俺の魔力で満ちてる…から、辛うじて動いてる……
……救われ、たのだろうか……見えて、良かったのだろうか…この森は、迷わせて、惑わせ…て…行方不明の人も生きてるか…どうか…
俺の、せいなのに……俺の……」
先程よりも口調は危なっかしい、散文的な印象。
保とうとしてるのだろう、ちゃんと目の前の彼女と話す為に──
小走りで近くの小屋に駆けて行って戻って来たときにはビスケットや干し鱈、ドライフルーツなど各種保存食と、手作りらしきキャベツ、トウモロコシ、人参、玉ねぎがそれぞれ小さく切られて入ってるスープが入れられた瓶の入ったカゴを持って戻ってくる。
「遅く、なったな…これ、食糧……」
化けの皮が、といった具合で先程までと同じ表情を作ろとしても口の端がひくりと釣り上がる。何がおかしいのか、分からない、だが自分がどんな顔をしてるのかすら最早…
変わらず敵意などは、ない。
「ああ、俺も、この世界に来た時までの事はちゃんと、覚えて…でも、その記憶すら俺のなのか…分からない……ここにいつから居たのか…本当は、曖昧で…
こんな規模の術…俺も分からない内に使うなんて…どうかしてる…ここを維持する魔力、それでああ……こんなに体が…
でも、この中は俺の魔力で満ちてる…から、辛うじて動いてる……
……救われ、たのだろうか……見えて、良かったのだろうか…この森は、迷わせて、惑わせ…て…行方不明の人も生きてるか…どうか…
俺の、せいなのに……俺の……」
先程よりも口調は危なっかしい、散文的な印象。
保とうとしてるのだろう、ちゃんと目の前の彼女と話す為に──
小走りで近くの小屋に駆けて行って戻って来たときにはビスケットや干し鱈、ドライフルーツなど各種保存食と、手作りらしきキャベツ、トウモロコシ、人参、玉ねぎがそれぞれ小さく切られて入ってるスープが入れられた瓶の入ったカゴを持って戻ってくる。
「遅く、なったな…これ、食糧……」
2/26 17:20:52
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
結果を大人しく聞いている。
「己のものであるなら、確かに気づけないな。それに体調に直結するなら相当消耗している。何らかが。目に見えるからな、実際」
直接的な表現はあえて避けたらしい。視界に見えぬ魔力以外ならば、ソルスさんの精神的動揺が目に見えてたのだ。それも、ギリギリのような。狂って死んだ同僚を思い出す。
「いつの間にか己にすら気づかない幻を生み出すようになっていた感じ、だろうか。……まあ、少なくとも迷い人もある意味では救われたのではないか。私が言うのもアレだろうが」
それこそ、追いかけてそのまま消える程の幻だ。何もないより良いのだろう。ラーには無いのであくまで予想でしかなく、分からないが。
「にしても、大規模だな」
「己のものであるなら、確かに気づけないな。それに体調に直結するなら相当消耗している。何らかが。目に見えるからな、実際」
直接的な表現はあえて避けたらしい。視界に見えぬ魔力以外ならば、ソルスさんの精神的動揺が目に見えてたのだ。それも、ギリギリのような。狂って死んだ同僚を思い出す。
「いつの間にか己にすら気づかない幻を生み出すようになっていた感じ、だろうか。……まあ、少なくとも迷い人もある意味では救われたのではないか。私が言うのもアレだろうが」
それこそ、追いかけてそのまま消える程の幻だ。何もないより良いのだろう。ラーには無いのであくまで予想でしかなく、分からないが。
「にしても、大規模だな」
2/26 13:29:11
ソルス(ENo.441)
有難い、と言う言葉に安堵の首肯を返す。
この少年は人の助けにとにかくなりたい性分なのだろう。
しかし、彼女の体がボロボロなのまでは感じ取れていない、分かっていても治癒術は不得手故に歯痒さを感じる事となるだろう。
蝶々が嬉しそうに舞い踊る。蝶と花、月明かり、景色としては感想を抱くなら綺麗と言われる類であるのは違いがないだろう。
して、結果を聞かれれば静かに頷く。
重い溜息と冷や汗を流しながら、いけない仮面が、剥がれてしまいそうになる。
正気のまま、語るのだ。
「ここは、俺の生み出した…幻だ…質量…香り…音…は、あるけど…この森も、花も、蝶も、月も、夜空も…すべ…て…
森の魔力が…散漫して…読み取れ、ないはずだ……俺から発信された……魔力…だから……俺の魔力が、俺の知らない幻すら、生み出す、様に……それで、迷い人が……」
顔を手で覆っている。
この事実に、気付かないふりをしていたのではないか、否、何が認識できていて、何が認識できてないのかすら、既に曖昧になっているのだ。
故に、彼女に聞かれなければ気付こうとしなかったのだろう。
この少年は人の助けにとにかくなりたい性分なのだろう。
しかし、彼女の体がボロボロなのまでは感じ取れていない、分かっていても治癒術は不得手故に歯痒さを感じる事となるだろう。
蝶々が嬉しそうに舞い踊る。蝶と花、月明かり、景色としては感想を抱くなら綺麗と言われる類であるのは違いがないだろう。
して、結果を聞かれれば静かに頷く。
重い溜息と冷や汗を流しながら、いけない仮面が、剥がれてしまいそうになる。
正気のまま、語るのだ。
「ここは、俺の生み出した…幻だ…質量…香り…音…は、あるけど…この森も、花も、蝶も、月も、夜空も…すべ…て…
森の魔力が…散漫して…読み取れ、ないはずだ……俺から発信された……魔力…だから……俺の魔力が、俺の知らない幻すら、生み出す、様に……それで、迷い人が……」
顔を手で覆っている。
この事実に、気付かないふりをしていたのではないか、否、何が認識できていて、何が認識できてないのかすら、既に曖昧になっているのだ。
故に、彼女に聞かれなければ気付こうとしなかったのだろう。
2/26 12:30:19
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「近くに……? 食料が無事に得られるだけでも私には十分有難い」
安全に得られるならそれに越したことはない。なんせ、長時間の激しい運動はボロボロの体に負担がかかるものだ。
見える綺麗な花畑を見て、空を見る。此処は月明かりが当たる場所らしい。少なくとも目に見える情報では、だが。こういう光景を人は「綺麗だ」と言うのだろう。先程の蝶々に対する感想の様に。
「ああ」
そして、結果が出るまで暫し待つ。
「……何かわかったのか」
その声を聞いて、聞き返すだろう。
安全に得られるならそれに越したことはない。なんせ、長時間の激しい運動はボロボロの体に負担がかかるものだ。
見える綺麗な花畑を見て、空を見る。此処は月明かりが当たる場所らしい。少なくとも目に見える情報では、だが。こういう光景を人は「綺麗だ」と言うのだろう。先程の蝶々に対する感想の様に。
「ああ」
そして、結果が出るまで暫し待つ。
「……何かわかったのか」
その声を聞いて、聞き返すだろう。
2/26 05:34:14
ソルス(ENo.441)
「覆うもの…敵意……はない…何だろう何かすごく、近くに…っ…あ…あぁ、困った時は誰にでも訪れるからな、そんな時助け合えるなら心強いし、ああ、いつでも頼ってくれ!このザマじゃ…今は食料を分けるので限界だが…はは…」
頭を押さえていた片手でそのまま頭を誤魔化す様に掻く。森から出れないのでは、助けになれないなと少し自虐気味に。
ようやく見えたそこは不気味な森に反して月明かりの当たる青い小花が群生している美しい花畑だろう。
「ん…魔力感知は得意だ。少し…やってみる…」
今迄は魔力が散漫してるこの森気にやられる事が多かったが、何か、何かがわかりそうなのだと。以前よりも辺りの気配に注意を向ける。
目で、辺りを観て耳を注意深く辺りに向ける。
何かないかと、感じ取れないかと、魔力の気配が辺りに散っている、それは確か、あと、感じ取れる魔力の気配は──
「…………………」
思い出し、心当たり、魔力感知は自身とて感知の対象外でなく──
森のそれはしっかりと感じ取れずとも、では自身の魔力は…
「……これ、は………」
頭を押さえていた片手でそのまま頭を誤魔化す様に掻く。森から出れないのでは、助けになれないなと少し自虐気味に。
ようやく見えたそこは不気味な森に反して月明かりの当たる青い小花が群生している美しい花畑だろう。
「ん…魔力感知は得意だ。少し…やってみる…」
今迄は魔力が散漫してるこの森気にやられる事が多かったが、何か、何かがわかりそうなのだと。以前よりも辺りの気配に注意を向ける。
目で、辺りを観て耳を注意深く辺りに向ける。
何かないかと、感じ取れないかと、魔力の気配が辺りに散っている、それは確か、あと、感じ取れる魔力の気配は──
「…………………」
思い出し、心当たり、魔力感知は自身とて感知の対象外でなく──
森のそれはしっかりと感じ取れずとも、では自身の魔力は…
「……これ、は………」
2/26 05:22:24
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「ああ、本当に何かに覆われている様な気がするな。
確かに食料は得にくかった。それでも食い繋ぎながら歩いてきたが。……町から離れているのか。それは少々不便だな。その時が来たら私も頼む事にしよう。こういうのは、ああ、困った時はお互い様というのだったな」
どちらにしてもソルスさんが関係しているのは間違いないのだろう。暗い森の中を見やる。
「思い出して平気であるなら、思い出すのも一つだろう。そうでないなら、おすすめはしない。ああ、お前は魔力とやらは感知できる者か? この森、どのように感じるか、聞いてもよいだろうか」
花束が見える。森の中、隠れた赤、歪み、何らかの争いの跡、有り得そうなのは弔いだろうか。
確かに食料は得にくかった。それでも食い繋ぎながら歩いてきたが。……町から離れているのか。それは少々不便だな。その時が来たら私も頼む事にしよう。こういうのは、ああ、困った時はお互い様というのだったな」
どちらにしてもソルスさんが関係しているのは間違いないのだろう。暗い森の中を見やる。
「思い出して平気であるなら、思い出すのも一つだろう。そうでないなら、おすすめはしない。ああ、お前は魔力とやらは感知できる者か? この森、どのように感じるか、聞いてもよいだろうか」
花束が見える。森の中、隠れた赤、歪み、何らかの争いの跡、有り得そうなのは弔いだろうか。
2/26 03:45:16
ソルス(ENo.441)
「何もかもが奇妙だろ…月明かりを完全に閉ざす程の木ではないのに…」
月明かりの通る道が閉ざされている。
果たしてその月明かりすらも…覆われているというのは、それは正しいだろう。
「ああ…この森に来るまでにも中々食料を確保出来なかっただろ?この辺りは少し町からは離れてるから、買う時はまとめて…って感じで。
自分が使う用の水も結構その人に使ったから、買い出し、本当に困ったらお願いする事もあるかもしれないな、逆もまた然り、俺も元気になったらそれ位はするからな」
森の闇はまるでソルスに付き纏っているようにも思える、闇…暗いそれは果たして闇なのか…月夜が捕らえるのか──
「森に意思…魔力、幻覚……何か、分かり、そう…だが…」
頭を軽く手で押さえながらもようやく木々ばかりの景色から花束だけの光景が先の方に見えるだろう。
魔力探知を得意とするソルスも何やら様子がおかしい、感じ取れるはずの物をハッキリとは感じ取れていない。否、ここに限っては何もわかっていない…
魔力自体は、ソルスと森に充満する物は同一である。
月明かりの通る道が閉ざされている。
果たしてその月明かりすらも…覆われているというのは、それは正しいだろう。
「ああ…この森に来るまでにも中々食料を確保出来なかっただろ?この辺りは少し町からは離れてるから、買う時はまとめて…って感じで。
自分が使う用の水も結構その人に使ったから、買い出し、本当に困ったらお願いする事もあるかもしれないな、逆もまた然り、俺も元気になったらそれ位はするからな」
森の闇はまるでソルスに付き纏っているようにも思える、闇…暗いそれは果たして闇なのか…月夜が捕らえるのか──
「森に意思…魔力、幻覚……何か、分かり、そう…だが…」
頭を軽く手で押さえながらもようやく木々ばかりの景色から花束だけの光景が先の方に見えるだろう。
魔力探知を得意とするソルスも何やら様子がおかしい、感じ取れるはずの物をハッキリとは感じ取れていない。否、ここに限っては何もわかっていない…
魔力自体は、ソルスと森に充満する物は同一である。
2/26 03:22:07
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「独自の環境か……。夜空と月……森の中を照らさない月か」
歪みを認識すれば、上も何らかで覆われているのだろうと思うと視線を戻した。
「買い溜めていたのか。……出ると体調を崩す、と。食料は買い溜めてあるのか。今後によっては困りそうだな。買い出し位なら出来るが。風邪の時の水は大事だしな」
囚われている? 引きずり込まれている? それとも別の何かか、だが何に? 出られない何かがあるのだろうか。ソルスさんは出ては、いや、此処に居なければいけないと思って、此処に居るくらいしか分からないが。
「ああ。先程、森に魔力があるといったな。それかもしれない。森に意思があってそうなっているのかは分からないが」
さすがに魔術師の類ではない為、目の前の少年と森に充満する魔力が同じかどうかはラーにはハッキリと分からない。
歪みを認識すれば、上も何らかで覆われているのだろうと思うと視線を戻した。
「買い溜めていたのか。……出ると体調を崩す、と。食料は買い溜めてあるのか。今後によっては困りそうだな。買い出し位なら出来るが。風邪の時の水は大事だしな」
囚われている? 引きずり込まれている? それとも別の何かか、だが何に? 出られない何かがあるのだろうか。ソルスさんは出ては、いや、此処に居なければいけないと思って、此処に居るくらいしか分からないが。
「ああ。先程、森に魔力があるといったな。それかもしれない。森に意思があってそうなっているのかは分からないが」
さすがに魔術師の類ではない為、目の前の少年と森に充満する魔力が同じかどうかはラーにはハッキリと分からない。
2/26 00:32:49
ソルス(ENo.441)
「そうだな…ここが何やら周囲の環境とは異なる…独自の環境を持っている事しかまだ分かっていないからな…もう少し注意深く見てみる…
ん、ああ。水と交換で、俺としても助ける」
木々の隙間から見えるのは夜空、そして月。
しかし、月が浮かぶにしては森の中を月明かりが照らされる事はない、森はひたすらに暗い。ソルスの心にザワつきが生じる度に景色が歪む、その時に空もまた起きている事に気付くだろうか。
「つい最近まではこの場所から出て他の場所に顔を出したりもしたが…今は少し体調を崩してるのかな…この森からは出ようとしても出た瞬間に気分が悪くなって…食糧は買い溜めてたけど…水はこの前迷い込んだ人が風邪ひいちゃってて…」
介抱に結構使った、という事故に、水の補給はソルス側としても助かるらしく。
「覆われてる…?隠されて…幻術か何か…か?」
ん、ああ。水と交換で、俺としても助ける」
木々の隙間から見えるのは夜空、そして月。
しかし、月が浮かぶにしては森の中を月明かりが照らされる事はない、森はひたすらに暗い。ソルスの心にザワつきが生じる度に景色が歪む、その時に空もまた起きている事に気付くだろうか。
「つい最近まではこの場所から出て他の場所に顔を出したりもしたが…今は少し体調を崩してるのかな…この森からは出ようとしても出た瞬間に気分が悪くなって…食糧は買い溜めてたけど…水はこの前迷い込んだ人が風邪ひいちゃってて…」
介抱に結構使った、という事故に、水の補給はソルス側としても助かるらしく。
「覆われてる…?隠されて…幻術か何か…か?」
2/25 22:28:25
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ソルス(441)
ラー・トリーズ(ENo.564)
「全体を見たわけでは無いのか。雨が降らないにしては、乾いてないな。……この森の地理や様子を理解するのも一つかもしれない。
では、取引は水と交換という事でいいだろうか」
ラーは迷わず着いていく。もし、森から空が見えるならば空を見ようとするだろうか。この森からソルスさんが出ていないのなら、本当に雨などが降っていないのならば栄養の状況とかも気になるものだ。動物だけではなく水も存在しないのならば、この森で生きていくのは通常ならば危ういだろうと。生存において、水は一番重要だ。水無くしては生き物は早々と死に逝くのだから。
「私の目から見えた情報が真実の欠片なのならば、今の状態では見つからないかもしれない。寧ろ、覆われていると考えてもいい」
では、取引は水と交換という事でいいだろうか」
ラーは迷わず着いていく。もし、森から空が見えるならば空を見ようとするだろうか。この森からソルスさんが出ていないのなら、本当に雨などが降っていないのならば栄養の状況とかも気になるものだ。動物だけではなく水も存在しないのならば、この森で生きていくのは通常ならば危ういだろうと。生存において、水は一番重要だ。水無くしては生き物は早々と死に逝くのだから。
「私の目から見えた情報が真実の欠片なのならば、今の状態では見つからないかもしれない。寧ろ、覆われていると考えてもいい」
2/25 01:09:46